４月３日。
満開の桜並木を、初々しい新入生が列をつくった。
『福山大学 平成25年度 入学式』
桜の花びらに似た彼らの微笑みは、
春の陽光を反映した清らかさを漂わせ、
希望と期待に満ちた美しさが
春風のなかで煌めいていた・・・。
彼らが大学へ来て、最初に参加する行事は「新入生合宿オリエンテーション」。
このオリエンテーションを通じて、彼らは大学生活のスタートを切った。
１泊２日の合宿。
オリエンテーションのなかで、彼らは新たな友を創り、
これからのときを共に過ごす
かけがえのない仲間の輪を広げることになる。
４月６日。合宿オリエンテーション２日目。
春の嵐が、大学キャンパスを吹き抜けた。
この嵐にもまた、彼らの若き血潮のようなものを感じて止まない・・・。
この嵐は、満開の桜を散らし、
やがて、新緑の装いの準備へと入る。
「雨降って地固まる」
この言葉は、この春の嵐をもって、
彼らに相応しいとも感じた。
私が所属している海洋生物科学科にも、多くの新入生が仲間入りした。
今日の午前中、合宿先から因島キャンパスへとやって来た彼らは、
キャンパス内の水族館や魚介類の飼育施設を見学し、
これから学ぶたくさんのことに想いを馳せ、
煌めくその瞳の奥に、これから磨かれる彼らの原石が
顔を覗かせていた・・・。
ふたたび、「雨降って地固まる」・・・
山や野に降りそそいだ雨の滴は、
森や林の土へと浸みゆき、
やがて栄養をたっぷりと蓄えた大きな水の流れとなって、
海へと流転する。
彼らが目指す「海」は、どんな広がりをもつことになるのだろう？
降りそそいだ雨の滴は、これまでの彼らの人生。
栄養を蓄える森や林は、これからの大学生活。
彼らの大きな流れは、彼らの「海」という未来。
たくさんの経験とかけがえのない出逢いが、
彼らの「海」に
夢と希望をもって満ち溢れることを、
私は願っている。
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| 大学生活のあれこれや履修登録の説明を神妙な表情で聞いている新入生たち |
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因島キャンパスに在る附属水族館マリンバイオセンターを見学する新入生たち
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（海洋生物科学科 Kenji♪）
追記・・・
因島キャンパスには、附属の水族館マリンバイオセンターが在ります。
水族館では、瀬戸内海に棲息している魚介類をはじめ、
熱帯や亜熱帯域に棲息している生きものたちを飼育展示しています。
海洋生物科学科のアクアリウム科学コースでは、この水族館施設を利用した飼育実習を行っています。
また、水族館は無料で一般公開しています。是非、足をお運びください。
来館をお待ちしております。
＜水族館の在る因島キャンパスの連絡先＞
広島県尾道市因島大浜町452-10
TEL: 0845-24-2933（代）
水族館のHP：
http://www.fukuyama-u.ac.jp/life/marine_bio_center/htmls/suizokukan.html
学長からの一言：今回は新人のブログメンバー、Kenjiさんからです。新入生と同じぐらい燃えています！
