2014/06/13

第63回全日本大学野球選手権大会



こんにちは。学長室ブログスタッフ、硬式野球部長の足立です。硬式野球部は第63回全日本大学野球選手権大会に出場し、札幌学生野球連盟代表の道都大学と対戦しました。

当日は清水理事長はじめ、多くの大学関係者の皆様に神宮球場に応援に駆け付けていただきました。また、出場が決定して以来、理事長、学長をはじめとする大学関係者の皆様に、多大なご支援をいただきました。野球部を代表して、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

選手の保証人の皆様、チアダンス部、吹奏楽部、野球部の応援組、応援に来てくれた学生の皆さん、スタンドからの応援は、ベンチにも十分に届き、選手の力になりました。大きな声援ありがとうございました。

【試合編】

さて、610日火曜日、第3試合、道都大学との試合が1355分に道都大学の先攻で始まりました。福山大学の先発ピッチャーはエースで中国六大学リーグ春季リーグ戦最高殊勲選手の山本(4年生)です。

先発メンバーもリーグ戦と同じメンバーでした

 
プレーボール

初回、道都大学の先頭バッター須貝選手のあたりは、強烈なファーストゴロ、これをファースト荒本がはじいて、記録はヒット。初回先頭バッターを出して、すかさず送りバント。これで流れは一気に道都大学に傾きました。それから、5連打で初回に5点を失いました。山本は変化球が抜けて、ストレートを狙われ、本来のピッチングができず、無念の降板をしました。2番手の桑木も悪い流れをなかなか食い止めることでできず、2回に1点、4回にはランニングホームランとタイムリーで2点を許してしまいました。

先発の山本vs道都打線

福山大学は1回裏1番主将の木村がすかさず気迫のヘッドスライディングで内野安打、主将のガッツあふれるプレーでベンチは盛り上がりました。2番谷口が送りバントで2塁に進めましたが、後続が倒れ、流れを引き寄せることができませんでした。4回裏、4番松原が四球で歩き、すかさず二盗。三盗を決めるときに相手の暴投により生還、なんとか1点を返しました。

3安打とガッツあふれるプレーでチームを引っ張る主将木村

リリーフして粘りのピッチングを見せる桑木


相手キャッチャーの暴投で松原が生還


桑木は62/3を投げ、ヒット6本に抑え、我慢のピッチングをしました。攻撃陣は1番木村が3安打、7番の大野が2安打したものの、打線がつながらず、相手の左腕金澤投手を打ちあぐね、718でコールド負けしました。

試合後、理事長よりお言葉をいただきました

初回の攻防が明暗をはっきり分ける形になりましたが、リーグ戦での戦い方をそのまま全国の場ですることの難しさを痛感しました。選手たちは全国のレベルを肌で感じ、それぞれ悔しい思いを胸に、秋に向けて再スタートを誓っています。全国大会に出場するだけでなく、全国で勝てるチームになることを目標に、練習をスタートしています。引き続き応援よろしくお願いいたします。



【応援編】

さて、ここからは当日の応援の模様をお伝えします。
学長室ブロガー兼学生副委員長の石丸です。

応援組(野球部応援班,チアダンス部,吹奏楽部,一般学生等計100名超)は試合前日(6月9日)の22時にバスで大学を出発し、11時間あまりかけて東京は上野にまず乗り込みました。というのも、試合が10日の14時開始だったので、長旅の疲れをとることと、時間調整のためです。シーズンなのか、上野公園には観光客の他に修学旅行生たちも溢れかえっていました。

野球部応援班は朝から元気です@早朝の足柄SA

野球部主将&エースと同じゼミの仲間です@上野公園

吹奏楽部も気合充分です@上野公園

学友会会長と執行部メンバーも昼食でエネルギーを補給します

さて、休憩と昼食で英気を養ったところで、いよいよ球場に乗り込みます!

野球部主将&エース&応援指揮学生のゼミの先生も駆けつけました

チアダンス部も準備万端です

野球部応援班も試合開始を待つばかりです

エースの山本君です

なんとチアダンス部の第1期創立メンバーも駆けつけてくれました

さあ、いよいよプレイボール!


みんな懸命に応援しました。応援のノリの良さは相手を圧倒していたと思います。特に今回の応援を指揮してくれた野球部の馬場君と小出君。みなさんの声はそんなもんですかー!気持ちはそんな程度なんですかー!まだまだいけるはずです!もっともっと大声出していきましょう!!・・・馬場君、君には大切なことを教えられた思いです。

応援団を指揮した馬場君と小出君です


試合結果こそ力及びませんでしたが、応援するみんなの気持ちはひとつになれたと思います。特に出場選手たちを縁の下から支えてきた野球部の仲間たち、肩を壊しても笑顔を忘れず応援をやめなかったチアダンス部、重い楽器を担いで暑い中懸命に演奏を続けた吹奏楽部、一般学生のみならず卒業生までも。プロの世界なら話は別でしょうが、大学野球は試合の結果だけがすべてではないと思いました。往復22時間かけてもみんな応援に参加した甲斐があったと思いますよ。

応援団を指揮した小出君と馬場君です(その2)

応援団を指揮した馬場君と小出君と仲間たちです

以上、試合編と応援編、神宮球場からの報告でした!


学長から一言:神宮球場からの熱い報告をありがとうございました。選手と応援団が一体となっての、大学生ならではの青春の1ページとなったことと思います。次は秋の大会に向けてがんばるぞ!!