2011/06/27

地元地域との交流会 ~もち麦のちまき~

先週の土曜日に、私が住んでいる東村の地域の人たちが企画したもち麦のちまきを作って食べる会に参加してきました。昨年もこの会にお誘いいただいたのですが、所用で参加できませんでした。ところが、出来あがったもち麦ちまきをどっさり、わざわざ大学に届けてくださり、事務の人も一緒に大変美味しくいただきました。今年は・・・学生たちと一緒に出かけました・・・と言いたいところですが、「学生は先に、私はできあがった頃に・・・」です。
なので、ここからは、実は参加した学生の言葉がミックス。。。。。
会場の小原クラブのところまで来ると、さっそくもち麦が我々を迎えてくれました。もち麦は大麦の一種で、地元の方によると昔はこの地域でもたくさん作られていたそうです。




このあと、地域の方と一緒に、麦の粉から生地を作り、餡にくるんで、さらに竹の皮で包みました。

最後にい草でしばれば、ちまきの原型が完成します。実際には、きれいな形になかなかできず、悪戦苦闘しました。地域の方が手際よく作っていくのを、私たちが足を引っぱっていないか心配です。
これをさらにセイロで蒸すとちまきの完成です。中を割ってみると、紫色のもちと餡が見えます。
穀物研究に詳しい生命工学部の先生によると、この麦はポリフェノールが多いためこのような色になるそうで、さらに食物繊維やβ-グルカンといった成分もたっぷりと入っているので、健康に良いそうです。
味の方は、セイロから取り出した出来立てで、抜群でした。。。待っている事務の人の分もおみやげにもらって。。。

先週の土曜日はとても暑くて大変な作業もありましたが、地域の方と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。東村の誠会の皆様、ありがとうございました。

次回は、地元産のサツマイモを使った焼き芋交流会です。

また、地域と大学のコラボの種を探しているので、アイデアをお持ちの先生や学生さんはよろしくお願いします。

最後に、会場におかれていた看板には“虫かご、ちまき作り”とありました。ちまきはご紹介した通りですが、虫かごの方は下の写真です。これはもち麦のわらを編んで作ったもので、昔はホタルを入れて楽しんだそうです。参加した保育園児とお母さん方が、作られました。