今回の研修は、福山大学の学生5名を含む静岡文化芸術大(7名)と中央大学(4名)の3校合同で行われましたが、福山大学の学生はしっかりとリーダー的な役割を果たし、3週間の研修を優秀な成績で終え、さらに、中国文化の実体験で、中国についての理解を深め、とても成果の上がるものであったそうです。学生リーダーのK君(経済学部4年生)は語学の底力を発揮し、現地のスタッフと活発に交流し合い、O君(人間文化学部4年生)は全体のまとめ役で、持ち味の明るさで毎日の生活を楽しく組織し、さらに、体調を崩した学生の面倒もよくみて、本当にいい役割を果たしたとのこと。さらにA君(人間文化学部4年生)は英語力を発揮し、異国でのコミュニケーションの難問を克服し、現地スタッフと難なく交流し合ったというのですから、立派なものです。T君(生命工学部3年生)の勉学にまじめに取り組む姿勢も印象的だったと、李教授は言っています。「中国の都会に行ってみたくて志願した」と、学長室で出発前に抱負を語っていた中国からの留学生R君(経済学部1年生)は、中国語と日本語の両方が完璧で、架け橋の役割を十分発揮したそうです。
また、研修最後の夜は、3大学の学生が徹夜で歓談し、時には涙して別れを惜しみ、わずかな3週間で生まれた、友情をかみしめていたとのこと…これも、素晴らしい経験ですね。
8月25日早朝6時、空港行の出発バスに乗る福大生を、他大学の学生が見送ってくれています。
「外でみると、福山大学の学生は個性があって、立派だった。」「皆さんのおかげで先生もいい研修期間を過ごし、みんなに感謝したい。」というのが、李教授の報告の最後の言葉でした。
対外経済貿易大学西門前にて
万里の長城にて