2012/05/26

ある福山大学教員の1日

 学長室ブログスタッフのエドワード・ハリスです。夏に向けて少しずつ暑さが感じられるようになった今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 得意の乾布摩擦で元気いっぱいの松田学長は暑くなればなるほど意欲も食欲も湧いてくるとかこないとか…

 さて、大学の先生って普段、何してるの?と言われてもなかなかイメージが浮かばないかもしれません。そこで福山大学を身近に知ってもらうためにも今回は福山大学の教員の一日を覗いてみましょう。

8:10 福山駅前
9時からの1時間目の講義に合わせて福山駅前からの直通バスを利用して出勤。30分で大学に到着する直通バスは。大変便利! 車内ではしばしの間、夢うつつの時間を過ごす。

9:00 福山大学1号館
100名の2,3年生を対象にした専門科目の講義。福大の学生は1時間目からしっかり、講義に出席しています。


10:40 福山大学研究室
1時間目の講義が終わる研究室の前に人影が! 学生が卒業後の進路の相談に来ていたのでした。学生生活の近況も聞きながらしばしの間、学生指導。福大の先生方はいつでも学生の訪問を歓迎しています。

12:30  1号館喫茶食堂
同僚の先生方と学食でランチ。今日のメニューは松田学長も大好きな?カツカレー。

午後の初めは、3,4年生対象のゼミ。学生の研究報告を基に熱心な議論が交わされる。

17:00 福山大学会議室
学内の共同研究プロジェクトの打ち合わせ。同じ学部の先生達と科学研究費に採択された課題の研究会。そろそろお腹が空いてきた〜

19:00 福山大学研究室
本日の予定をこなしてようやく研究室へ。これで帰れるかと思いきや無情にも論文の提出を催促するメールが出版社からきていた…
とりあえず、電話をして全力でお詫びする。何も手を付けないのは、心が痛むので多少は原稿に手をつける。それにしても机の上が汚すぎる!

21:00
ようやく帰宅。大学と松永駅を結ぶスクールバスを利用する。

福山駅に到着後、「夏はこれからだぜ」という謎の言葉を残し家路を急いだ。

ある教員の1日いかがだったでしょうか? 大学の先生と言うと図書館で一日中1人で本を読んでるイメージもあるかもしれませんが、なかなかどうして学生と多くの時間を過ごしています。若さの秘訣は学生と一緒にいて若いエネルギーをもらうことだと,松田学長が言ったとか言わないとか…(言いました!)
一部に熱狂的なファンがいるとかいないとか・・・という噂も聞こえ始めたエドワード・ハリスの学長室ブログ、また皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。それでは、良い一日を!Have a nice day!

学長から一言:ハリス君,若いのにまだまだ生ぬるい1日だねー,と学長が言ったとか言わないとか・・・

2012/05/18

キャンパス内マラソン

こんにちは,ブログスタッフのHYです。今日は,今ひそかにブーム?のキャンパス内マラソンについてご紹介します。


今年の初めから,3月にあった福山マラソンの10kmの部に出場することを目標に,心理学科の2つのゼミ生を中心に,校内を走る練習をしてきました。


福山マラソンが終り,年度が替わってメンバーの一部が交替しましたが,新しいメンバーを迎えて走り続けようと,現在も毎週木曜日のゼミ終了後に校内を2周ほど走っています。以前,校内をぐるっと走ったら何キロになるのか測定してみましたが,ざっと2.2kmでした。しかし,途中は山あり坂ありのコースなので,平地の2.2kmを走るよりは随分ハードな気がします。


今日もゼミが終った16時半ごろからボチボチ人が集まり始めました。



まずはウォーミングアップ。続いて,記念撮影??




そして,19号館裏から出発です。今日は総勢18名! これまでの最多の参加となりました。


19号館裏から大きな駐車場へ向けて走り・・・

駐車場の横をぬけて,ロダン橋方面へ。


意外にこの緩やかな上り坂が足にこたえます。


ロダン橋をくぐって右へ。青池(と言うらしい。写っていませんが,白鳥がいます)の横を通り,


薬学部方面へ。


途中にたけのこが。破竹ではないですよね・・・??

キャンパスの最西端へ向けて走り(左竹やぶの下に位置する割石池(と言うらしい)からは,ウシガエルの鳴き声が),



折り返し。

折り返しの途中で一番きついのが,野球場とサッカー場に上がる坂道。ここを走り終えると精根尽き果てた気がします。

坂道の途中には薬草園(普段走っているときには立ち寄る余裕はありませんが)。



きれいな花も咲いています。


ようやく野球場が見えたと思いきや・・・

またもや坂道!

登り終えて少し下ると,記念館が。

ここから19号館まで一気に下ります。これを2周繰り返します。

最後の周ではマネージャー?がお出迎え。

一番乗りは24分台。

先週からはじめた彼はもう倒れそうです。それでも2周頑張りました。

40分かけて最後の集団が・・・・

本日走ったキャンパスルートです。



将来的には福山大学内でマラソン大会や駅伝大会ができないかなと,野望を抱いてみたりしていますが,まずは,学科を越え,たくさんの人が集まってみんなで楽しく走れるようになればいいなと思っています。

学長から一言:マラソンがらみの,楽しいキャンパス案内をありがとうございました。新緑と五月の風の中を走るのって,すばらしいですね。

2012/05/07

活躍の場


学長室ブログスタッフTです。

連休中に福山大学関係者の活躍の場に、偶然、居合わせました。その様子を報告。

連休最後の日曜日に岡山でサッカー観戦(J2:ファジアーノ岡山のホームゲーム)をしました。
対戦相手はFC岐阜。FC岐阜と言えば、中島康平選手が今シーズンから加入したチームです。詳しくはこちら

前半は0-0。
後半に入り、電光掲示板に”IN 27 FW 中島康平”の表示があり、選手交代のアナウンスがありました。


中島選手は、登場後、間もなく、ヘディングの競り合いで、相手選手の肩に乗りかかるほど高くとび、観客をざわめかせました。
その後も、ひたむきに走り回り、競り合いで何度倒されてもJリーグの先輩選手に対して、臆することなく、アクティブにチャレンジし続けていました。一方で、時に冷静にボールをコントロールもしていて、新人らしからぬところも見せていました。
中島選手は最後まで相手の守備をかき乱し続けました。FC岐阜の勝利へ、しっかりと貢献した活躍に感動しました。

学長から一言:福山大サッカー部の吉田監督は、今年2月8日の中島君の入団記者会見の時、「けがも恐れずにゴール前に頭から突っ込む」姿勢がFC岐阜に評価されたと言っておられましたが、その通りの活躍ぶりですね。中島君、応援していますよ!!

2012/05/02

「旅立ちの春!」

明るくやわらかい陽射し、さわやかな風が若々しい緑を通り抜けて、なんともいえず幸せな気持ちになる今日このごろです。日本人が感じることのできる「四季」のなかで、おそらく最も好きだと思われるこの「春」に、ふさわしく、薬学部の若芽達も実務実習に旅立ちます。本日は、送り出す人々による祝福、激励のセレモニー、「平成24年度福山大学薬学部、第3回病院・保険薬局実務実習白衣授与式」です。ブログだから、感じたままをなんの体裁も考えずお伝えしようという薬学部Aです。お察しのとおり、私は大変幸せな気分に浸っております。「嗚呼っ、1年生の『春』には、あんなに子供だったあの子達が、みごとに共用試験にパスし、今この『春』、5年生として、次のステップに進もうとしているのだ(感涙)」彼らは、毎日休む間もなく、講義、確認試験や模試にあけくれ、事前学習、実地試験のプレッシャーに追われ、たよりなく、緊張に苛まれていたのです。辛いこともあっただろう、泣きたいこともあっただろう。援護する私達にも相応のストレスがふりかかっていました。だからこそ、この幸せ、この誇らしさ。一時であれ、どっぷりつからせてください。

4/21():実務実習をする時につける名札用に、福山大学薬学部の学生であることを表明する個人写真を写していただきました。薬剤師の卵ですから、ちゃんと白衣を着て、ネクタイも締めて。カメラマンは、知るひとぞ知る、薬学のプロ級カメラマン西尾先生です(自称:しろうともどきのカメラマン)。ギャラリーがひやかすので、自然と笑顔で写ります。白衣授与式の準備は着々と進められています。


『プリクラ?。』
4/28()12時:ご父兄の方々、指導薬剤師の先生方、先輩、後輩、教職員と主役の4年次生134名が、大学会館にスタンバイ。福山大学管弦楽団が奏でる音楽がおだやかな雰囲気をかもしだします。

ポーズをとれといわれたら、、まずピース。
おとうさん、おかあさん、ありがとう。
みんな、ありがとう、これからもがんばろうね。



開式宣言が高らかに響き、「福山大学の歌」の曲が会場内に厳かに流れた後、総代が、共用試験基準点到達証明書を受け取りました。これで、医療人の卵誕生です。総代の姿勢の良さと伸びやかな声に、若人のフレッシュなエネルギーを感じました。



次々と5年生の名前が読み上げられ、呼ばれた5年生は、壇上にあがっていきます。『あっ、○○くんだ。私達、一緒に5年生になれたんだな。感無量。涙おちるな!。心臓がどきどきする。手に冷や汗がでる。緊張するなあ。担任の先生が壇上で待っていて、ひとりずつ白衣を渡してくれる。いつも教室であっている先生だけど、雰囲気がちょっと違うなあ。先生も緊張しているみたいだけど、大丈夫かなあ。』


福山大学薬学部のロゴの入った新しい白衣




            



オケが一段と勇壮な音楽を奏でます。白衣を着けた5年生の入場です。きっとてれくさいでしょう。が、うれしい気持ちがいっぱいです。『お父さん、お母さんありがとう。これからもがんばるね。指導薬剤師の先生、よろしくご指導お願いします。楽しみにしています。友達、先輩、後輩、みんないっしょにがんばっていこうね。先生、これからもよろしくお願いします。』




学長先生から、祝福のお言葉と、薬とともに患者さんのことを思いやれる医療人としての覚悟をきめてくださいというお言葉をいただきました。『実習ってどのような感じなんだろう。先生からのお話を聞いて、患者さんの気持ちのわかる医療人になりたいと思うけど、なれるかしら。わくわくします。』




『いつも空手チョップをかましてくる学部長先生も、きょうは、開口一発、おめでとう、敬意を表します、と。すなおに感動だなあ。先生のおっしゃったように、医療人は、責任あるきびしい仕事だ。医療人の卵からヒナになり、大きく成長して羽ばたけるようがんばりたい。』


             


5年生代表も決意表明を行います。

『本日は、このような会を開催していただき、ありがとうございます。きっと必ず、今の気持ちを忘れません。私達は、社会の中で、病気で困っている人の手助けを心をこめて行うことができるよう、この白衣にかけて、精進します。』



『先生っ。もうちょっとあごをひいてくださいっ。』
『ばか言ってんじゃねえ。あごをひくと、涙がおちるじゃねえか。』

夢から覚めると、現実が見えてくる。これで、満足してはいけないのです。またすぐに、次の関所がやってくるのです。『実習を乗り切って、そのいきおいで国家試験に突入か、、、(汗)』(ってな、具合でしょうか。Photos by Dr. Tsuchiya)

学長から一言:今回は、初登場のAさんでした。何か、感情がほとばしり出ていますね、当の学生以上に。この熱意が学生を育てるのです。福山大学の薬学教育は、全国のモデルになるようなすばらしいものです。六年制最初の国家試験も、入学生数に対する合格率では、全国で8位、中国四国でトップでした!







2012/05/01

フォトコンテストの結果

「福山大学の桜」フォトコンテストは、投票の結果、最優秀賞には25番の桜吹雪の写真が選ばれました。また優秀賞には8番の写真が、そしてさくら賞には36番の写真がそれぞれ選ばれ、今日(4月28日)の昼に表彰状と賞品の授与式を行いました。
大学関係者に限定したミニフォトコンテストでしたが、予想以上の力作がそろいました。
作品をご応募いただいた方々、ならびに作品の審査にご投票いただいた方々、さらにはこのコンテストのサポートを頂いた多くの方のおかげをもちまして、無事に終わることが出来ましたことを感謝いたします。

応募いただいた写真の一部は福山大学の宮地茂記念館(駅前キャンパス)とJR松永駅にも展示されています。ただし、両方とも展示場所が一箇所に集中しておらず、あちこちに分散しているようです。全部見るには、構内を探検しないといけないかも。。。

「次回はサツキで!」などと声をかけられていますが、しばらくはご勘弁ください。

下に入賞3作品をもう一度お見せします。写真をクリックしたら大きなサイズで見ることができます。

最優秀賞

優秀賞

さくら賞

学長から一言:受賞者にかわいい子どもさんがうつっていますが,教員の方のご子息です。ありがとうございました。昨日(4/30)JR松永駅に行きました。改札口を出たところにとてもわかりやすくまとめて展示されていました。JRの皆様,ありがとうございます。