2013/12/28

合同企業説明会開催!

学長室ブログスタッフMです。

 去る12月24日(火)に3年次生を対象とした福山大学主催の合同企業説明会が福山ニューキャッスルホテルで開催されました。
 このような合同企業説明会は毎年5回程度開催されていて、今回は今年度第1回目です。当日は、企業90社と、本学及び福山平成大学学生約400人が参加しました。その時の様子を就職課長に聞いてみました。
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 今年は例年より早い時期での開催を決定し、早々に案内を差し上げたところ、今まで不参加であった有名企業などからの参加申し込みをいただきました。学生も中国地方だけでなく関東、関西、九州、四国各地方からの優良企業の出展ということもあって、昨年よりかなり多く参加しました。学生たちは各企業のブースいっぱいに広がり熱心に企業の方々の説明を聞いていました。来年2月にもあと2回行うのですが、すでに前年より約40社上回る150社からの参加希望をいただいています。
 13時からの開催ですが、企業の方々も12時前後から来られてブースの飾りつけなど準備をされています。学生たちも12時前から参集し、開場前にはロビーがいっぱいになりました。本日は約400人の学生が参加しました。
企業説明会前の受付の状況
企業側に提出する「訪問カード」を作成しています。
 3年次生に対する今年度初めての合同説明会。2月17日(月)、18日(火)にも開催します。両日で別の150社が参加されます。

 合同企業説明会会場前のロビーで、松田学長より激励の挨拶が会いました。
「『壁の花』にならないように、積極的に空いたブースを訪問しましょう!」
 当日は、RCC福山放送局の方が取材に来られ、夕方のニュースで放映されました。
テーマは「クリスマスイブに就職活動」です。
 学長に続き、就職委員長の三谷教授より、『元気よくハツラツと面談して来てください。』との挨拶のあと、ウォーと雄叫びを上げ、会場のドアが開きました。
 会場内の様子です。
 多くの学生が各ブースで熱心に説明に耳を傾け、メモを取っている様子です。福大生は皆真面目です。

学長からの一言:年末の忙しい時期に、企業の方々は本学学生のためにこのようにたくさん来て下さいました。きっと、帰られてから別の仕事もおありだと思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。学生たちもたくさん参加してくれ、とてもうれしく思っています。今回の合同企業説明会が企業の皆様や学生にとって良いマッチングの芽が育つ場になってくれたら、と思います。そのためには、学生たちがしっかりまわらないといけないですね。また、当日はお手すきの先生方や就職委員の先生方が、学生たちの後押しに、たくさん来てくださったことに感謝!感謝!
最後にもう一言:よいお年を!

2013/12/27

初笑いは福山大学で…

みなさんお久しぶりです。
学長室ブログスタッフエドワードハリスです。
1年もあっという間に過ぎ、気が付いたら師走もあと数日を残すのみとなりました。年末年始のご予定は、決められましたか? 松田学長は得意の乾布摩擦で体力作りに余念がないとかあるとか…

この時期は、忙しくもあると同時に何かと華やかな雰囲気を感じることが多いのではないでしょうか。 日本では、ヴェートーヴェンの第九がなぜか年末の風物詩になるなど、この時期ならではの季節感を味わうことができますね。

 さて、そんな年末ならではの作品ということですが、年末に聞く落語と言えば何を思いつきますか?「饅頭怖い」?「牛ほめ」?「ちりとてちん」?「へっつい盗人」? ノンノン!年末に聞く落語と言えば「芝浜」ですよね!故7代目立川談志の十八番のひとつとしても有名ですよね。(ハリス的には談志の「芝浜」はそんなに好みではないのですが…)
 そんな落語好きのハリスの希望を知ってか知らずか太っ腹な松田学長は、学長からの贈り物のイベントに落語を用意して下さいました。
 福山大学においでくださる噺家さんのプロフィールは以下の通り。

桂 まん我 Katsura Manga  生年月日 1971年12月2日 出身地 兵庫県神戸市 芸歴 1999年(平成11年)四代目桂文我に入門 1999年(平成11年)5月 初舞台 2007年(平成19年)平成18年度文化庁芸術祭新人賞受賞 2007年(平成19年)第4回東西若手落語家コンペティション優勝 2009年(平成21年)平成20年度咲くやこの花賞受賞 2011年(平成23年)NHK新人演芸大賞受賞


 今、落語会でも話題を集める新進気鋭の噺家さんです。皆さんもこれを機に福山大学で初笑いをしてみませんか?次回の学長からの贈り物は以下の通り開催されます。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/student/H260127.pdf

2014年1月27日(月)16:20~
福山大学 大学会館にて
 ※当日の席に余裕がある限り、学外の方もご参加いただけます。費用は無料です。
演目は、当日のお楽しみということですが、ハリスとしてはベタに「やかん」辺りを希望ということで…

それでは、ラストに学長室ブログクイズ!「1月1日にお坊さんが福山大学に来ました。さて、何人のお坊さんが来たでしょうか?」

 そうですね!答えはもちろん2人!(和尚がツー(2)ということで)

 お後がよろしいようでございます…


学長から一言:学長的には、この方の金沢大学工学部卒業、という経歴から、人生の選択肢の多様性を学生が感じてくれることを期待し、教員には話芸を盗み取って授業に生かしていただきたいと。。。というような姑息なことは毛頭考えていません。。。新春、大いにみんなで笑いましょう!!

2013/12/24

建築家による卒業設計中間批評会を開催

こんにちは。学長室ブログメンバーのMです。今日は、先日建築・建設学科(来年度から建築学科に変わります!)の建築コースで行われた、卒業設計中間批評会について報告しましょう。


建築コースでは、去る12月18日、地元福山を拠点に建築設計活動を行っておられる建築家、今川忠男氏、後藤亜貴氏、前田圭介氏(50音順)の御三方を本学にお迎えし、新工学部棟2階にある会議室において「建築家による卒業設計中間批評会」が開催されました。今年で3度目の開催となります。

現在卒業設計に取り組んでい る4年生のうち10名が現時点での構想・提案を建築家諸氏にプレゼンテーションし、最終案へ向けてコメントしていただきました。今年のテーマは次のようなものです (12月現在)。
  • 動物が繋ぐ世代 ~アニマルセラピーの社会福祉~
  • 独りの時間
  • 福山劇場遊園構想
  • 都市の中の田園
  • 甦る駅前
  • 山陰の玄関口 ~new yonago station~
  • Piece
  • トナリアワセ
  • SETOUCHI
  • セルフ・コーディネート・ハウス



 
 大学における卒業設計は,とかく「夢」を語りがちになります。それはそれで意味のあることですが,厳しい現実性,社会性,合理性も視野に入れて考えること も大切です。建築家の先生方には,学生の夢を十分受け止めていただいた上で,同時にその説得力について厳しくチェックしていただきました。
 

 学生達は皆、自らの主張とそれに伴うデザイン表現を再度見つめ直し、大学4年間の集大成としての卒業設計最終発表へ向けて、さらに打ち込む気概を示してくれています。


建築家の先生方には、お忙しい中貴重なコメントを頂きまして、ありがとうございました。また、最終批評会でのコメントもどうぞよろしくお願いいたします。


学長から一言:こうして学生は鍛えられていくのですね。。。建築についての専門的な知識と技能に加えて、プレゼンテーション能力やディスカッション能力などの汎用力もしっかりつきます。

2013/12/19

図書館でこんなこと始めました!

 こんにちは。学長の松田です。

 今年4月に図書館本館閲覧室内にも、友達と一緒にディスカッションできる、ラーニングコモンズ風の部屋を作りました。SGD(Small Group Discussion)を取り入れた授業や学生たちのグループ課題の作業などに、使われています。図書館の資料がすぐ使えるので便利だと、好評です。
 今日は、この部屋を使って図書館が主催した「図書館セミナー」について、桑田図書館事務長から報告してもらいましょう。
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 このセミナーは、難しい学術的な事は一切ぬきにして、教員がその道に進んだ理由や、今現在面白いと思っていることを学生に話し、学生にいろいろなことに興味を持ってもらうきっかけにしようというものです。初回のこのセミナーに参加したのは、学生12名(工学部・薬学部)と教員5名の計17名です。
 話題提供は、電子・ロボット工学科(来年度から、スマートシステム学科にスマートに変身!)の香川直巳教授。「工学とは何か?―機械はどのように人と接するべきか―」がテーマです。先生が工学を目指すきっかけとなった話から入り、今までの「ものつくり(生産的)」とこれからの「ものつくり」の考え方の違いについて先生の考えが分かり易く述べられました。写真のような道具(おもちゃ?)を持ち出して、人間工学への応用についての話もありました。参加者した学生もこの道具を手にとり、遅くまで和気あいあいと先生と議論していました。
 
 
 今後の予定としては、生命工学部:山口泰典先生(H26年 4月頃)、工学部:小林正明先生(H26年6月頃)、海洋生物:渡辺伸一先生(H26年9月頃)を予定しています。
 専攻した学問だけを突き進むこともよいですが、少し違った方向から研究を見直したり、新しいことに挑戦していくことも大切だと思います。学生のみなさん、是非今後のセミナーにご期待ください。
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 学びと遊びが融合した、こういう活動こそ、大学ですね! 

2013/12/18

心理学科の団体が福山市「善行市民賞」を受賞!

 こんにちは。学長の松田です。

 学長短信No.46(http://www.fukuyama-u.ac.jp/mfp/index.html)でもすでに簡単に紹介しましたが、12月14日(土)、13時30分からリーデンローズで開催された、第46回福山明るいまちづくり推進大会で、心理学科の団体が、福山市「善行市民賞」を受賞しました。心理学科長であり、かつこの団体を指導した平教授に報告してもらいましょう。

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 平です。受賞したのは、犯罪心理学研究室が主なメンバーであるPACE福山支部という団体です。PACE福山支部は、2006年度から福山市内を中心に、小学校で「地域安全マップ」作製指導を行っています。「地域安全マップ」は、地域の環境に注目して安全な場所と危険な場所を見分ける能力を小学生に身につけてもらう活動です。小学校の授業の中で実施するのですが、児童のみならず、参加された教職員、保護者、地域ボランティアの方々まで、自分たちの地域を自らの手で、安全・安心なまちにしていこうという意識が芽生えてきます。大学生が指導者となるため、とても温かな雰囲気で活動が行われています。
 授賞式には代表の三島和馬君と原田知樹君が出席、賞状と記念品の金メダルを受けとってきました。この両名に加え、陰の功労者(真の実力者?)の副代表の佐藤衣里子さんと一緒に、学長室へ報告に行きました。表彰状と金メダルを見ていただきながら、「この賞は7年以上の活動実績のある団体に贈られるもので、先輩達からの活動を継続しただけです」と謙虚に報告していました。実際には、小学校から依頼があった場合、事前の打ち合わせ、メンバーへの連絡と準備、当日の運営と指導に大変な努力だったと思います。
 代表の三島君は、授賞式にはご両親も出席されたそうで(2階でひっそりと)、成長した姿を卒業式の前にも見せることができました。
学長へ報告する三島和馬君、佐藤衣里子さん、原田知樹君(奥から)

 PACE福山支部は、このような活動を継続するため、現在は社会福祉法人広島県共同募金会の「社会課題解決プロジェクト」の参加団体として認定され、助成金を受けています。いわゆる「赤い羽根共同募金」ですが、ドナーチョイス型という、提供者が支援したい団体を選んで募金できるシステムです。原田知樹君はそのプロジェクトリーダーとして活躍しています。2014年1月から3月までが、来年度助成金の募金期間となります。是非、学生自治の活動を維持するため、読者の皆さまからの温かい援助の申し入れを期待しております。

 今回訪問した3名は、初代心理学科長を務めておられた、松田学長の講義を受けていません(既に大学運営に専念されていました)。そういうこともあって、学長室の訪問と記念撮影は、とても良い思い出になったようです。

2013/12/17

CG・写真教室、松永コミュット、ゆるきゃら…

こんにちは。メディア情報文化学科の阿部純です。
大学もそろそろ冬期休暇の準備となり、この1年を振り返ることも多くなってきました・・・と、振り返ってばかりもいられないのは世の常でしょうか、2014年も年明けからメディア情報文化学科は突っ走ります!! ということで、来月1月に予定している4つの学科イベントをご紹介します。

●まずは…1月25日(土)に、高校生向けのCG教室・写真教室を開催します。(詳細は画像をクリックしてください!)
 CG教室
メディア情報文化学科の授業内容を、高校生に体験してもらおうということで去年始まりましたCG教室、今年も開催します!!CG教室と言えば、先日もこちらで松永商店街を授業の中で3DCGにしたものの上映会記事を書きましたが、その体験版の教室です。「パソコンのことやソフトのことなど、何もわからない~!!」な方も歓迎です。ふるってご参加ください!

●同日午後には、高校生写真教室も開催します。ふくやまアートウォークなど、学外のさまざまなイベントの中で写真教室をやられている本学科の安田講師の企画です。普段の写真撮影だけではない、写真のいろはを知るチャンスですので、こちらもよろしくお願いします!!

「高校生CG教室」「高校生写真教室」開催概要
   日時:2014年1月25日(土)※両教室の受講も可能です。
   場所:福山大学19号館5Fパソコン教室

   プログラム:
    CG教室 10:00-10:15 Blenderの紹介、インストール手順説明、学生作品紹介
          10:15-10:45 Blenderの操作説明
          10:45-12:00 作品制作

    写真教室 13:00-16:00 レクチャーと撮影


ここまでは、学科教員主催のイベントをご紹介してきましたが、1月は学科学生主催のイベントも2つ(も)予定されています。「企画・プロデュース論」の授業の中から生まれてきたイベントです。


●学生企画第1弾は、1月19日(土)にプロジェクトMの拠点M亭にコミックマーケットがやってくる…!ということで、松永地域初のコミケ「松永コミュットです。


松永コミュットのホームページには、次のように書かれています。

広島県東部で生まれ育ったオタク大学生がサブカルチャーのイベントを企画!!
・コミュニティ(community)・コミット(commit)・マーケット(market)
の三つを掛け合わせた造語「コミュット」を地元である松永で開催しようと日々奮闘中!

「コミュット」なんて、とてもいい音感の言葉だと思います。コミケというと、毎年夏の真っ盛りに東京のお台場で長蛇の列をつくって並ぶ人たちの姿が思い浮かびますが、それをここ松永でやってしまおうという企画です。私も文学フリマに大学時代出していた口なので、どんな冊子が集まってくるのか、とても楽しみです。詳細は「松永コミュット」ホームページTwitterページでご確認ください。


●学生企画第2弾は、福山大学ゆるキャラ制作企画(非公認)です。

ただいまイラスト募集中とのことです。うまくいけば、ここから公式ゆるキャラや大学グッズが生まれるのかも…? 「ゆるキャラ」をつくる目標を通して、古今の福山大学をいろんな角度からなぞりかえして、愛らしいキャラになったらいいなーと思っています。こちらもTwitterページから情報発信されています。

両企画ともに、冨士副学長と広報委員長に主旨説明を行い、「激励」を受けている企画です。こういった企画から、大学内外の方々とつながって授業でのことを地域で活かす機会になればと考えています。ご参加・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!!!


学長から一言:人間文化学部メディア情報文化学科が、とても元気になり、目も頭も体もキャンパス内にとどまらなくなってきました。。。学長も「激励」「応援」しています!!!

2013/12/14

地域と世界をつなぐ研究~バラのパン!!

こんにちは。ブログスタッフの生物工学科 佐藤です。

地域の中に可能性の種を見出し、発芽させ、世界が驚くような大きな花を咲かせることは研究者としての大学教員の最も大きな役割です。

もし何気ない日常の中に大きな発見の可能性があるとしたら、もしそれが私たちの生活を豊かにしてくれるのなら、そしてもしそんな大きな発見へ導いてくれる先生がその地域の大学にいたら、学んでみたいと思いませんか?

2013年12月12日(木)福山大学リレー講座で生物工学科の久冨泰資教授が講演を行いました。今回はそのレポートです。題目は「酵母を探って、より身近に!」です。

講演前の久冨教授

酵母は単細胞の生きもので、その点、バクテリアやアーキアといった原核生物と似ていますが、細胞の中に核を持つという点で大きく異なり、むしろ私たち人間の一つ一つの細胞と似ています。酵母は私たちと同じ真核生物なのです。

私たちは酸素呼吸を行い栄養分を分解することでエネルギーを得ています。ところが、酵母は酸素呼吸によるエネルギーの獲得に加えて、酸素がない状態での「発酵」という方法でもエネルギーを得ることができます。酵母が生きるために行う発酵の副産物としてアルコールや二酸化炭素が生じ、それらを私たちがお酒やパンを作るために利用しているわけです。

身近な発酵
一口に酵母と言っても1種類ではなく、なんと1500種もいるそうです。そしてそれぞれの酵母には個性があり、発酵の能力一つをとっても、ものすごい多様性があるのだとか。久冨教授は実際に屋久島などにおけるフィールド調査で酵母を収集し、遺伝解析などを通して、酵母の多様性が生じた理由を進化学的な観点から明らかにしてきました。

染色体の多型から酵母の遺伝的な個性を調べる方法

さて、その個性は実は異なる地域の間でも見られるようです。つまり、福山の地にも発酵能力の優れた酵母がいるかもしれません。あなたの身の周りにもすごい酵母がいるかもしれないんですよ!わくわくしませんか。

さくらんぼ、ブドウなどから酵母を分離

福山と言えばバラ。バラの蜜に含まれる栄養分を求めて福山の酵母たちはわらわらとバラに集まり住みついています。「100万本のバラのまち福山」にはどれだけ多くの酵母がいるのか。。。久冨教授は、そんな酵母の中から発酵能力の高い酵母を見出すことで、福山バラ酵母のブランディングを試みています。

福山バラ酵母のブランディング

実際に福山バラ酵母の中から非常に発酵能力の高い酵母を9株見つけ、パンを焼いてみたそうです。ある酵母からは「香りが甘く、生地がとてもやわらかいパン」、ある酵母からは「しっとりとして、もちもちしたパン」、ある酵母からは「焼き上がりの香りが強く生地がやわらかいパン」ができたとか。福山バラ酵母の個性がパンの個性となって私たちの世界により身近になったわけです。


久冨教授と一緒に地域の秘宝を探る旅に出てみるのはいかがでしょうか? 世界が驚く酵母を発見することができるかもしれません。そして研究の過程で出来上がったパンの評価には是非、私を使ってくださいね。


学長から一言:上の写真ではちょっとわかりにくいのですが、バラの種類によってパンを切ったときの生地の色まで違っていて、画面から異なった香りがだだよってくるようでした。。。もちもち感なんかも違うみたいです。。。興味つきない講演でした!

2013/12/13

スポーツ体育会スタートアップ・ミーティングがSTART!

スポーツ・マネジメントを専門とする、相原正道です。
 12月11日(水)昼休み、スポーツ体育会スタートアップ・ミーティングがついに始まりました。このミーティングは、平成25年度教育振興助成金における特色ある教育開発補助金を用いております。福山大学より多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。身内ながらも感謝・感謝です!

 福山大学ではサッカー部、野球部を筆頭に体育会の競技レベルは高いのですが、スポーツ・マネジメントレベルはどうでしょうか?
 まだまだ早稲田大学などのスポーツを上手く活用した大学組織に比べ、組織力が脆弱であると言わざるを得ません。その最たる原因は、横断的なコミュニケーションの欠如だと考えます。そこで、新人選手を含めたすべての部活動所属学生に対し、ユニバーシアードなどの世界選手権やオリンピックでの活躍へつなげるための研修会を企画したいと考えますが、、、実際にはそうは問屋が卸しません。すぐに全員集合というわけにはいきませんが、志ある我が校部活動の幹部陣が集合してくれました。

 競技者として必要となる心構えやマナーおよびマネジメントに関する知識、コミュニケーションスキル向上を目的とした競技種目を超えた選手間のネットワークを促進するため、学生の向学心、福山大学ブランドへの愛着心の育成はもちろんのこと、今後の学生生活を有意義に過ごす指針および協調性をもつことを目標に活動していきます。
 今後は定期的にキャプテン集会を実施し、スポーツ学部合同SNS発足、メディア・放送部(広告研究会)創設などの企画提案やスポーツを通じた地域貢献活動を模索していきたいと思っています。可能ならば、福山平成大学とも合同で実施し、大学におけるブランド・コミュニケーションを展開していきたい所存です。予算次第ですか、、、

 次回(12月18日 12:20 @1203教室)は、ゲスト講師:半田裕氏を交え、各部活動のミッションを共有しあう“リーダーズ宣言”や“今年のチーム目標”を発表し、目標を共有することから実践していきたいと思います。      

講演「大学スポーツにおける可能性」
半田裕氏

12月18日(水)12:20~12:50 @1203教室 
また、13:00~14:30 @1201教室 講義「現代スポーツ論」にも参加。

 NIKE、adidasでも活躍されたスポーツマーケティングの権威である半田裕氏(株式会社OSS代表取締役社長)に来福していただき、「大学スポーツにおける可能性」をご教授いただきます。
 半田さんと私は、日本トップリーグ連携機構 トップレベルスポーツクラブマネジメント強化プロジェクトメンバーとしてご一緒しており、日本スポーツ振興センターの助成金を元に、大半のオリンピック日本代表選手が選出されるトップリーグ・チームに対してコンサルティング活動を実践しています。
 半田裕さんは、世界最大のスポーツエージェント会社「IMG」にも所属し、サッカーのロベルト・バッジョ、ピエール・リトバルスキー、スキーのアルベルト・トンバ、ジャン・クロード・キリー、F1のアイルトン・セナ、アラン・プロスト、アメフトのジョー・モンタナ、体操のナディア・コマネチ、バート・コナーなど、著名なスポーツ選手、というかスーパースターを担当されていました。

トップレベル競技者の心得を伝授していただきます。
ご興味ございます方は、是非ともご来場くださいませ!


学長から一言:わずかな教育振興助成金が、学生のスポーツマネジメント、学友会スポーツクラブ横断の活動につながり、これはうれしいですねッ!!!

2013/12/12

工学部建築・建設学科の学生が「HIROSHIMA DESIGN DAYS 2013 学生デザインコンペティション」で特別賞を受賞!

 こんにちは。学長の松田です。

 工学部建築・建設学科2年の日浦翔太君が、「HIROSHIMA DESIGN DAYS 2013 学生デザインコンペティション」において、作品「Style AND Stylish」を出品し、特別賞を受賞しました。
 指導の藤原講師と学長室に報告に来てくれました。早速いつものように記念撮影。
作成プロセスを丁寧に語ってくれました。なかなかのイケメンです。
なんと肝心の賞状を持ってくるのを忘れた、ということで、後から送ってもらいました。
 本人が賞状を持った写真は、建築・建設学科(来春から建築学科に名称変更、建築関係の内容が大幅に充実!)のHPにあります。
http://www.fuarc.fukuyama-u.ac.jp/arc/new/cont_e/index.htm
 
 今日は学長から一言ではなく、日浦君から一言。
 「この度、デザインデイズ学生コンペティションにおいて特別賞を取れたことを大変嬉しく思います。私自身、コンペティションというものは賞を取ることだけが全てではないと思っています。チャレンジする心や作品を仕上げる技術、知識など、いろいろなものを得ることができる素晴らしい課外授業だと思っています。今後もこの賞をバネにしていろいろなコンペティションに参加して行きたいと思っています。」

2013/12/10

工学部新棟 建築学科エリアの紹介

こんにちは。建築学科のK・Sです。

新たに竣工した工学部棟!
建築学科も新棟に移転しています。
新しくなった建築学科エリアをご紹介しましょう!


建築学科の中心となるスペースは、新棟西側ブロックにあります。1階には4年次生が主に利用する研究実験エリアがあり、2階には1~3年次生が設計製図や模型制作などで利用するスペースが設けられています。
 
 
 

 大学キャンパスの中心となっている1号館前のオープンスペースに面した高台に新棟があるので、北側にあるワークスペースからの眺めは2階とは思えない遠方の備後の山の稜線まで見渡せる緑あふれる開放的なロケーションになっています。  
   

隣接する部屋同士をガラス面を多用したパーティションで仕切っているため、それぞれが空間としては独立していますが、視覚的には広々とした印象を与えるよう工夫されています。
    

  南側の設計製図スペースの様子です。このスペースでは電源コンセントが各席に備えられ、WiFi接続による無線LANが自由に利用できるようになっています。
 南側の眺めも緑あふれる斜面を正面に見る明るく落ち着いた雰囲気になっています。






  1〜3年の各学年に対応した専用の製図室、4年生の研究スペースは、設計製図などの授業や実習のための場所であるばかりでなく、学生一人ひとりの「居場所」となっています。一般的な大学環境では、高校まであった「ホームルーム」という「居場所」はありませんが、新たな建築学科には、好きな時間に自習や作業などができる自分専用の自由なワークスペースがあり、ここをキャンパス活動の拠点とすることができるのです。
 自分専用の「居場所」がきちんと用意されてるって、大学としては結構な「贅沢」ではないでしょうか?


学長から一言:1年生から、4年生、大学院生まで、ひとり一人に設計製図の机があるなんて、これを「贅沢」と言わずして何を「贅沢」と言うべきか???というほどの、すばらしい学習環境です!!



2013/12/09

こころの健康相談室が研修会!

 ブログスタッフのH.Yです。

 福山大学の心理学科には附属の施設として、「こころの健康相談室」があります。この相談室は,地域の皆様の様々な心の悩みの解決や心の健康増進に,心理学の立場から幅広く援助することを目的として設立され,日々の活動においては、種々の相談をお受けするほか,問題解決のためのコンサルテーションを行ったり,その時々の最新のトピックに関する研修会を開いています。http://www.fuhc.fukuyama-u.ac.jp/human/psychology/html/soudanindex.html


 このたびは,11月末に開かれた相談室主催の研修会についてのご報告です。私は残念ながら学会出張だったため参加できなかったのですが,中心となってマネジメントした金平助教から,研修会の様子を寄稿いただきました。研修会のテーマは,「課題のある子どもの発達を支える」です。

 課題のある子どもとは、どんな子どもなのでしょうか。研修会では、「課題のある子ども」について、特に発達障害を中心としたお話があったようです。

 発達障害とは、発達障害者支援法によると、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されています。つまり、発達障害には様々な分類が含まれますが、共通する点としては、脳の機能の障害であること、発達障害と言っても一生発達しないのではなく、発達のしかたや速さが通常の子どもと異なっていること、そして周囲の支援の仕方によってその障害の在り方がずいぶん変わってくることが挙げられます。


 ちょうど、今日のニュースで、イギリスの歌姫と呼ばれるスーザン・ボイルが、アスペルガー症候群と診断されたことを告白したとありました。彼女は昨年、そう診断されたそうですが、なぜ大人になって診断されることになったのでしょうか。そのヒントが講演の中にあるようです。


 以下、金平助教の報告です。
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 平成25年11月30日に、福山大学宮地茂記念館にて、2013年度「福山大学こころの健康相談室」研修会を開催しました。

 この研修会は、平成18年4月より活動を続けている福山大学「こころの健康相談室」の取り組みを、広く地域に周知するとともに、市民、県民の方々へ、こころの健康に関する最新の情報を提供することを目的として、2年に1度開催されています。

 近年、発達障害という言葉を耳にする機会が多くなりました。発達障害とは、教育現場などではたくさんの方々がいかに子どもを理解した支援を行うかに多大な関心をもっていらっしゃいます。また、本学の心理学科生も実習などで子ども達の支援に関わらせていただいています。そこで、今回は2012年11月にオープンした、福山こども発達支援センター所長の伊与田邦昭先生を講師にお招きし、「課題のある子どもの発達を支える」というテーマで研修会を開催しました。こどもの発達支援に関心のある一般の方および地域の専門職の方々約60名にご参加いただきました。



 講演会は2部構成となっており、第一部では課題のある子どもの理解ということで、特に発達障害と先生のご専門でもあるてんかんについての理解と対応をお話いただきました。発達障害の中でも特に“軽度(程度が軽いわけではなく、知的水準が比較的保たれているという意味)”発達障害は、知的水準が比較的保たれており、外見上は発達の課題がないように思われがちです。よって、発見されにくいだけではなく、社会における認知や理解が得にくいといったことから、健診を通過する可能性が高く、対応が遅れる恐れがあるとのことでした。このことから、私達が正しい知識を身につけ、気付いて理解する事がいかに大切であるかを感じました。また、対応については、上杉鷹山(山形米沢藩の第9代藩主)の「してみて、言って聞かせて、させてみる」という例から、診断にかかわらず、家庭においてその子どもを特別扱いするのではなく、家族全員で対応をしていく大切さを話されました。私も、「診断名がついたとたんにどのように対応したら良いかが分からなくなる」という言葉を聞いたことがありますが、どの子どもに対しても当たり前の対応を丁寧にしていくことの必要性を改めて感じました。さらに、伊与田先生のご専門のてんかんについては、発達障害との関係から分かりやすく説明いただき、併存頻度や特徴、実際のビデオも視聴させていただき、理解が深まりました。

 第二部では、福山こども発達支援センターの取り組みについて、支援の流れやどのような方が利用されているかについて、具体的にお話いただきました。その中で、子どもを支援するためには、家庭や学校、医療・療育・福祉施設、地域で連携して、生涯を見据えた支援を展開していくといった、地域における「たて・よこ」の支援ネットワークの構築が大切であることを強く強調されていました。

 最後に、これまで各機関が独自に点で支援をしていたものを、福山こども発達支援センターを中心として、点同士をつなげた面で支援を展開していく必要性について言及され、本学心理学科附属のこころの健康相談室でも、地域の中の一機関として、さらに丁寧な支援を展開していく大切さを感じました。


学長から一言:私にも発達障害手帳を持った小4の孫がいますが、とても特異な才能があって、障害という言葉はそぐわないな-、といつも思います。。。特に私のとても弱い空間認識が抜群なので、ついつい尊敬してしまいます。。。ババ馬鹿???












2013/12/07

“ お・も・て・な・し・精神 ” をもつ薬剤師

こんにちは。 学長室ブログメンバー、薬学部の松岡です。

福山大学薬学部では、2年次に授業の一環として『幼児や高齢者との交流学習』を行っています。 このたびは、本学習にご協力いただいている福山市今津町の今津保育所から運動会に招待されました。

本学の交流学習では、【1】コミュニケーションにおいて傾聴・自己開示の重要性をパートナーとの交流で体験する、【2】パートナーとの関わりを通して自己の言動や行動を振り返る、【3】他者に対する感謝の気持ちを持つことができる。 これらのことを目標として、役立ち感や自己肯定感を育み、患者さんに“ホスピタリティ精神”を持って寄り添える薬剤師の養成を目指しています。 ホスピタリティとは、“相手を快く受け入れ、親切にもてなす”と訳されます。 これが派生して、ホスピタル(病院)やホスピス(安息所)という言葉がうまれたそうです。

本年度は、福山市内の保育園3ヵ所と高齢者施設3ヵ所のご協力の下に実施しました。 学生達は特定のパートナー(幼児または高齢者)と1対1になり週1回の全8回(5月から7月まで)にわたる交流を行ないました。

保育所での交流。 パートナーと一緒に近くの公園に出かけました。
行きの様子。
公園で騎馬戦をしました。
帰りの様子。 パートナーとの距離がグンっと縮まりました。
別の日、学生たちによる発表会。 パートナーの喜ぶ姿を思い浮かべながら、放課後に集まり準備をしてきました。 ミニ科学実験、バルーンアート、歌と踊り、読み聞かせ絵本、手品で、学生も園児も大盛り上がりでした。
交流の最終日。 パートナーとの別れの日。 別れを惜しみ、涙する学生や園児の姿もみられました。
このような、パートナーとの人間関係の構築は、薬剤師の資質として必要とされる“ホスピタリティ精神”の涵養に寄与するばかりではなく、普段から他者に対して、お・も・て・な・し・の心を持って接することの大切さが学べたのではないでしょうか。

さて、この交流学習は学生たちへの効果だけではありません。 保育所の園児たちにも良い効果(明るく元気に、そして積極性が増すなど)がみられているとの評価を、保育所の先生や保護者の方々からいただいています。
 
とても好評で、このたび、10月5日の今津保育所運動会に招待されました。
 
学生たちは3ヵ月ぶりにパートナーと再会し、一緒に大玉転がしをして汗を流しました。
運動会の様子が薬学部ホームページに掲載されています。 ご覧ください。
福山大学薬学部の特色ある教育・交流学習。 こちらも、ご覧ください。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/pharm/htmls/humanisum/index.html

~・~・~ 交流学習を終えた学生たちの感想 ~・~・~

多様な価値観の人の存在に気づき、交流学習のすべてが人生の糧になった

【 パートナーが嬉しいと言ってくれて、私自身も嬉しかったし、とても楽しかった 】

コミュニケーションは、人と話すということだけではないと感じたし、その時々で接し方を考えて変えることが大切だと感じた  

交流を通じて、子供との接し方が分かったし、自分の言動を見直すことができた

【 パートナーの子供がとても素直で優しくて、癒された。毎回、保育所に行くのがとても楽しみだった 】

コミュニケーションを取るのが苦手だったが、色々な人と話すことが楽しく思えてき

自分のペースだけではなく、相手のことを考えて相手のペースにもあわせることができるようになった

【 相手が何をすると喜んでもらえるか深く考えることができたし、それを実践してみようと思うようになった

【 パートナーはおじいさんだったため、祖父がいない私にとっては祖父と接しているみたいで素直に楽しむことができた 】

【 相手が発している言葉だけで判断するのではなく、口調や態度などから、その裏には、何かして欲しいなどの真意が潜んでいるのかを深く考えるようになった 】

コミュニケーションを取ることに自信がつき、積極的に話せるようになった

【 講義では教わることのできない貴重な体験ができた。今後、自身の言動や行動を見直すための良いきっかけとなった 】

【 初対面の人に対して、自分から積極的に、ときには消極的に話しかけて、距離を縮められるようにしていきたい 】
 
【 薬剤師には何が必要なのかを考え、そして必要なスキルを身に付けることを意識するきっかけになった 】

 
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


学長から一言:兄弟姉妹が減り、3世代同居家族が減り、長屋がマンションに変わり、それだけ家庭やご近所での人間関係が希薄になってきました。。。大学教育がしっかりそれを肩代わりします。。。 

2013/12/06

「松永ストリートビュー」 3DCG上映会@プロジェクトM大盛況!

こんにちは。メディア情報文化学科の阿部純です。

先日告知を書かせていただきました、松永旧銀座商店街3DCGの上映会第2弾@プロジェクトMが昨晩開催され、とても有意義な上映会となりました。メディア情報文化学科の安田先生による写真とともに、ご報告します!

松永商店街の3DCG上映会は、福山駅前シネマモードで第1弾を開催し、昨日のプロジェクトMでの上映会が第2弾となります。かねてより「松永の地元の方に見ていただきたい」との思いもあり、20人近くの今津の方々にお集まりいただいた昨晩の会は、非常に貴重な時間となりました。


3DCGの授業を担当していただいている中嶋先生に今回もお話いただきまして、先生がこれまで制作してこられた広島の街並みの復元3DCGや、いまはなくなってしまった塔がもしあったらというシミュレーション3DCGを見せていただきました。その後、「それでは松永では」ということで、学生たちが自分たちで作ったCGを紹介しつつ、街の方に松永の古今について伺っていきます。



今回は、授業を履修していた4人の学生が発表しました。松永商店街の3DCGを制作する中で見えてきた「松永」や、この3DCGの今後ということで、「これからの松永のシミュレーションにも生かしてほしいです」といった話もありました。


上映会の後は、集まってくださった今津公民館の方々との懇親会です。プロジェクトMのメンバーも一緒になって、この3DCGの今後の展開についていろんな方向性を出し合いました。
その昔の松永は映画館が3館もあったのだそうです。「当時は娯楽と言ったら、映画くらいしかなかったのだから」と言われ、確かに昭和30年代は映画館が街のそこかしこにあり…という恩師の著作を思い出したりなどしました。「信じられないと思うけど、昔はここの商店街に生活のすべてがあった」とのお話もありました。「昔の写真を集めてみようか」「あの人なら知ってるかな」などなど、懇親会中、話が尽きることはありませんでした。

松永3DCGを通して、見えてきた「松永」のこと。発表した学生も次への意欲が湧いてきているようでしたし、プロジェクトMの学生たちも次なる企画を考え始めてくれているようでした。今後の展開に乞うご期待!!

当晩は寒いなかお集まりいただきまして、本当にどうもありがとうございました!!


学長から一言:いいですねー。。。こうして老若男女が集い、松永を語るというのは!! ここからきっと新しい松永が生まれてきま~す。