こんにちは。図書館の学長室ブログメンバー、(K)です。
今年度3回目の図書館セミナーを平成27年11月26日(木)16:20-18:10、図書館ラーニングコモンズで開催しました。
講師に税務会計学科の泉潤慈先生をお招きし、「税法の解釈について」というテーマで講演をしていただきました。当初は頂いたテーマが難しくも感じられましたが、昔話や、過去の経験を基に、解り易い解説を頂きました。講演には心理学科学生をはじめ全6名の参加がありました。寒い中のご参加ありがとうございました。
講師に税務会計学科の泉潤慈先生をお招きし、「税法の解釈について」というテーマで講演をしていただきました。当初は頂いたテーマが難しくも感じられましたが、昔話や、過去の経験を基に、解り易い解説を頂きました。講演には心理学科学生をはじめ全6名の参加がありました。寒い中のご参加ありがとうございました。
講演では始めに、
漫画でおなじみの「一休さん」の話のなかから、「このはしをわたるべからず」のフレーズをテーマとし、個々人による日本語の理解のしかたの違いについて話がありました。参加者の中でも、"はし"を"橋"と考える人、"はし"を"端" と考える人と様々で、日本語の難しさを痛感しました。
このテーマを基に、法律(税法)の解釈のしかたについての議論に移りました。税法の解釈についても、税金を納める人の立場によって、その理解には違いが発生しました。例えば、平成22年に実際にあった、「ホステスの給料に関する課税の適用範囲についての裁判」などを参考に、他学科の学生でも解りやすい解説がありました。
また、「需要と供給曲線」をもとに、一般企業や個人商店が利益を上げたときの税の動きについての説明があり、収支帳簿を付けることが難しい個人商店への課税方法や、マルサ(国税査察官)は実際にあるのかについての話にまで発展し、参加者からは質問が飛び交い活発な意見交換の場となりました。
次回の図書館セミナーでは、平成28年1月28日(木)図書館内ラーニングコモンズにて、建築学科4年生の内海偲さんと藤原美樹先生による「物語にみえる建築・インテリア」についての講演を予定しています。
自由に聴講できますので、ぜひご参加ください。
学長から一言:泉教授、話しの導入がうまい!!!これが、後の活発な議論につながりましたねッ!!!