2017/03/25

メディア・映像学科 ”尾道映画祭”での学生作品の上映!(報告編)

こんにちは。学長室ブログメンバー/メディア・映像学科の安田より報告です。

先日告知させていただきました尾道映画祭」での学生作品の上映が、3月18日に実現しました!

メディア・映像学科2年次生による3作品が、尾道市立大学生(3、4年次生によるものということでした)の作品とともに、シネマ尾道のスクリーンに上映されました。

第一回尾道映画祭、シネマ尾道。本学科の授業にも関わってくださっている大谷副実行委員長によるご説明
メディア・映像学科長の中嶋教授による紹介から
今回の作品は全て「昔話」をモチーフにしたストーリーでした(竹取物語や浦島太郎など、誰でも知っている話です。が、最終的な作品はそこから思い切り離れたものになることも多々あります)。そういった制作背景などについても、まず中嶋学科長から紹介がありました。3作品それぞれの上映後には監督学生のプレゼンテーション+ゲストによるコメント…というありがたい内容でした。
作品のプレゼンテーション


自分たちの作品を映画館のスクリーンで上映して、自分の言葉で説明して、またそれに対してプロのレスポンスを受ける・・というのもなかなか得がたい経験だったと思います。

今回は映画監督・俳優(主演・監督作の「雪女」で尾道映画祭にも参加されていました!)の杉野希妃さんと、映画評論家・アーティストなど様々な活動をされているヴィヴィアン佐藤さんからのコメントをいただくことができました。

杉野さんから。演出や演技についても具体的なコメントに神妙な表情の学生監督。
ヴィヴィアン佐藤さんからは、予想もしていなかったような?意外な質問も飛び出しつつ。

「嘘を嘘だと認めて突き詰める」や「今しかできない挑戦」など、見ているだけの私もドキッとするような言葉がどんどん出てきます。



学生の作品上映にもコメントにも、かなりの時間を取っていただき、学生たちにとっては他に代えがたい体験、今後の糧になったのではないでしょうか。ただ単に大学の中で作品を作るだけでなく、このような場で上映して、反応を確かめることを繰り返していくと、作品も作者である学生たちも変化していきます。実際に、シネマ尾道での上映は、福山駅前シネマモードでの映画会(このブログでも紹介しています!)を経た上映だったのですが、今回の上映のためにさらに編集を加えることで、作品の印象がかなり変わったものになっていました。


中嶋学科長も真剣です

今年初めて開催された第一回尾道映画祭ですが、今後も、エンターテイメント、研究、ワークショップなど色々な形が組み合わさった映画祭として育てていきたい、ということでした。本学科でも、映画祭にまた作品を送りこめるよう、学生共々チャレンジしていきます。

先に書きましたように、こういった場での経験を重ねることが、映像のプロとしてのキャリアだけでなく、あらゆる仕事や活動の糧になります。今回参加した学生だけでなく、もっと多くの学生にもどんどん関わってもらい、成長してもらいたいと考えております。どうぞ皆様、楽しみにお待ちください!!


学長から一言:わ~!!!こんなことの出来る学生、すてきですね~!!!若かったら(!?!)この学科にも、私、入学した~い!!!