今回は私が引率したUCR研修の様子をお伝えします。
大雨が降る8月3日(日)朝8時。夏期英語研修の参加者11名が少し緊張した面持ちで岡山空港に集合しました。韓国・仁川空港での乗り継ぎを経て、いざロサンゼルスへ。
約半日かけて無事に到着。日本を出発してすでに17時間が経ちましたが、まだ日曜日の朝11時です。(日本との時差は−16時間)
ロス空港からバスで行くこと1時間半。ついにリバーサイドに到着。
抜けるような青い空、道路沿いに並ぶ椰子の木、街を囲む “茶色い” 山々(木が生えていない)、そして明るいスタッフたちが私たちを迎えてくれました。
写真奥の山が見えるでしょうか? "茶色い"でしょ? |
簡単な説明を受けた後、一息つく間もなく、学生たちはそれぞれのホストファミリーとともに各家庭へと分かれていきました。
さあ、これから1ヶ月のアメリカ生活が始まります。
その後の4週間は、今から思うとあっという間でした。
月曜日から金曜日までは朝8:30から15:10まで、各レベル別のクラスで授業。最初は、日本とは違う授業スタイルに戸惑う学生も多かったようです。
昼休みには、ホストファミリーが作ってくれたサンドイッチを片手に、分厚い教科書を広げて頭を抱える姿をよく目にしました。
週末は、それぞれ希望のオプショナル・ツアーに申し込んで、ユニバーサル・スタジオ、サンディエゴ、ディズニーランドなど、みなさん思い思いに楽しんだようです。
(詳しくは国際交流課のFacebookページをご覧下さい)
ディズニーランドにて |
ツアーに参加しない日は、自分たちで電車やバスの時間を調べて、ロサンゼルスやアウトレットモールに出かけていました。しかし、ここはアメリカ。完全なる「車社会」です。
電車やバスはもちろんありますが、本数も少なく、乗り継ぎも不便であることが多いです。もう少し色々な場所へのアクセスが良ければ、もっと効率よく動けた(楽しめた)のに、と思っていた学生は少なくないでしょう。
8月31日朝8時。ホストファミリーと涙&笑顔の別れをしてきた学生たちが、たくさんの荷物を抱えて集まってきました。
授業にも、生活にも、英語にも慣れてきたところで、残念ながら8月が終わってしまいました。あちこちで「帰りたくない」「また来たい」という声が聞こえます。(私も同意見。)
どの学生も1ヶ月前と比べ、一回りも二回りも大きくなったようでした。
(もちろん、比喩的な意味です。"Fat Burger"のXXXLサイズを食べ過ぎた、という意味ではありません。)
彼らの表情を見ていると、どこか自信が付いたような、達成感を得たような、そんな顔をしていました。
UCR Extension Center |
あっという間の1ヶ月でしたが、学生たちにとっても、私にとっても、思い出深い夏となりました。
学長から一言:皆さんお帰りなさい。。。一回りも二回りも大きくなったとのこと、修了証書を携えての学長室訪問をお待ちしていま~す。。。ところで、UCR=カリフォルニア大学リバーサイド校。