ブログスタッフのKMです。
後期授業開始の時期が近づいてきましたが、ようやく工学部新棟が完成し、今週から引越作業が始まりました。私がいる29号館も昨日から引越作業がはじまり、荷物を運び出していました。
量が多いので1日では完了せず、数日かけての運び出しとなるようです。
新棟の竣工式は20日で一般の教職員はまだ建物に入ることはできず、引越業者が出入りするだけとなっています。しかし、今回は特別に許可をもらい、引越作業中の工学部新棟内部に潜入してきましたので、その様子を報告したいと思います。
まず、工学部新棟の正面アプローチです。
では中に入ります。次の写真は、正面入り口を入ってすぐのところです。
右を向くと、ロビーがあります。3階ぶち抜きの吹き抜けとなっている空間が広がっています。
ロビーにある建物案内です。
次の写真は、プロジェクトルームを写したものです。部屋と部屋の境界が腰より上がガラスの壁となっており、開放感のある空間となっています。工学部新棟の基本コンセプトである「オープンな共有空間」の一例ですね。
では、2階に上り、情報工学科の研究・実験エリアを紹介しましょう。
研究・実験エリアは学科の学生が日々の勉強や卒業研究を行うスペースです。従来の大学で一般的な研究室ごとにゼミ室を使用する方式をやめ、広いスペースを共有して研究室ごとの垣根を取り払った活動空間を提供します。
少しだけ荷物が運び込まれています。この部屋には、新しい什器(机、イスなど)が数日後に入る予定になっていますが、まだ何もない状態なので、ただ広い空間が広がっています。
下の写真で左が西向きで、正面が北向きです。窓のすぐ外には桜の木がならんでおり、部屋は2階でちょうど目線が桜の花が咲く高さと同じなので、春に部屋から見る桜はさぞかしきれいだろうと期待しています。
次の写真は、正面入り口方向を写したものです。こうして見ると、建物は結構広いことがわかります。
天井の照明にはLEDが使用されています。エコですね。
トイレです。大きな鏡があり、洗面もゆったりとしています。ちなみに照明は人感センサーで、人が入ってくると自動的に点灯するようになっています。これもエコですね。
便座にはウォシュレットが設置されていました!
個人的はこれが一番うれしかったりして・・・
以上、情報工学科のエリアを中心に紹介しましたが、これは工学部新棟のほんの一部に過ぎません。これから新しい什器類が入るとさらに魅力的な空間となるはずです。
そのときはまた報告したいと思いますので、ご期待ください(^^)/
学長から一言:実は私もまだ中には入らせてもらえていないのですよ! 明日の竣工セレモニーの後で、少し中を見せてもらえます。今はがらがらのようですが、授業の始まる9月24日には、大変身しているはずです。。。学生の反応が楽しみ!!!