春風や牛に引かれて善光寺
こんにちは、工学部スマートシステム学科 ブログメンバーのMGです。
さて、本日は3/19(土)に行われました福山大学春のオープンキャンパス、工学部とスマートシステム学科の取り組みを中心にご報告します!
春のオープンキャンパスは午後から開始されますが、工学部新棟には写真のように幟とポスターが出されました。まず工学部新棟で工学部全体の紹介を行った後、各学科に分かれて見学をしていただくスタイルです。13:30から学部長香川教授による工学部全体の説明で、「怪談:10年後になくなる職業とは・・・!?」というお話がありました。昨今話題の、コンピュータの進歩、人工知能の進歩は人間から仕事を奪うのか、そのためにはどうしたらよいか・・・といった内容です。
工学部全体説明が終わった後、スマートシステム学科、機械システム工学科、情報工学科、建築学科に分かれて学科ピーアールを行い、学科ごとのイベントに分かれました。さて、当スマートシステム学科は、模擬講義、研究室紹介(卒研中心に)、3年生による公開実験、学生有志のガンダムプロジェクトの紹介と盛りだくさんでした。
まず、学科が進める超小型衛星プロジェクトを取り仕切る、関田准教授による「宇宙を活用するマネジメントってなに?」というタイトルの模擬講義です。宇宙に関する天文学的な事柄や、SF映画を活用した面白い講義で、クリッカーを用いた参加型の講義でもあります。
さて、三年生による公開実験は、工学部棟3Fから軟着陸し、超音波音源を目指して移動するカンバックロボットのお披露目です。3月初旬の授業内では下の写真のように成功していたのですが(動画はこちら)。
今回の公開実験では残念ながら開始直後に誤動作でパラシュートを切り離し地面に激突!どうやら保護用のブルーシートがセンサーに干渉してしまったようです。センサーはつぶれてぺしゃんこになって、ちょっとカッコ悪かったですね。写真は、香川教授による機体解説の様子です。
気を取り直して、研究室見学を続けましょう。私のゼミでは組み立て式の3Dプリンタを卒業研究などに活用しておりますので、その紹介です。自分たちで組み立てたものではありますが、以下のようにフィギュアもそれなりの精度でつくることもできるのです。これで製作した、ミニカーやフィギュアを見ていただきました。
2年生有志の取り組んでいる「ガンダム・プロジェクト」では、ロボット(モビルスーツ)の操縦席を実物大で製作することを目指しています。これまでは操縦席だけだったのですが、今回は外部の小型ロボットに搭載したカメラと連動し、この小型ロボットを操縦席からコントロールするように改良しています。写真の奥側にある灰色の物体が操縦席、操縦席内部の様子が外のプロジェクタに投影されて見られるようになっています。こちらも見学のみなさんに体験していただき好評でした。
その他、研究室見学では沖准教授の取り組んでいる追従機能をもったロボットカルガモ(巨大な顔が見えますね)の実演などがありました。
春の見学会には、新高校三年生を中心にたくさんの方々が足を運んでくださいました。さて、福山大学の次のオープンキャンパス・見学会は今年の6月からスタートです。その時までに我々の行っている研究や教育活動がよりよく伝えることができるような内容を用意したいと思います。
学長から一言:なんだかとても楽しく、ハイレベルのスマートなシステム作りが学べそうですねッ!今後、7/2(土)見学会、7/17(日)体験入学会、8/21(日)体験入学会、9/3(土)見学会が予定されていま~す!!!