生命栄養科学科のMUです。3月19日(火)に行われた、農林水産省主催の食育イベント「神石高原町でマジごはん」に学科の学生さんと参加してきましたので、その時の様子をご紹介します。
今回のイベントは、大学生を対象とし、神石高原で農業体験を伴う意見交換会を行うことが目的です。ちなみに「マジごはん計画」とは、農水省が食の大切さについて若い世代の理解を促すことを目的として、美容やファッション等の切り口から、若者が食について考えるきっかけを提供する取組みで、平成23年3月より実施されています(農水省HPより)。
以下が今回のイベントのポスターです。
今回のイベントは、大学生を対象とし、神石高原で農業体験を伴う意見交換会を行うことが目的です。ちなみに「マジごはん計画」とは、農水省が食の大切さについて若い世代の理解を促すことを目的として、美容やファッション等の切り口から、若者が食について考えるきっかけを提供する取組みで、平成23年3月より実施されています(農水省HPより)。
以下が今回のイベントのポスターです。
本学からは、8名の学生さん(2年生)と教員2名の計10名で参加しました。全体の参加者としては本学の他に、県立広島大学、広島大学、福山市立大学、広島女学院大学、岡山県立大学、広島経済大学の7大学から計30名の大学生が参加しました。生命栄養科学科の学生たちはチーム名を「Cooking & Nutrition !!」とし、意見交換会では5つのチームのうちの1チームを担当、さらにNさんはチームリーダーを務めることになりました。ポスターにもありますが、イベントが盛りだくさんでびっしりスケジュールが組まれています。それでは、時間を追って一日の出来事をご紹介します。
まずは、福山駅に午前8時45分に集合して、バスで出発しました。約一時間後に、仙養ケ原ふれあいの里に到着し、まずは神石高原町の特産品のひとつ、こんにゃく作りを体験しました。
まずは、福山駅に午前8時45分に集合して、バスで出発しました。約一時間後に、仙養ケ原ふれあいの里に到着し、まずは神石高原町の特産品のひとつ、こんにゃく作りを体験しました。
まずは、地元の生産者の森岡さんよりこんにゃく芋を実際に見せてもらいながらこんにゃくについてお話をいただきました。
次に実際に、5チームに分かれて、こんにゃく作りを体験しました。まず、こんにゃく芋をすりおろしたものを、たらいの中でよく練ります。 学生さんたちがかわるがわる練っていきます。
スライムのような感覚で歓声を上げながら楽しそうに練っていました。およそ10分で、照りと粘り気が出てきます。
ちなみに今回は、生命栄養科学科のユニフォームTシャツ(試作品)を勝負服として着用しました。黄色が鮮やかでよく目立っていたので、カメラマンとしては、うちの学生さんを見つけやすく大変ありがたかったです。偶然にも農水省の職員の方が着用されていたジャンパーと全く同じ色でした。本学の他には、福山市立大学の「野菜を育てようサークル」の学生さんがかわいい野菜のイラスト入りの色違いのパーカーをユニフォームにされていました。今回は着用されていませんでしたが、広島女学院大学「食育ガールズ♪」もピンクのTシャツをユニフォームにされているそうです。
さて、練ったこんにゃくですが、水に溶かした凝固剤(炭酸カルシウム)を投入してさらによく練り混ぜます。そして、こんにゃくを手ですくうようにして取り、丸くして茹でます。
ちなみに今回は、生命栄養科学科のユニフォームTシャツ(試作品)を勝負服として着用しました。黄色が鮮やかでよく目立っていたので、カメラマンとしては、うちの学生さんを見つけやすく大変ありがたかったです。偶然にも農水省の職員の方が着用されていたジャンパーと全く同じ色でした。本学の他には、福山市立大学の「野菜を育てようサークル」の学生さんがかわいい野菜のイラスト入りの色違いのパーカーをユニフォームにされていました。今回は着用されていませんでしたが、広島女学院大学「食育ガールズ♪」もピンクのTシャツをユニフォームにされているそうです。
さて、練ったこんにゃくですが、水に溶かした凝固剤(炭酸カルシウム)を投入してさらによく練り混ぜます。そして、こんにゃくを手ですくうようにして取り、丸くして茹でます。
慎重に熱湯に投入しているのはリーダーのNさんです。
ゆであがったこんにゃくは、スライスしてお醤油でいただきました。
できたてほやほやの手作りこんにゃくはもちもちした食感で、いつも食べているこんにゃくとはまた一味違った美味しさがありました。
次に、屋外で椎茸の植菌体験を行いました。まずは、野菜ソムリエの上原さんに植菌の方法についてご説明いただきました。
次に、屋外で椎茸の植菌体験を行いました。まずは、野菜ソムリエの上原さんに植菌の方法についてご説明いただきました。
実際に原木にドリルで穴をあけて、その穴に椎茸の種駒を入れていきます。
こちらでも、チームごとに協力して原木数本に植菌を行いました。この原木は生命栄養科学科でも1本お土産に持ち帰らせてもらいました。現在、よい置き場所を探し中です。こちらのセンターの裏山では、このように原木を並べていました。
写真では見づらいですが、原木から小さなしいたけが生えています。しっかりした椎茸が生えてくるまではなんと2年!かかるそうです。
さて、体験は以上です。続いて、道の駅 さんわ182ステーション自然食レストラン「高原の風」にバスで移動して昼食をいただきました。バイキング形式で地元野菜をたっぷり使ったお食事をいただきました。
その後、くるみふれあいプラザにバス移動し、いよいよ意見交換会です。意見交換会の司会は歌って踊れるシェフ、宮崎学さん(NPO法人ワンピース副代表)で、なんと!AKBのヘビーローテーションを踊りながらのご登場でした。
さて、体験は以上です。続いて、道の駅 さんわ182ステーション自然食レストラン「高原の風」にバスで移動して昼食をいただきました。バイキング形式で地元野菜をたっぷり使ったお食事をいただきました。
その後、くるみふれあいプラザにバス移動し、いよいよ意見交換会です。意見交換会の司会は歌って踊れるシェフ、宮崎学さん(NPO法人ワンピース副代表)で、なんと!AKBのヘビーローテーションを踊りながらのご登場でした。
会場も盛り上がり、いよいよ話し合いです。共通テーマは「食と農を考えよう」で、形式はワールドカフェ方式で行いました。 ワールドカフェ方式とは、5、6人単位で1つのテーマを一定時間話し合い、終わったらメンバーを取り替えて、また同一テーマで話し合うことを繰り返す話し合いの方法です。メンバーを変えながらグループで何ラウンドか話し合いを続けることで、あたかも参加者全員で話し合っているような効果が得られるそうです。
グループテーマとして、「マジ楽しめる農業体験イベントを考えよう」、「マジ野菜のよさPRしよう」、「マジ食生活をよくするアイデアを考えよう」、「マジ若者のベストメニューを考えよう」、「マジ食で地域をおこそう」の5つについて、まずそれぞれのグループで話し合いました。
15分後には、2ラウンド目として、チームリーダーとゲスト(神石高原町生産者、地域おこし協力隊の方ほか)以外は別のグループの島へ移動し、また別のテーマについて話し合いました。
同様に3ラウンド目も行い、4ラウンド目では自分のチームに戻って意見をまとめました。そして、最終的に各グループでまとめた意見を発表しました。
それぞれのグループ内で自由な意見や面白いアイデアが飛び交い、とても活発で有意義な意見交換会となりました。
今回のイベントのチームは各大学の混合チームだったこともあり、体験やグループワークを通して、次第に他大学の学生さんと打ち解けていっている様子が印象的でした。このような機会は学生さんにとっても貴重な体験になったようです。また、歌って踊れるシェフをはじめとして、野菜ソムリエの方や、神石高原町の方と交流できたことも大変良い経験になったと思います。
学長から一言:ワールドカフェ方式は、面白いですね。通常の授業でも、使えそう。