2014/02/26

第二回 フクトーークが開催されました!!

こんにちは。ブログメンバーのWです。

217日(月)13:00から「第二回フクトーーク」が大学会館3 ICT教室「CLAFT」で開かれました。今回のテーマは「理想の授業 —こんな英語の授業を受けてみたい—」でした。


各学部から28名の学生が参加してくれました。

司会の鶴崎先生(大学教育センター准教授)からSGD(スモール・グループ・ディスカッション)の進行手順が説明され、「第二回フクトーーク」のはじまりです!!



参加してくれた学生は67人のグループに分かれてディスカッションしました。

ディスカッション中
みんな真剣です
出てきた意見をまとめながら板書していきます



今回初めて顔を合わせたメンバーで、はじめは戸惑っていた学生もいましたが、他己紹介で打ち解けた様子でした。


さて、プロダクトの結果報告。

【English コミュニケーション】

映画を鑑賞した後で登場人物になりきって演じてみる。
グループワーク等を通して実践的に英語を学んでいくといった内容でした。



 【今から君もHollywood Star!!】

好きな台詞や映画の1シーンを演じる、和訳してみてみんなで比べるなど、グループで英会話力向上を目指そうという内容でした。上のプロダクトと方向性は似ていますが、授業と現実とのギャップまで踏み込んで考えてくれました。





最後に、今回のテーマ「理想の授業 —こんな英語の授業を受けてみたい—」の最優秀プロダクトとして、次の二つがあげられました。

【英語遊学】

これまでの英語に対するイメージ、楽しかった授業を元に、皆が知っている映画や物語、歌(洋楽)を題材にするという提案でした。

また、授業スタイルとしては、前半は基礎を徹底させる、後半は実践的な内容にするという提案をしてくれました。


【英語リアン】

絵本を訳す → 要約 → まとめ → 発表 という作業を提案してくれました。

絵本であれば英語が苦手な学生も(楽しんで)取り組めるのではないかと思います。

絵本は子供向けに書かれたものなので、英語自体は易しいですが、意外に考えさせられる内容だったりもしますので、侮るなかれ。おもしろい授業展開になりそうです。

このように、各グループが個性的な内容を提案してくれました。

共通するテーマは「映画」。
今回提案された「映画」を使った授業プランを2つ考えてみました。
みなさんの意見を踏まえ、さらによい授業にするためにまだまだ考えを巡らせなければならない問題が出てきましたが、近いうちに実践したいと思います。

どの授業で実践するかはお楽しみに!!

最後に、参加者の皆さんにアンケートを書いてもらいました。
アンケートの結果、有意義であったと答えてくれた人が大半で、「意外とたくさんの意見が出た」といった意見や、「定期的にフクトーークがあれば、良い大学になっていくと思う」など、フクトーークを企画したメンバーにはありがたい意見をいただきました。

集まってくれた学生のみなさん、ありがとうございました。


学長から一言:私もSGDの様子を拝見。。。学生達の交流はスムーズに積極的に、そしてどんどん話が弾んでいって感心しました。。。このブログを書いたW氏は、英語の教員ですから、しっかり授業にイカされるはず!!


2014/02/25

福山大学水準標石の寄贈セレモニー

こんにちは。学長の松田です。

何が出てくるのかな?

今日は、先日工学部新棟南側エレベータ脇に設置された「福山大学水準標石」の完成除幕式の様子をお届けします。いきさつを、工学部情報工学科の中村助教から説明してもらいましょう。ちなみに彼は、福山大学工学部土木工学科1期生です。
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福山大学工学部土木工学科は大学発足と同時の昭和50年4月に開設され、本年で満39年を迎えます。土木工学科設置は国家基盤充実の一助となる高度な技術者を輩出することを目的の一つとしており、測量学を必修科目としてとりあげています。土木工学科のある大学では測量学の教育の一環として大学構内に基準点を設けているところが多いのですが、本学にはありませんでした。平川修治名誉教授は在任中から、このことを気にしておられ、定年退職前に国土交通省と協議され、国道2号線の一等水準点から本学新一号館ピロティ近傍に引照点を設け、後日、本学に基準点を設置する際の一助とされていました。さて、昨年10月に土木工学科合同同窓会の席で、このことが話題となり、我々第一期生の有志は先生に過去の資料を調査して頂き、それらをもとに大学構内に「水準標石」を寄贈して末永く残して置きたいとの合意にいたりました。幸い大学当局の了承が得られ、本セレモニーの開催となりました。
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ということで、下記の方々のお骨折りで、除幕式を迎えた次第です。ありがとうございました。
福山大学名誉教授平川修治監修
福山大学工学部土木工学科第一期卒業生有志 神田達也、小林英也 中村雅樹、山手和男

標石作りも、設置工事も、皆さんお手の物で、自力作成・設置です。

平川名誉教授の説明を聴いて、改めて水準標石を眺め・・・
文字もしっかり見えますね!

なお、残念ながら、現在土木工学科は廃止され、工学部全体の安心・安全・防災の理念の下での科目に生かされています。

2014/02/24

実験室の片隅で世界を変える!!

こんにちは。ブログスタッフの生物工学科 佐藤です。

先日、生物工学科では卒業研究発表会が行われ、4年生たちは1号館の大きな部屋で緊張の中、先生たちのあんな質問やこんな質問にも耐え、堂々と研究成果を発表しました。多くのアイデアがあり、多くの発見があったことがわかり、そして熱意の感じられた発表であったと思います。4年生の皆さん、お疲れ様でした。卒業研究発表会の様子はこちら


さて、たったの1年ちょっとの間に行う卒業研究ですが、その期間は学生と教員の織り成す発見とその驚きに満ち溢れています。その一つ一つにユニークなエピソードがあり、時にその発見は世界を変えることだってあるのです。

私にも忘れられないエピソードがあります。私が福山大学に来て11年が経とうとしていますが、その2年目のことです。ちょうど10年前。私の所属する研究室に配属になった学生の中に私の研究をしたいと言ってきた女子学生が一人いました。当時私は技術職員であったため、正式には学生に研究テーマを与える立場にはありませんでしたが、その学生が卒業研究を二つ行うことを条件に私の研究を行うことを許していただきました(彼女は二つの卒論を書いた!)。そのテーマは「レッサーパンダの進化的由来の解明」です。


レッサーパンダは1825年に分類学的に記載されましたが、その後の解剖学的な研究ではアライグマに近いとか、クマに近いとか、ジャイアントパンダに近いとかいろいろなことが主張され、その分類学的な所属は一向に解決する気配がありませんでした。レッサーパンダの学名のAilurus fulgensには「光り輝く猫」という意味があるのですが、そんな学名からも混乱を読み取ることができますね。

近年、遺伝子解析が盛んに行われるようになってからもその混乱は続き、世界の研究者たちが我こそはと、その進化的由来の解明を目指してきました。遺伝子解析だけを見ても、1993年の最初の論文以降20年の間に約30本の論文が出ています。

私たちは解析する遺伝子の選択にちょっとした工夫をしてこの課題の解明を目指していました。

そんなある日、その学生が実験で遺伝子データが出たので系統樹を解析する方法を教えてほしいと言ってきました。その系統樹を推定すれば、レッサーパンダの類縁関係がわかるかもしれないという緊張の時でした。そして系統解析プログラムの最後のクリックを学生が行うと...


レッサーパンダは独自の系統を持つ!

それが私たちが得た答えでした。イタチ科には59種、アライグマ科には14種、スカンク科には12種と多くの種が存在する一方で、レッサーパンダの系統を受け継ぐのはレッサーパンダただ1種であることがわかりました。3000万年分の価値を持つ種ってことです。

私は興奮して「そうか~、ここに位置づけられるのか~、面白いな~。ね?面白いよね」というようなことを言ったのですが、比較的冷静な学生は「先生を見ている方が面白いです」の一言。200年の謎が解明された瞬間でした。

その後、彼女のデータをもとに書いた論文は2009年12月にアメリカの雑誌に掲載され、世界中の研究者に引用されています。約4年で40件以上の引用があり、その後のより詳細な研究においてもこの系統仮説は支持されています。



文字通り実験室の片隅で達成した目標。それは学生が教育されることではなく、学生とともに研究課題を解決することでした。ある人にとっては小さな成果かもしれません。しかし確実に世界の考えが変わったのです。同時に、教育は目的ではなく結果なのだということを痛烈に感じた経験でした。

福山大学の学生と教員との間にはこんなエピソードがたくさんあるのだと思います。それぞれの教員においては、一つや二つの物語じゃないはずです。今年度の4年生の発表の裏にもこんな物語があったのかなと考えていると、やっぱり教育って面白いなと思いました。

福山大学から世界へ!!

発表を終え、講評を聞く4年生(2014年2月20日)



学長から一言:この教育と研究の融合! これが学生にとっても教員にとっても、大学の教育のエネルギーと楽しさの源泉ですね。。。テンちゃんもかわいいけど、レッサーパンダもかわい~い!

2014/02/21

募金にぜひご協力を!(PACEと夢々(ゆゆ)からのお願い)

こんにちは。学長の松田です。

先日、3人の学生が、黒のスーツに身を固め、学長室にやってきました。
 たまたま3人とも女性です。緊張しています。

 左の1人は、これまでもこのブログに登場したことのある(http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2013/12/blog-post_18.html)PACEのメンバーの1人です。右の2人は、初登場かな? 夢々(ゆゆ)のメンバーです。どちらも、学生のボランティア活動、社会連携活動がらみですが、前者は子ども達の犯罪被害防止能力を高めるための「地域安全マップ活動」を行っている心理学科の平教授のゼミのグループです。広島県知事賞、日本善行会からの善行表彰、福山市からの市民善行賞等を受賞したこともある、なかなかの活動実績を持ったグループです。
 夢々(ゆゆ)は、高次脳機能障害の方とその家族、心理士をはじめとする専門スタッフが共同作業をし、高次脳機能障害の方の社会参加・社会復帰をお手伝いしているグループで、高次脳機能障害の研究をしている心理学科の橋本教授とゼミの学生が、これに参加しています。このグループは大学祭でも噴水広場に出店していましたよね・・・売上高が全出店中最高だったとか・・・

 さて、写真のように、熱心に私に説明していますが・・・
何の説明をしているのかな?

 この2グループの活動は、いずれも、社会福祉法人広島県共同募金会が募集した「社会課題解決プロジェクト」に応募して採択され、赤い羽根共同募金から助成が受けられることになったものです。「この使途選択募金に、ぜひご協力してください」という説明なので、熱も入ります(採択件数は全部で30ですから、福山大学からの2件の採択は、立派なものでしょう)。
専用の共同募金振込用紙です。

 学生による社会貢献と学生の社会人基礎力の育成の、一石二鳥の活動です。ぜひ、皆様も、ご協力くださ~い。

 以下は、100字程度でお願いした、学生からの一口コメントです。

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 PACE福山支部は,小学生を対象に「地域安全マップ」の指導を行っている学生ボランティア団体です。この団体は今年で10年を迎え,今年度は14校指導しました。また,活動が評価され3年前から赤い羽根共同募金の社会課題解決プロジェクトに選ばれています。(PACE福山支部 社会課題解決プロジェクト担当 近藤志保(心理学科3年))
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 夢々(ゆゆ)では,脳が傷ついた事で日常生活に困難を抱えられている高次脳機能障害の方やご家族と共に,月に1回,料理などの共同作業を行っています。この度,高次脳機能障害についての講演会を開催するため,赤い羽根募金の下,募金活動をしています。ご協力よろしくお願いいたします。(高次脳機能障害者社会参加・社会支援グループ 夢々担当 西 侑紀・谷 尚美(大学院人間科学研究科1年))
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2014/02/15

今年もサッカー部の選手が、表彰されました!

 こんにちは。学長の松田です。

 2月2日(日)の中国新聞にも掲載されましたが、2月1日(土)に開催された第19回福山サッカー協会コメンシップ2014において、本学学友会サッカー部の5名が、福山サッカー協会から表彰されました。表彰されたのは、加藤紘将君、坪根穀士君、日高直君、山田帆久斗君、樫原聡一郎君の5名です。その5名が、学友会サッカー部監督の吉田准教授(経済学部経済学科教員)と一緒に、報告に来室してくれました。

 福山サッカー協会では毎年活躍したチーム、選手(小中高校生、大学生、社会人、シニア、女子)を優秀選手として表彰しています。全国大会出場した年はチームでも表彰していただいてますが。。。今年度は残念ながら。。。

 なお、加藤君、日高君、山田君、坪根君は先月にあった広島サッカー協会サンクスフェスタにおいて広島県優秀選手としても表彰されました。
今年度レギュラーとして活躍した選手たちです。
 表彰状とメダルをつけて、記念写真です
吉田監督が席を外すと、なんだか柔らかい感じになって。。。

吉田監督から、5名の学生について一言ずつコメントをいただきました。
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【福山サッカー協会コメンシップ 優秀選手】
加藤紘将(4年 東海第五高校出身)
→テクニックチームNO1のFW。近年にない個人の力で得点できる選手です。
(中国四国大学選抜選手としてデンソーカップ出場)
日高直(4年 高陽東高校出身)
→攻守にわたって左サイドの主導権を握れる選手。(広島国体成年の選抜選手でした。ミニ国体で敗れ本大会には出場していません)
山田帆久斗(4年 広島観音高校出身)
→スピードはチームNO1。明るいキャラクターでチームのムードメーカー。
坪根穀士(4年 広島観音高校出身)
→今年度のキャプテン。個性的なチームを自分の努力する姿勢でまとめてくれました。
樫原総一郎(3年 立正大淞南高校出身)
→GKとしてチームの守護神。強気な性格でチームのピンチを救ってくれました。

http://www17.ocn.ne.jp/~ffa/ibent2/26n/260201.pdf
は表彰者名簿です。
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5人と監督は、こんな素敵な好男子で、学長室での話も弾みました!!

なお写真はサッカー部のfacebookページにもありますよ。
https://www.facebook.com/fukudaifootball

今後とも福山大学サッカー部の応援をよろしく!

2014/02/10

「BINGO OPEN INTERNSHIP 2013」 完成!

 こんにちは。学長の松田です。

 「 BINGO OPEN INTERNSHIP 2013」 というすてきな小冊子が出来ました。デザイン、構成、内容ともに、なかなか垢抜けていますよ! だれがどういういきさつで作ったか、下記をお読みください。
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 みなさん、こんにちは! 福山大学自分未来創造室のスタッフです。
 学生の皆さん、自分未来創造室を知ってますか? 自分未来創造室は、文部科学省の「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」の一環として一昨年の11月に開設された、学生の皆さんのキャリアデザインを支援する部屋です。個性豊かな3名のスタッフが常駐し、将来の仕事や大学生活の不安や悩みについても相談に乗ってくれるので、是非足を運んでみてくださいね。
 そんな自分未来創造室のスタッフと各学部の先生方が中心になって推進している事業の中で最も大きなものが、夏休みの期間におこなわれる「BINGO OPEN インターンシップ」です。

 学生の皆さん、インターンシップと言う言葉は耳にしたことがあるでしょう。大学在学中に企業などで就業体験をするものですが、インターンシップに参加したから何がどう良くなるんだと首を捻っていませんか? そもそも、インターンシップ自体を詳しくは知らない人も多いでしょう。そこで,そう言う人たちに是非見てもらおうと小冊子を作成しました。
 昨年の夏休みにインターンシップを体験した先輩たちの奮闘振りや得られた成果などが綴られています。インターンシップ前後の流れや手続きも簡潔にわかりやすく記載されており、これからインターンシップに参加しようと思う人たちの助けとなるように編集されています。従来の活字だらけの報告書とは違い、写真がたくさん使われていますから、気軽にざっと眺めてもらうこともできます。さらに、先輩たちの生の声など、文章も読んでもらうと,インターンシップに対するイメージが出来上がることでしょう。この小冊子は1号館の01325号室の自分未来創造室にたくさん用意していますので、もらいに行って下さい(もちろん無料です)。また、次のURLからも見ることができます。

自分未来創造室ホームページ 「BINGO OPEN インターンシップ」
http://www.fukuyama-u.ac.jp/miraisouzou/internship.html 

 この小冊子を起爆剤にして、福山大学のインターンシップの輪を広げ、そして皆さん自身もインターンシップを通じて、実社会に適応する自分を磨き上げ・築き上げて下さい。
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 というわけで、この小冊子を見て、さらに多くの学生が来年度はこのインターンシップに挑戦してくれることを期待しています!なお、BINGO OPENインターンシップのオープン・プレゼンテーションの様子は、こちら!
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2013/11/bingo-open.html

工学部新棟を散策

ブログスタッフのKMです。

今回のブログの内容はどうしようかな・・と研究室で悩んでいるとき、ふと窓の外を見ると、しんしんと雪が降っていました。福山で雪が降るのは滅多にないのですが、ここ数日は強い寒波が日本を覆っているとかで、1日中雪が降る天気でした。


ちょっと雪がわかりにくいので、違う写真を一枚追加しておきます。


「四季の陽だまり」の看板をズームしてみました。雪が降っている様子がわかりますね。
とまあ、雪が珍しかったのでカメラで撮影してみたのですが、その流れでついでに工学部新棟を散策して写真を撮ってくることにしました。まずは情報工学科の研究・実験エリアです。


この時期、卒業研究で忙しい4年生がたくさんいます。先生方の指導も熱が入っていますね。続けて、畳スペースの様子です。



こちらは本来、休憩スペースなのですが、40インチのテレビをディスプレイにして、ゼミを行っているようです。リラックスしながら勉強できているようで、畳スペースも有効利用されているみたいですね。
場所を移動して、3階に上がってみました。工学部新棟の3階にはプログラミングなどの演習を行うPC室があるのですが、まだパソコンは設置されていません。来月にパソコンが設置される予定で、まだ部屋は殺風景なままです。しかし、この部屋は工学部新棟で一番眺めのよい部屋だと私は個人的に思っているので、授業で使えるようになることを楽しみにしています。


床のあちこちから、ネットワークと電源のケーブルが出ていて、パソコンが来るのをまっています。床から出ているケーブルの量がとても多く、通常はあまり見かけることがないので思わず写真を撮ってしまいました。


この写真のところにルータハブが設置されて、写真中の約40本のネットワークケーブルを繋ぐことになります。
さて、次にエレベーターに乗って下に降りましょう。
最近、エレベーターに乗ると穏やかな音楽が流れ、液晶ディスプレイに何かのTipsや風景写真が表示されるようになりました。


そして、2階でエレベーターから降りると、・・・自動販売機が!
昨日まではなかったので、ちょっと驚きました。
そういえば、以前、ある学生が学長に「自販機を入れてください~」と嘆願していたような・・・。


さらに1階に降りると、またまたエレベーター前に新しいものがありました。
少し前に設置された「ヘリコプター」です。詳細は何回か前のブログでJN先生が紹介されているので、詳しくはそちらをどうぞ。。。http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/02/blog-post.html


以前、業者の人がヘリコプターを取り付けている現場を、たまたま私は目撃したのですが、そのときにちょうど学長が私の目の前を歩いていることに気がつかず、学長から挨拶をして頂いてびっくりしたのを覚えています。その節は失礼致しました。
と、今回はまとまりのない内容となってしまいましたが、現在の工学部新棟の様子を紹介しました。


学長から一言:行き違いがあって、自販機の設置が遅れてごめんあさ~い。。。その代り3階の憩いスペースにも別の会社の自販機を今週中に入れますよ。。。よく学び、よく休息しましょう!!


2014/02/08

ソフトウェアデザインロボットコンテスト-ETロボコン2013報告!


こんにちは。卒業研究シーズン真っ盛り、連日卒業研究に明け暮れている工学部電子・ロボット工学科(春からはスマートシステム学科)のMGです。さて、今回は福山大学の本学科が開催協力を行っている、ETソフトウェアデザインロボットコンテスト、通称ETロボコンの2013年度活動の報告です。



ETロボコンとは何か? 日本の産業に欠かすことのできない技術に「組み込みシステム」というものがあります。これは主に、家電製品や機械などに搭載されるマイコンシステムのことを指しています。この技術を習得するエンジニア育成を目的として、教育用レゴ・マインドストームを使って、指定コースを自律走行させることで競う競技です。コンテストは、秋に全国11地区で地区大会が行われ、勝ち抜いたチームが全国大会であるチャンピオンシップ大会に参加します。2013年の中四国地区大会は9月14日に福山駅前の福山大学宮地茂記念館で開催されました。

今回は、写真左のタイヤ付きの30センチほどのロボット、NXT君が競技選手です。顔に見えるのは超音波距離センサ、胴体部分はマイクロコントローラ、いろいろなセンサを使って左右のタイヤでバランスを取りながら、地面に引かれた黒いラインをたどって走行するロボットなのです。

中四国地区では、地区独自の勉強会や技術教育を月に一回程度のペースで実施しています。多くの場合、行事会場となるのは福山駅前のこの福山大学の記念館です。「中四国のへそ」と言われる福山の地の利を活用しているのです。積極的な運営活動に対し、先日、本部より学長あて感謝状もいただきました。。。それがこのブログを書くきっかけ。。。


中四国地区は発足3年目、2013年度の登録チームは企業・大学・専門学校・高校・個人で23チーム、地区大会参加は18チームでした。CS大会(全国大会)では、宇部高専ETロボコン同好会の「男子力∞MAKOTO」チームがアーキテクト部門全国制覇の快挙を遂げました!
 次回こそは、福山大学チームもCS大会に進出したいですね。スマートシステム学科のカリキュラムや学部全体で行う「みらい教育工学プロジェクト」でも、引き続きETロボコンがテーマの一つです。実習室の片隅には既に出番を待つNXT君の一団が。。。ゼミ室の机の上にも、マスコットのようなNXT君が卒研を見守ってくれているようです。


「中四国地区実行委員長 香川教授から一言」
 ETロボコン2014シーズンももうすぐキックオフになります。
まずは「実施説明会in福山」を、3月1日(土)13:00~15:30の日程で、福山駅北口の福山大学宮地茂記念館で実施します。どんな大会なのか詳しく知りたい方、興味をもたれた方は是非お気軽にご
参加ください。参加無料です。
今年の中四国地区大会は9月13日、14日を予定しています。 福山大学からも多くのチームが参加して、是非、CS大会出場 (優勝!)を狙って欲しいと思っています。
(2013シーズン大会URL)  http://www.etrobo.jp/2013/   
(本部)  http://chushikoku.etrobo.jp/  
(中四国地区) (2014シーズンのHPに間もなく更新されます。)


学長から一言:大学の予算ヒアリングの時には、「かならず全国大会に出場しま~す!」とのことだったので、疑惑(?)の目で見る法人を説得して、教員と学生の旅費と宿泊費も確保しておいたのですが。。。グスッ。



2014/02/07

ビジネス交流フェアで産学官交流


こんにちは。ブログスタッフのAFです。

2月4日、福山ニューキャッスルホテルでビジネス交流フェアが開催されました。ビジネス交流フェアは福山商工会議所が主催し、福山市産学官連携推進懇話会(松田学長も委員)とも連携して、異業種間交流や産学官交流の促進の場を提供するものです。

第1部では、「NHKスペシャル メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ」等をディレクター・解説委員として制作に当たった片岡利文氏が「ものづくりニッポン復活の条件」と題した示唆に富んだ講演を行いました。




第2部では、会場を移してビジネスマッチングと産学官の交流が図られました。4回目となる今回のフェアには、昨年までを大きく上回る130社以上が参加、福山大学からも全学部から20名以上の教職員が参加し、企業との交流を深めました。会場内に福山大学と福山平成大学のブースを設け企業の方々のご相談に応じ、また、テーブルの周りでも会話に花が咲きました。産学連携の一層の発展のきっかけができたようです。



福山大学ブース




福山大学ブースでの相談

経済学科の小林准教授(右)はマーケッティングについて、機械システム工学科の木村教授(左)は3Dプリントの相談に丁寧に答えていました。



メディア情報文化学科 田中教授(中央)



人間文化学部 青野学部長(右)



生物工学科の山本教授(中央)と海洋生物科学科の三輪教授(左)のところでは、酵素の利用について真剣な議論がなされています。


生命工学部 秦野学部長(右)


心理学科 平教授(右)


機械システム工学科 木村教授(左)

企業の3Dプリンターへの関心が高いようで、木村教授は大忙しでした。


学長から一言:備後地域の知の拠点となることを目指す福山大学としては、産学官連携はこれからますます力を入れていきたい活動分野です。。。よろしくお願いします。




2014/02/05

【予告】2月10日,福山大学に映画監督がやってくる!

こんにちは。学長室ブログスタッフのHYです。
このたびは皆さんにお知らせがあり,ブログを書いています。

皆さんは,「ラジオの恋」という映画をご存知ですか?
2月1日からシネフク大黒座とシネマ尾道で上映されている,広島を題材とした映画です。主演は,あのRCCラジオで有名な,横山雄二さんです。

すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。私は先日,横川シネマで見てきました。普段見慣れた広島の風景がカメラを通すとこんなに美しく,そして新鮮に映るのだと,とても感動しました。また,その映画の中で流れていた広島のロックバンド「のら犬」さんの「流川」も,初めて聞きましたが私好みの素敵な曲でした。

   映画のオフィシャルサイトはこちらです。
   http://radiolovefilm.com/

   のら犬「流川」
   http://www.youtube.com/watch?v=pao9JZ1KPAU



来る2月10日(月)16時20分から,その映画の脚本を執筆し,自ら監督としてメガホンを取った時川英之監督を福山大学にお招きし,トーク&短編映画の上映を行います。どなたでも参加自由ですので,映画をご覧になった方もそうでない方もぜひ,お運びください。

監督の作品集はこちらです。あわせてぜひご覧ください。
http://www.youtube.com/user/verydiscochannel?feature=watch


当日のトーク&上映会の模様は,次のブログにてお知らせします!
2月10日(月)16時20分から,大学会館3階のCLAFTにてお待ちしております!!


学長から一言:すてきな会合になりそうですね・・・時川監督とブログスタッフHYは、中学の同級生とか・・・人の縁は大切に!!