2013/11/07

アウトリーチプログラムを導入した新たな学芸員養成教育の取り組み

海洋生物科学科では、平成24年度福山大学教育振興助成を受け、「ふれあい出前水族館」を活用した学生の社会人基礎力養成教育を実施しました。

普段は海に馴染みのない山間部の小学校や、介護老人福祉施設などに於いて、学芸員養成課程履修者を中心とした4年生が創意工夫をしながら活動を行いました。

この取り組みによって学内生活だけでは接することのない小学生や要介護者とのふれあいを通し、コミュニケーション能力や専門知識の必要性を認識する彼らの教育の場となりました。

さらに、本年度は教育内容を発展させるために、出前水族館や出張授業などのアウトリーチプログラムを実施するに当たり、事前学習としてグループディスカッションを積極的に取り入れ、実施後には事後学習として問題点を取り纏めて整理し、企画力と実行力を養成しました。

本年度の活動成果は・・・
①神石高原町立三和小学校における出前水族館の実施
②大学祭での特別展の企画と展示
③地元産業を紹介する「じばさんフェア2013」での出前水族館の実施などです。

これらの体験活動は学生たちの貴重な学芸員養成教育の機会となり、彼らの学芸員としての資質の向上が図られています。

(海洋生物科学科 Kenji♪)
この魚はねぇ・・・小学生にお魚の生態を説明中!!

タッチングプールでは、ヒトデたちとの触れ合いが・・・♪

生徒のみなさんに、海とお魚の話しをしました!!

大学祭では、身近な瀬戸内の魚類を自分たちで採集して展示しました。

「じばさんフェア2013」では、出前水族館を実施!!

子どもたちにも大人気でした♪


学長から一言:大学キャンパスから飛び出した、すばらしいアクティブ・ラーニングですね。。。こんな授業なら私も受けてみたい!