ここの案内にありますように、福山大学では平成24年度のオープンキャンパスが、7/14、7/22、8/19、9/1 の日程で開催されます。先日、7/22(日)に行われた体験入学会の工学部電子・ロボット工学科のとりくみを紹介します。
● 体験入学会 電子・ロボット工学科スケジュール(7/22)
10:10~ 電子・ロボット工学科学科説明
10:30~11:30 模擬講義 「"だんどり"のテクニック」 「集団行動するロボットの知能」
昼食無料体験
13:00~14:50 模擬実験 「マイコン・マジック」
今回の体験入学会は、講義に実験にと内容は盛りだくさんで、裏方は一週間前ほどから準備にとりかかりました。特に模擬実験「マイコン・マジック」に使用する教材を、基板作成機を使って手作りしました。写真は、教材の生産風景です。たくさんの見学の方が参加することを期待して多目に作っています。
前日の深夜(正確には日付が変わって当日)まで、準備が続きます。教材の下準備、マニュアル作り、プレゼンテーション作成を、大学院生(S君・A君)が主体的に準備をしてくれました。感謝!!
7月22日、朝の福山大学大学会館前の風景です。受付時間のかなり前ですが、高校生の方が何人か集まってますね。受講者を確認して気合が入ります。
昼食会が終わり、一号館電算機室に移動し、模擬実験です。受講者は高校生9名。この実験は、イタリア製のワンボードマイコン ”Arduino” を使用して小型の電光掲示板を作ってみようというものです。
ちなみに、前々から準備していたのは、この Arduino に掲示板LEDを装着させるためのアタッチメントです。意匠をこらして福山大学オープンキャンパスのロゴを削り出してみました。 Arduno のアタッチメントは”シールド”と呼ぶので”福山大シールド”といったところでしょうか。
大学院生S君のプレゼンテーションと実験説明の後、実際の作業に入ります。福山大シールドは半完成状態ですので、これに配線を施し完成させ、パソコンから電光掲示板を光らせるプログラムを送信します。不慣れな参加者でも完成まで到達できるように、学生スタッフ(緑のTシャツ)が親身にサポートします。
今回の反省として、やはり、1時間半という時間の制約は厳しく、下準備をたくさんしたのですが、全員が電光掲示板を点灯するところまでこぎつけるのに14:30をオーバーしてしまいました。次の8/19のオープンキャンパスではもう少し手際よくしないといけないというのが課題ですね。ちなみに、今回作成した小型電光掲示板の Arduino + 福山大シールド はお土産として持って帰っていただきました(太っ腹!)。
8/19のオープンキャンパスでも、お土産企画を予定していますので、たくさんの参加者を期待しつつ、教材生産と下準備を進めていきます。
学長から一言:新人のMG君は,電子・ロボット工学科のことで頭がいっぱいのようですが,他にも13学科あって,それぞれ工夫を凝らして,高校生に進路選択の参考になる情報を提供しています。ちなみに,電子・ロボット工学科の参加者は9人と多くはありませんでしたが,最後のアンケートでは,全員が「体験入学会の印象は,非常によかった」と最高の評価でした!