2013/09/17

「外でみると、みんな立派だった」 -夏季中国語研修を終えて-

 こんにちは。学長の松田です。ようやく秋らしくなってきましたね。今日は、まだ暑かった8月に3週間、経済学部、人間文化学部、生命工学部の学生計5名を引率して、対外経済貿易大学(中国)の夏季中国語研修に行った経済学部の李森教授からの報告の一部を紹介しましょう。

 今回の研修は、福山大学の学生5名を含む静岡文化芸術大(7名)と中央大学(4名)の3校合同で行われましたが、福山大学の学生はしっかりとリーダー的な役割を果たし、3週間の研修を優秀な成績で終え、さらに、中国文化の実体験で、中国についての理解を深め、とても成果の上がるものであったそうです。学生リーダーのK君(経済学部4年生)は語学の底力を発揮し、現地のスタッフと活発に交流し合い、O君(人間文化学部4年生)は全体のまとめ役で、持ち味の明るさで毎日の生活を楽しく組織し、さらに、体調を崩した学生の面倒もよくみて、本当にいい役割を果たしたとのこと。さらにA君(人間文化学部4年生)は英語力を発揮し、異国でのコミュニケーションの難問を克服し、現地スタッフと難なく交流し合ったというのですから、立派なものです。T君(生命工学部3年生)の勉学にまじめに取り組む姿勢も印象的だったと、李教授は言っています。「中国の都会に行ってみたくて志願した」と、学長室で出発前に抱負を語っていた中国からの留学生R君(経済学部1年生)は、中国語と日本語の両方が完璧で、架け橋の役割を十分発揮したそうです。
 また、研修最後の夜は、3大学の学生が徹夜で歓談し、時には涙して別れを惜しみ、わずかな3週間で生まれた、友情をかみしめていたとのこと…これも、素晴らしい経験ですね。

 8月25日早朝6時、空港行の出発バスに乗る福大生を、他大学の学生が見送ってくれています。
 「外でみると、福山大学の学生は個性があって、立派だった。」「皆さんのおかげで先生もいい研修期間を過ごし、みんなに感謝したい。」というのが、李教授の報告の最後の言葉でした。
対外経済貿易大学西門前にて
万里の長城にて