祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
ということで、今回は大学の鐘のお話。
福山大学15号館(夕方) |
福山大学15号館(昼) |
福山大学物語
福山大学の鐘の声 七種類の響き有り
さくら・つつじの花の里 若人ここで理を学ぶ
集いし学者情熱く いつかみた夢の大学がごとし
15号館の時計と鐘 |
福山大学の15号館には時を告げる鐘があります。昭和60年の15号館完成以来、大きな故障もなく、鳴り続けています。鐘の奏でる曲はいつも同じではなく、いろんな曲を奏でているのをご存じでしょうか?
月曜日から土曜日の午前9:00は校歌(福山大学の歌)。
12:00は福山大学応援歌。
夕方の5:00は月曜から土曜まで次の曲をかなでます。
月曜日:若者たち
火曜日:線路は続くよどこまでも
水曜日:歓喜の歌
木曜日:エーデルワイス
金曜日:若者たち
土曜日:福山大学応援歌
15個の大小の鐘を打ち鳴らし、これだけの曲を奏でています。
(※鐘の都合で多少の音程のズレや省略はあるかもしれませんが、上手に工夫しているそうです)
ちなみに、午前9:00の福山大学の歌の歌詞は、
光さす 備南の山脈 裾ひろく 風さわやかに よぎる里
熱き希いに 集いつつ 不朽の真理 極めてゆかん 栄えあれ母校
福山大学
です。(鐘は鳴るだけで、歌うわけではありません。)
通常、大学では大学の歌を歌う機会はほとんどないかもしれません。福山大学では毎日鐘によって大学の歌がかなでられています。皆さん、たまには鐘に会わせて大学の歌を口ずさんでみてはいかがでしょうか?