学長ブログスタッフのYMです。
8月末に、瀬戸内海にある本島(ほんじま)に学生(3、4年生)と一緒に「まちづくりボランティア」に行ってきました。ここ本島との繋がりは3年前に遡ります。本島出身の建築家の先生の紹介で、既に空き家となって久しい住宅をアートスペースに再生させるプロジェクトが始まりました。その試みは現在も進行中で、今年10月からの「瀬戸内国際芸術祭」にも参加することになっています。今回はそれとは別件で、地元の方々からの要請で、小阪地区の神社の鳥居のペンキの塗り直しをするために伺いました。1泊2日の海水浴付きということで、学生は「夏合宿」のノリでワクワクです。
8月末に、瀬戸内海にある本島(ほんじま)に学生(3、4年生)と一緒に「まちづくりボランティア」に行ってきました。ここ本島との繋がりは3年前に遡ります。本島出身の建築家の先生の紹介で、既に空き家となって久しい住宅をアートスペースに再生させるプロジェクトが始まりました。その試みは現在も進行中で、今年10月からの「瀬戸内国際芸術祭」にも参加することになっています。今回はそれとは別件で、地元の方々からの要請で、小阪地区の神社の鳥居のペンキの塗り直しをするために伺いました。1泊2日の海水浴付きということで、学生は「夏合宿」のノリでワクワクです。
さて、塗り直す鳥居は1基の高さ2.5メートルほどの軽やかなもの。と言えば「大したことない」と思われるかもしれませんが、神社本殿は山の中腹の磐座にあります。山道に入り、参道をすすみながら、学生は「え〜っ!」。
確かに、高齢化の進む地区の方々でこの作業をするのは不可能に近いことでしょう。自分たちの若い力が期待されていることは学生にもよく分かったのか、「やったろうじゃん」と気合いを入れて作業が始まりました。
雑魚寝とはいえクーラー付きの高待遇!とあって皆ぐっすり休めました。朝は早起きして朝日の昇る瀬戸大橋をパチリ。
当初は途方に暮れて「3日目も作業できる人はいるか?」等と心配していましたが、無事2日間の作業ですべての塗り直しを終えることができました。地元の方々にも本当に喜んでもらいました。島の方々との地道なこうした交流が、互いの信頼感の深まりと未来への期待に繫がっていくことを願っています。