6/27(木)にJICA(国際協力機構)の集団研修が行われましたので、その報告をします!
この研修は外国の産業技術教育の推進を図ることを目的として行われており、今回来学されたのはJICA関係者2名と、外国からの研修生13名です。13名の内訳はカンボジア:3名、エジプト:2名、ヨルダン:2名、モンゴル:1名、ミャンマー:1名、パキスタン:2名、フィリピン:1名、南アフリカ:1名で、ほとんどが各国の公官庁の方です。数ヶ月に渡って日本に滞在し、日本の大学だけではなく、産業界等の視察も行っているとのことです。
今回のテーマは「日本の大学・工学部」ということで、工学部の概要や各学科の特色、就職・キャリア支援の説明の他、工学部関連の施設見学をして頂きました。
学長挨拶・大学概要の説明の様子
学長の挨拶及び大学概要の説明、工学部長の挨拶が行われた後、各学科の概要が説明され、そこでは各学科の教育内容や研究トピックスの説明を行いました。その後、就職・キャリア支援の説明が行われました。
続いて工学部関連の施設見学をして頂きました。まずは自動車実習工場です。ここではシャーシダイナモメーターやオンライン車検システム、エンジンカットモデルや現在行われている「EV学生製作プロジェクト」で作製中の車を見て頂きました。
自動車実習工場見学
続いて構造材料開発研究センターの見学です。大型構造試験機だけではなく、材料開発研究室の設備もご覧頂きました。見学中、装置に関する質問が出るなど、熱心に見学して頂きました。
構造・材料開発研究センター見学
最後はフーズカフェにて質疑応答(コーヒーブレイク)が行われました。そこでは大学の学生へのサポート体制や就職・キャリア支援に関すること、工学部の特徴やユニークな取り組みについての質問が多く寄せられました。
質疑応答(コーヒーブレイク)の様子
最後にサプライズが!研修生からプレゼントを頂きました!!
2時間半という短い時間での研修でしたが、研修生の方は施設見学の移動中に美しいキャンパスをバックに記念撮影をされるなど、福山大学を満喫されている様子でした。今回の研修が本国に戻られて役に立つことを願っております!
学長から一言:お国も、性別も、年齢も、服装も、実に多彩な顔ぶれでしたが、好奇心と熱意は皆さん一緒でした! これを機会に、これらの国や機関と新しいつながりが出来ることを期待しています。