2013/12/02

秋深し、工学部新棟完成記念会

秋深し隣りはなにをする人ぞ。こんにちは、工学部MGです。

去る11月28日(木)の5限目、工学部新棟完成を記念した講演会とちょっとしたパーティーが催されました。ご覧のように工学部新棟の玄関は、3階まで吹き抜けのホールになっており、ここで催事ができるようになっています。ここにプロジェクターと講演台を配置し、100名を超える参加者の講演もらくらくできます。

今回の講演会の司会は、電子・ロボット工学科(来春スマートシステム学科)学科長の香川教授です。松田学長の挨拶から始まりました。



その後、福山市の隣の府中市に本社を置くヒロボー株式会社様の代表取締役、松坂晃太郎氏の特別講演 「安全な無人ヘリコプター実現の夢に向かって~世界初の電動産業用ヘリコプター実用化への挑戦」 がありました。

講演最初から、ヒロボー社のラジコンヘリ名人の方によるラジコンヘリのデモンストレーションです。ラジコンヘリをかざした手の上に着陸、離陸させるといった名人技を見せていただきました。

 学生の手の上にラジコンヘリが載っています


安全性を重視したスチレン製のハネのラジコンヘリの開発、ものづくりに必要なチャレンジスピリッツとあきらめない心の話、また、ヒロボー社のグローバル展開のお話など、感動的なお話が聞けました。地域に密着し、社員が家族のように協力して取り組む点など、日本企業の良い風土が残っている印象を持ちました。熱いけれども、とても穏やかな雰囲気の講演でした。

秋の日はつるべ落とし。5時半を回って外はすっかり暗くなってしまいました。しかし、質疑応答では、学生から「ドラえもんのタケコプターはいつ作れるのか?」「トンボ以外で飛び方の参考になる動物は?」といった活発な質問がありました。ヒロボー社様は、今後、送電線監視用の無人電動ヘリ、一人乗電動ヘリなどの開発をされるとのことで、スマートシステムに応用できそうで大変興味を惹かれました。災害救助用・レスキュー用という用途を開拓されることも期待しています。



さて、その後、2Fに移りまして、工学部新棟完成記念祝賀会が開催されました。富士副学長のスピーチがあり、その後、各学科の学生にもマイクが渡され一言。祝賀会ということで、みなさんテンションが高く、楽しいひと時を過ごしました。


食欲の秋、そして寿司は別腹。思えば、9月から新棟引っ越しで職員・学生ともども重労働の日々だったので、ようやく一息ついた・・・といった感じでしょうか。卒業式以外で、学生と教員がいっしょに食事する貴重な機会となりました。

次の秋は、さらに、学問の秋、芸術の秋にするべくみんなで邁進していきましょう!!


学長から一言:学生はとても盛り上がっていました。「新棟に自動販売機がほしいで~す」という学生の声がありましたので、翌朝には、職員に手配を指示。。。学長は優秀な(?)「何でもやる課員」でもあります。