2014/06/23

人間文化学科「文化フェスタ」


こんにちは。人間文化学科の学長室ブログメンバーYです。

人間文化学科から、学科の学生が中心となって企画運営するイベント「文化フェスタ」についてお知らせします。今年度リーダーとして活動している2年生の小林さんに、イベントの内容やおススメの企画などを聞きました。



―日時や場所など基本的な情報を教えて下さい。

昨年の文化フェスタの様子。今年度は「発表」ではなくトーク形式などを取り入れ、くつろいだイベントにしたいそうです。

今年の文化フェスタは823日(土曜日)にエフピコRiMの9階「多目的スタジオ」で開催します。時間は13:30開場、イベントは13:5016:00です。
 今年度は「おやつ」を通じた世代間交流・地域交流をテーマにしています。
 当初は、「スイーツ」だったのですが、高級なイメージのある「スイーツ」ではなく、身近で親しみやすいということで「おやつ」になりました。

※6月23日の投稿では8月9日(土曜日)の開催となっていましたが、他の大学行事の都合により8月23日(土曜日)に開催日が変更となりました。ご注意下さい。


―今回のイベントの企画にはどのようなものがありますか?

 大学生の企画は、①備後おやつタイムトラベル(昔のおやつや現在の創作おやつ、未来のおやつを紹介します。) ②ご当地Oh!やつ(県外の学生がトーク形式で地元のおやつを紹介します。) ③3時だよ!!全員スムージー!!の3つです。

 イチオシの企画は③のスムージーです。学生が事前に考案したスムージーをその場で試飲して、レシピの配布も行なおうと思います。

スムージーは、氷やヨーグルトの入ったミックスジュースのようなもので、その中に福山らしいものや季節の食材を入れようと思っています。福山といえばバラ、また、アンズの産地なのでそういったものを入れたいと思っていますが、どんなものができるかは当日のお楽しみです。

 スムージーを飲みながら、幅広い世代の地域の人と交流を深めたいと思います。

また、現在、地域の高校からも発表や展示の企画を募集しています。



―文化フェスタを企画運営して、楽しい、よかったと思うことは?
企画書を確認する小林さん。手前のノートにはこれまでの会議の内容や、いつ何をしたかをまとめているそうです。ノートは来年「文化フェスタ」を企画する後輩に引き継ぎたいとのこと。

 メディア情報文化学科の同級生や、地元企業の方など、知らない人と話す機会が増え、コミュニケーションをとることができる点が一番です。人前で話したり、初対面の人と話したりすることはあまり得意ではなかったのですが、今はそれが楽しく、自分が少し変わったように思います。


―逆に大変なことは?

 人をまとめるのは難しいことだと思います。それも含めて、授業だけでは分からない、いい勉強になっていると思います。
 

―当日はどんなイベントにしたいですか? また、このHPを見ている人に一言

 当日は、子どもからお年よりまで、多くの人に楽しんでもらえるイベントにしたいと思っています。おいしいスムージーをつくるので、ぜひ飲みに来て下さい。7月半ばにはチラシを配布する予定なので、チェックしてみてください。

 高校生の方の発表も募集中で、地域の高校に募集案内のチラシを配布しています。おやつや食に限らず、活動を発表したいグループはぜひ申し込んで下さい。


 

「文化フェスタ」を主催する2年生は、人間文化学科・メディア情報文化学科の学生が中心となって、毎週のように遅くまで会議をしています。(小林さん曰く、今が大詰めでとても忙しい!) 今年度は、情報機器に強いメディア情報文化学科学生の協力もあって
(?)、初めての試みとしてフェイスブックやツイッターでも情報を発信する予定とのことです。追加情報は人間文化学科のホームページで公開していく予定なので、そちらをチェックしてみて下さい。(昨年の「文化フェスタ」についてはこちらをご覧下さい)

こちらも昨年度の「文化フェスタ」様子。昨年度はファッションと流行語を通じた世代間交流がテーマでした。今年の「おやつ」は新たな試みが多数。どのようなイベントになるか、乞うご期待!!



















 


学長から一言:人間文化学科では、文化企画実習の授業で、イベントプロデューサーとしてのノウハウを身につけ、その応用編が、「文化フェスタ」というわけです。。。ずばり、アクティブ・ラーニング。。。楽しみですね!



2014/06/17

この地で何ができるか?

こんにちは。ブログスタッフの生物工学科 佐藤です。

この地で何ができるか? 最近、こんな疑問が頭から離れません。私は北海道で生まれ育ちましたので瀬戸内については(も?)わからないことだらけです。ですので、しっかりと学ぶ必要があるのです。少し整理してみると、福山大学は非常に魅力的な場所にあることがわかります。

瀬戸内海辞典(北川建次ら編集2007)を読んでみると、瀬戸内海沿岸の市は東西にほぼ等間隔に存在すると書かれています。そうかぁと思い、地図で見ると、なんとなくそのように見えます。2014年現在で、下関市から瀬戸内海沿岸の市を数えていくと福山市は17番目の市で、大阪市から数えると18番目の市であることがわかります。市と市の間が等間隔ならば、福山市は瀬戸内地域の東西のちょうど真ん中にあるということになります。地図で見てもほぼど真ん中ですね(下図)。それゆえ、私は福山大学が瀬戸内地域の研究を先導することのできる素晴らしい地理的条件を満たしていると考えています。では瀬戸内地域の特徴とは?
福山大学は瀬戸内地域の中心にある
瀬戸内地域においては山と海が非常に近いのが特徴です。それらの間の狭い空間に人が生活しているわけです。中国山地は低標高で傾斜がなだらかな山々から構成され、また、瀬戸内海は波が低く穏やかな海ですので、共に人が容易に接近することができます。従って、瀬戸内地域では、歴史的に、人の生活圏と山と海とのつながりが他地域よりも深かったと想像します。この人と自然との距離が近い瀬戸内地域こそが、人と自然との“共生”について考えるための最適な場であるとみなすことが出来ると思います。
人と海の恵み(うつみ大漁祭り2014)
温暖・晴天・少雨も瀬戸内地域の特徴です。特に、福山市は全国的に見ても晴天の日が多く、雨の少ない街です。冬に大陸から吹く風は中国山地にさえぎられ、夏に太平洋から吹く風は四国山地にさえぎられることで、間に挟まれた瀬戸内地域は少雨となります。温暖・晴天・少雨により、日照りが多く、しばしば水不足が引き起こされますが、瀬戸内地域には多くのため池があり、そのため池が農業における水不足を解消してきました。広島県にはため池2万個以上もあると言われ、その数は全国2位の多さです(1位は兵庫県)。この適度な乾燥(少雨)という特徴を活かして、瀬戸内地域では柑橘類やブドウの栽培などが盛んに行われてきました。
福山市 瀬戸葡萄園のブドウ
そしてもう一つ、他地域には類をみない瀬戸内地域の特徴は瀬戸内海の美しい島嶼の景観でしょう。福山大学からしまなみ海道の入口まで車で約10分、芸予諸島を抜けて四国まで1時間強でたどり着くことができます。このような珍しい多島海構造を容易に研究できるのも福山大学の大きな魅力です。島は生物多様性の盛衰についてのヒントを提供してくれる場所であると考えられており、島の生物の研究は人と自然との共生を探る上でも重要な知見を提供してくれそうです。
向島から本州方面を望む
さて、福山大学は瀬戸内地域の中心にあり、その瀬戸内地域は、1.人と山と海とのつながりが深く、2.温暖・晴天・少雨の気候を持ち、そして、3.美しい多島海を抱えるという特徴を持っていることを説明しました。生物工学科ではこの瀬戸内地域の特色を最大限に活かした教育と研究を目指しています。

1については、“里山”が人と自然との共生を可能にする一つの方法であると考えられます。里山とは人の手が適度に加えられた半自然のことで、「樹林・草原・水路・水田・ため池など、異なる性質の生態系が組み合わさった複合生態系」とも言われています(さとやま 鷲谷いづみ著2011)。複数の生態系があるため、それぞれの生態系に生きる生物が集合することで里山の生物多様性は高くなります。また、トンボやカエルなど複数の生態系(水田と草原など)が必要な生物の生息も可能となり、ますます生物多様性が高まります。私たちが自然の恵み(生態系サービス)を得るためには、健全な生態系があることが前提ですが、その健全な生態系は生物多様性で支えられています。生物工学科では、キャンパス内に広がる“生きもの賑わう里山”において、畑を耕し、稲を植え、生物多様性を知ることから学びます。
 
2については、瀬戸内地域の雨の少ない気候を活かして、福山市では沼隈を筆頭にブドウの生産が盛んです。生物工学科には、酵母などの微生物に精通した教員が多く、従来醗酵“に力を入れてきました。この二つの力を融合することで、オリジナルのワインを作ることが出来るではないですか。現在は福山市の瀬戸葡萄園を借り、ブドウを育てておりますが、生物工学科17号館側の通称バイオファームにもブドウ畑を設置し、学内でもブドウの栽培を行う予定です。近い将来、里山発、福山大学オリジナルワインが出来ることでしょう!
瀬戸葡萄園で「ブドウの枝の誘引」
3については、瀬戸内海島嶼の生物を調査することで、生物多様性保全に関する知見を得ることが出来ます。動物の絶滅の大半は島で起きています。その理由の一つに遺伝的要因が絡んでいると考えられています。現在は第6の大量絶滅の時代と呼ばれており、一説では1年間に4万種が絶滅しているとのことです。これらの絶滅は人による野生生物の生息地の破壊が大きく影響しています。このような絶滅の要因に関する知見は人と自然との共生を考えるうえでも重要です。今年は学生たちと一緒に大三島、伯方島、大島にフィールド調査に行き、ネズミを捕獲してきました(許可取得済み)。島のネズミの生態や遺伝的組成を知ることで、絶滅のしやすさを評価できるのではないかと考えています。今年の4年生が頑張ってきっと結論を出してくれることでしょう(←プレッシャー)。調査のついでに見た瀬戸内海の景観はほんとうに素晴らしかったです!学生の皆さんには、学生時代に是非一度は見に行ってほしいものです。
大三島から大横島を望む
伯方島から鵜島と大島を望む

大島から四国を望む(来島海峡)
長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。結局、何が言いたかったかというと、地域の特色を活かした、福山大学でしかできない面白い教育と研究ができる!ということです。地域の題材を使って、特色ある教育・研究を行い、それを地域の外に発信し、そしてポジティブな反応があった時が本当の地域貢献であると思います。サイエンスはどこででもできます。問題は見つける目があるかどうかです。人と自然との境界にある28号館にひょっこり現れたテンちゃんにもひょっとして人と自然との共生の鍵が隠されているかもしれません。てんちゃん、教えて。

やーだよー 2014.06.14



学長から一言:すばらしい写真をありがとうございました。。。他の学部・学科を含め、瀬戸内、備後に根ざした教育と研究に力を入れている福山大学にご期待あれ!!

2014/06/13

第63回全日本大学野球選手権大会



こんにちは。学長室ブログスタッフ、硬式野球部長の足立です。硬式野球部は第63回全日本大学野球選手権大会に出場し、札幌学生野球連盟代表の道都大学と対戦しました。

当日は清水理事長はじめ、多くの大学関係者の皆様に神宮球場に応援に駆け付けていただきました。また、出場が決定して以来、理事長、学長をはじめとする大学関係者の皆様に、多大なご支援をいただきました。野球部を代表して、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

選手の保証人の皆様、チアダンス部、吹奏楽部、野球部の応援組、応援に来てくれた学生の皆さん、スタンドからの応援は、ベンチにも十分に届き、選手の力になりました。大きな声援ありがとうございました。

【試合編】

さて、610日火曜日、第3試合、道都大学との試合が1355分に道都大学の先攻で始まりました。福山大学の先発ピッチャーはエースで中国六大学リーグ春季リーグ戦最高殊勲選手の山本(4年生)です。

先発メンバーもリーグ戦と同じメンバーでした

 
プレーボール

初回、道都大学の先頭バッター須貝選手のあたりは、強烈なファーストゴロ、これをファースト荒本がはじいて、記録はヒット。初回先頭バッターを出して、すかさず送りバント。これで流れは一気に道都大学に傾きました。それから、5連打で初回に5点を失いました。山本は変化球が抜けて、ストレートを狙われ、本来のピッチングができず、無念の降板をしました。2番手の桑木も悪い流れをなかなか食い止めることでできず、2回に1点、4回にはランニングホームランとタイムリーで2点を許してしまいました。

先発の山本vs道都打線

福山大学は1回裏1番主将の木村がすかさず気迫のヘッドスライディングで内野安打、主将のガッツあふれるプレーでベンチは盛り上がりました。2番谷口が送りバントで2塁に進めましたが、後続が倒れ、流れを引き寄せることができませんでした。4回裏、4番松原が四球で歩き、すかさず二盗。三盗を決めるときに相手の暴投により生還、なんとか1点を返しました。

3安打とガッツあふれるプレーでチームを引っ張る主将木村

リリーフして粘りのピッチングを見せる桑木


相手キャッチャーの暴投で松原が生還


桑木は62/3を投げ、ヒット6本に抑え、我慢のピッチングをしました。攻撃陣は1番木村が3安打、7番の大野が2安打したものの、打線がつながらず、相手の左腕金澤投手を打ちあぐね、718でコールド負けしました。

試合後、理事長よりお言葉をいただきました

初回の攻防が明暗をはっきり分ける形になりましたが、リーグ戦での戦い方をそのまま全国の場ですることの難しさを痛感しました。選手たちは全国のレベルを肌で感じ、それぞれ悔しい思いを胸に、秋に向けて再スタートを誓っています。全国大会に出場するだけでなく、全国で勝てるチームになることを目標に、練習をスタートしています。引き続き応援よろしくお願いいたします。



【応援編】

さて、ここからは当日の応援の模様をお伝えします。
学長室ブロガー兼学生副委員長の石丸です。

応援組(野球部応援班,チアダンス部,吹奏楽部,一般学生等計100名超)は試合前日(6月9日)の22時にバスで大学を出発し、11時間あまりかけて東京は上野にまず乗り込みました。というのも、試合が10日の14時開始だったので、長旅の疲れをとることと、時間調整のためです。シーズンなのか、上野公園には観光客の他に修学旅行生たちも溢れかえっていました。

野球部応援班は朝から元気です@早朝の足柄SA

野球部主将&エースと同じゼミの仲間です@上野公園

吹奏楽部も気合充分です@上野公園

学友会会長と執行部メンバーも昼食でエネルギーを補給します

さて、休憩と昼食で英気を養ったところで、いよいよ球場に乗り込みます!

野球部主将&エース&応援指揮学生のゼミの先生も駆けつけました

チアダンス部も準備万端です

野球部応援班も試合開始を待つばかりです

エースの山本君です

なんとチアダンス部の第1期創立メンバーも駆けつけてくれました

さあ、いよいよプレイボール!


みんな懸命に応援しました。応援のノリの良さは相手を圧倒していたと思います。特に今回の応援を指揮してくれた野球部の馬場君と小出君。みなさんの声はそんなもんですかー!気持ちはそんな程度なんですかー!まだまだいけるはずです!もっともっと大声出していきましょう!!・・・馬場君、君には大切なことを教えられた思いです。

応援団を指揮した馬場君と小出君です


試合結果こそ力及びませんでしたが、応援するみんなの気持ちはひとつになれたと思います。特に出場選手たちを縁の下から支えてきた野球部の仲間たち、肩を壊しても笑顔を忘れず応援をやめなかったチアダンス部、重い楽器を担いで暑い中懸命に演奏を続けた吹奏楽部、一般学生のみならず卒業生までも。プロの世界なら話は別でしょうが、大学野球は試合の結果だけがすべてではないと思いました。往復22時間かけてもみんな応援に参加した甲斐があったと思いますよ。

応援団を指揮した小出君と馬場君です(その2)

応援団を指揮した馬場君と小出君と仲間たちです

以上、試合編と応援編、神宮球場からの報告でした!


学長から一言:神宮球場からの熱い報告をありがとうございました。選手と応援団が一体となっての、大学生ならではの青春の1ページとなったことと思います。次は秋の大会に向けてがんばるぞ!!