2015/01/27

第5回教養講座「勝ち抜くためには、何が必要か~野球を通して私が得たもの~」

こんにちは。ブログスタッフ経済学部の足立です。

1月23日金曜日に平成26年度第5階教養講座(NHK大学セミナー)が開講され、NHK野球解説者の小早川毅彦氏による、「勝ち抜くためには、何が必要か~野球を通して私が得たもの~」というタイトルの講演がありました。

小早川氏は、広島県の出身で、PL学園、法政大学と進み、広島カープに入団、広島カープの4番バッターとして活躍した選手です。あの江川投手に引退を決意させたというエピソードは有名ですね! その後ヤクルトスワローズに移籍し、引退後は広島カープのコーチとして、現在はNHK野球解説者として活躍されています。

 私は小早川氏とは同年代なので、彼が法政大学に入学し、1年生から4番バッターとして活躍した姿を、神宮球場でよく見ていました。一言でいうと「格が違う」でしょうか。その当時からオーラを発するすごい選手でした。私にとっては、いつまでたっても小早川選手であり、若い時代の思い出がよみがえる、とても印象に残る野球選手の一人です。

 講座では、解説者や選手の試合当日のルーティン、2015年シーズンの広島カープについてなど、テレビでの解説同様とてもわかりやすく解説していただきました。

また、自身がネフローゼ症候群という病気を克服したこと、病気の克服のためにお世話になった人への感謝の気持ちについて、中学校で野球を始めのめり込んでいくきっかけとなった監督との出会い、PL学園時代のつらい寮生活で知った親のありがたさ、ヤクルト時代の野村監督のID野球についてなど、野球部の学生だけでなく若い学生諸君にはとても参考になるお話だったのではないでしょうか。

「自己分析」の重要性、「ストーリーを描く」、「ポジティブ」になる、「謙虚」になること、「向上心」をもつこと、健康であるために「食」を大切にすること、そして、「あきらめなければ負けはない」というメッセージは、みんなの心に響くメッセージだったと思います。

野球部の学生からは「大きい舞台で実力を発揮するにはどうすればいいでしょうか」、「対戦して打ちにくかったピッチャーはどんなタイプですか」などの質問がありました。勉強になりましたか?
硬式野球部員からの質問

教養講座に出席した硬式野球部員の感想です。

経済学部3年廣田光弥
全国という大舞台において、結果を気にせず、今目の前のことに集中するというアドバイスをいただきました。この講座で学んだことを行動に移し、全国で勝てるチーム作りに励んでいきたいです。

経済学部3年桑木拓磨
プロ野球の一軍で活躍されただけあって、とてもためになるお話を聴くことができました。自分も投手として質問させていただき、参考になるアドバイスをいただけたので、今後の野球人生に生かしていきたいと思います。

経済学部2年畑 亮佑
自己分析をすることが勝ち抜くためには大切ということが一番印象に残りました。自分に足りないことを自分で分析して、課題に取り組む。これをチームに置き換えて、チームに足りないことを分析して、全国で勝てるチームになりたいと思います。


はい、みんなしっかり学習したようです!



教養講座終了後には、在校生の学長賞表彰がありました。写真の郭さんはBINGOオープンインターンシップでベストプレゼンテーション賞を受賞しています。今回の学長賞受賞は、他の留学生の励みにもなりますね!

表彰を受けた学生の皆さん、おめでとうございます。さらなる飛躍を期待しています!

学長賞学業部門受賞の郭玥(カクゲツ)さん

受賞者全員集合!-いい笑顔です


学長から一言:小早川氏のお話を伺い、一流になる人は領域が違っても、人生のマイナス要素をプラスに生かす精神力は共通していると、感じ入りました。。。.学生にとってすばらしい講演でしたねッ!