2018/01/31

福山大学ブランディング研究プロジェクト 瀬戸内の里山・里海学の始動!

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

今回は、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業採択課題「瀬戸内海 しまなみ沿岸生態系に眠る多面的機能の解明と産業支援・教育」の研究キックオフミーティングが1月中旬に行われましたので、その様子をお伝えします。この研究は、本福山大学がブランディング推進のための研究プロジェクトとして立ち上げた「瀬戸内の里海・里山学」(昨年11月のブログで紹介)の中から、特に里海の生態系に注目して構成し、文部科学省の事業に応募したものです。

今回の研究キックオフミーティングは、スマートシステム学科仲嶋教授(研究担当学長補佐)が取り纏め役となり、福山大学学部横断で多くの研究者が集まるミーティングとなりました。
 
仲嶋教授(研究担当学長補佐)

11月のブログでは、瀬戸内の里海・里山学で理系文系を総合した「人と自然の共生システムの構築」を目指すという解説がありましたが、今回はやや各論にブレークダウンされました。現在オーストラリアに留学している生命工学部佐藤准教授がリーダーを務める「生態系の解明」「沿岸生態系の持続可能性」グループと海洋生物科学科の有瀧教授がリーダーを務める「産業・教育支援」グループで構成され、各々のグループで生命工学部と工学部の協力体制が確認されました。
里海・里山プロジェクトコンセプトマップ(2017/11/20ブログより)

さて、今回のミーティングではこのブログでもあるように佐藤准教授がアデレード大滞在中のため、「生態系の解明」「沿岸生態系の持続可能性」グループでは、バイオロギングが専門の渡辺准教授(サブリーダー)、環境DNA解析が専門の阪本准教授から研究計画の概要説明がありました。
海洋生物科学科 阪本准教授
海洋生物科学科 渡辺准教授

「生態系の解明」グループからは、環境DNA分析装置を使用し、藻場の海水・泥水等の環境試料のDNA解析を行うことで、生物相を詳細に解明し、「森が豊かになると海も豊かになる」という仮説を科学的、定量的に解析することが目的として掲げられました。また、瀬戸内海のカブトガニ、オオミズナギドリ、ナルトビエイなどにデータロガーを装着し行動データと環境データを取得するという計画の話もありました。

また、「生態系の解明」には、工学部からは機械システム工学科の内田教授をサブリーダーとした「藻場探査」が参画します。データ収集用の自律海中ロボット開発の計画、収集された大量のデータをAI技術で認識・理解するという提案、ビッグデータからのデータマイニングで隠れた相関関係やパターンを解明するという提案がされました。

「産業・教育支援」グループからは、養殖魚を大型化する飼育技術の開発、養殖魚のための水槽環境システムの提案、福山産養殖海苔の色落ち発生機構解明、実体験型環境学習セミナーの開催などが提案されました。

もちろん、多くの分野の研究者が集う場ですので、研究に対する指摘、議論も厳しいものがあります。「その研究の成果はどの程度期待できるのか?」「環境データは自律移動ロボットの開発を待たずにすぐにでも欲しい」等々、学際的研究プロジェクトの興味深くも難しい面が垣間見えました。このようなプロジェクトをどのようにマネジメントしていくか・・・。私自身も大変勉強になりました。
各グループのリーダー・サブリーダーの皆さん

以前のブログでも紹介したように、このプロジェクトは、文部科学省私立大学研究ブランディング事業として5ヵ年計画の大型プロジェクトとして予定されています。そして、これは福山大学の立地している備後地域、しまなみ海道のような島嶼部を持ち、中国山地に近く、また近くにはカブトガニの産卵場所となるような干潟が残されている、そんな地域に根ざしたプロジェクトでもあります。福山大学の存在感を示すことができるように、世界に発信できるようなすばらしい研究を育てていくように、皆で頑張ります!


学長から一言:キックオフミーティングといっても、これまでの蓄積もあり、進んでいるところはどんどん進んでいますねッ!大学関係者だけでなく、地域の人々もとても注目しています。。。地域活性化の要になるプロジェクトに育ちますよ!!!



2018/01/30

経済学部98名の学生がビジネス能力検定試験に合格!

こんにちは、学長室ブログメンバーの経済学科、野田です。


昨年の12月3日に行われましたビジネス能力検定試験の結果が発表されました。

結果は・・・経済学部から2級、3級合わせて124名の学生が受験し、2級は19名、3級は79名(合計98名)が合格しました! さらに、合格率・平均点いずれも全国平均を上回ることができました。


経済学部では検定試験に向け「ビジネス能力検定対策講座」を行ってきましたので、大変嬉しい結果となりました。

対策講座、お疲れさまでした!

http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2017/12/124.html
対策講座の様子はこちらから↑   


                             
合格した学生からコメントが届いていますので、ご紹介させていただきます。

ビジネス能力検定2級合格 済学部経済学科2年 吉田朱里さん
「試験は難しいと感じたので、受験後は合格の可能性は五分五分だと思っていました。合格の知らせを聞いたときは驚きと同時に嬉しさも感じました。毎週対策講座があったおかげで合格することができ、大学のサポートに感謝しています。先生はフレンドリーで質問しやすく、問題を解いて疑問に思ったことをその場で解決することができました。就職活動や社会に出た後の自分の自信に繋がるので、これからも様々な資格取得に挑戦していきたいです。」
吉田さん、おめでとうございます!


ビジネス能力検定2級合格 経済学部経済学科2年 寺岡永莉さん
「大学のシステムと大学の先生の手厚いフォロー、この2つの事柄が私をビジネス能力検定2級への合格を実現させたと言っても過言ではないと考えています。大学のシステムとは、週1回に2人の先生が、検定を受ける人を2クラスに分け、過去問を解き、細やかな説明をする対策講座のことです。内容は3級が中心でしたが、3級は基礎問題が多く、2級に関係する問題も多くあり非常に助かりました。先生方の手厚いフォローとは、ポイントをまとめたプリントを配布してくださったり、問題を詳しく解説してくださったり、試験の一週間前に合格できるか不安だという相談を真剣に聞いてくださったりしたことです。この2つの事柄によって私は合格できたと思います。先生方には本当に感謝しています。」


ビジネス能力検定3級合格 経済学部税務会計学科2年 三瀧佳乃さん
「試験問題は思ったより難しくて、合格していないと思っていたので、合格していると分かったときはとても嬉しかったです。毎週の対策講座で、先生が丁寧に教えてくれたことで理解しやすく良かったです。今後、2級が取れるように勉強していきたいです。これからも、この結果を糧に様々な資格を取っていきたいです。」



合格したみなさん、おめでとうございます!


他にも「合格できて嬉しい」「合格できて自信がついた」「検定試験を受けようか迷っていたけど、受けてよかった」など多数のコメントが届いています。見事合格した人は、この結果を弾みに次の検定試験受験・資格取得に挑戦しましょう! 今回惜しくも合格に届かなかった人も、勉強して身についた知識や、受験に向けて努力したことは決して無駄ではないと思います。これからも様々な試験・資格にチャレンジして、自分の成長とスキルアップ、そして自分の将来へと繋げてください!


学長から一言:資格取得試験の合格は、そのことが将来役に立つだけでなく、今の自分に自信がつきますねッ!教員のしっかりしたサポートも、学生と教員の信頼感関係の構築に役立ちますねッ!大学も教育支援の一環として、受験料の若干の補助をして応援していますよ!

2018/01/29

福山市立蔵王小学校における本学学生のスポーツ教育活動!


 お疲れ様です。経済学科スポーツマネジメントコース助教で学長室ブログメンバーの中村和裕です。
1月22日(月)に経済学科スポーツマネジメントコースの学生が、スポーツ教育に関する社会貢献活動を行ってきましたので、参加学生にその様子を報告してもらいます。
 
 初めまして経済学部経済学科スポーツマネジメントコース3年の中岡巧実です。

 今回は経済学部経済学科スポーツマネジメントコースの学生で企画・運営をし、日本サッカー協会が社会貢献活動として行なっている「夢先生」の活動を参考にし、蔵王小学校5年生(約65名)対象に122日(月)AM9:15AM12:00の間、開催させて頂きました。その活動の様子を報告させていただきます。


<開催趣旨> 

「夢先生」とはスポーツ活動や夢先生の体験談を通して、夢を持つ事の大切さや、協力する大切さなどを考える活動となっています。今回の夢先生は中村和裕先生に担当してもらいました。

AM9:00に蔵王小学校に到着し、校長先生や5年生担当先生と本日のスケジュールや5年生の様子について打ち合わせを行いました。

AM9:45AM10:40の間、体育館にて、協力する大切さなどを考える<運動プログラム>を行いました。

AM11:10AM12:00mは、中村先生の<夢トーク>の時間でした。

本ブログでは、<運動プログラム>と<夢トーク>についての詳細と、企画・運営を体験した<学生の感想>を掲載します。

宜しくお願いします。


<運動プログラム>

 運動プログラムでは我々学生と小学5年生と夢先生がチームとなり対戦する形になっています。3種目行い徐々に難易度をあげていきます。目的はゴールすることよりもゲームの中で協力しチームワークの大切さを感じてもらうことです。

    夢先生 入場・自己紹介

小学5年生を整列させ、みんなで声を合わせて(夢先生――――!)と呼び、大きな拍手の中、入場させるように演出しました。そして夢先生が自己紹介をし、柔道をしていたことを話しました。そして実際に投げられたい人、投げたい人を決め、マットの上で夢先生が小学生を投げたり、投げられたりしました。児童達の盛り上がりは絶頂でした。

     

 

 

    ウォーミングアップ ダッシュゲーム

ダッシュゲームというのは、児童達が横一列に整列します。そして学生アシスタントと勝負をして誰も学生アシスタントに抜かれずにゴールできたら勝利というゲームです。

初めは当然のように学生アシスタントの方が早いので児童は負けるのですが、そこでハンデをあげることにしました。それでも児童達は勝てないため、夢先生と児童で作戦会議をし、最後は勝利を掴む事ができました。
  

 



    タンタンゲーム

このゲームは、児童全員と夢先生が輪になって手を繋ぎ、学生アシスタントが「タンタン前」と言うとみんなが前に一歩ジャンプするゲームです。それを前後左右言われるのでそれに合わせてジャンプするゲームです。

最初はできていたので、難易度をあげて行いました。学生アシスタントが「前」と言うと反対の後ろにジャンプするというルールにすると、児童達も難しかったようで、作戦会議を行いました。作戦会議の結果、みんなで声を出す事で、10回連続で成功する事ができました。そこで、素晴らしい団結力が見る事ができました。


 


    だるまさんがころんだゲーム

このゲームは、夢先生と児童を一列に整列させて手を繋いでもらいます。学生アシスタントが持っているボールが手から離れている時だけ夢先生と児童は動けます。

学生アシスタントはフェイントをいれたりして、児童達は騙されて動いてしまいます。

みんなでどうしたらゴールできるのか、夢先生と一緒に話し合い、ゴールをする事ができました



<夢トーク>

夢トークでは、夢先生が夢を持ったきっかけや、夢に向かっていく中でどのような困難があり、それをどのように乗り越えたのか、そしてどのような事が得られたのか。自身の経験をもとに夢曲線を書きながら児童達に伝えました。夢先生の体験談をもとに、「夢を持つことの素晴らしさ」、「夢に向かって努力することの大切さ」を伝えていきました。


 


夢先生の夢トーク後に、児童達の夢を「夢シート」という紙に書いてもらいました。

児童達がひとりひとりの今持っている「夢」を実際に字に書き、形に表すことで自身の夢や目標を明確にさせることを目的としてやりました。

学生アシスタント達が児童の周りを回っていると、子ども達が様々な夢や目標を持っていることがよく分かりました。その夢や目標の実現のためにできることや、やってみようと思っていることも書いてもらいました。

  

 

 




<学生の感想>


夢先生をやって、サポートをする側であったが、見ていて楽しかったです。

特にタンタンゲームでは生徒みんなで声を出し合ってやっていて、団結してやっているところが特に見事で、みんなでゲームを達成したときに喜んでいる姿をみるとサポート側でも嬉しかったし、やりがいというものを感じる事ができました。教室に移動してからは、生徒も意見を出してくれて、中村先生とコミュニケーションを交わすことより生徒も夢について考えられたと思うし、夢シートに自分の夢を書いてもらうときに、夢について生徒と話ができたことはよかったと思います。今回の夢先生は普段触れ合うことのできない小学生と触れ合う事ができ良い経験になりました。


・石川隆介(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

今回はあまり普段ない子供達と関わる体験で、すごく為になる経験だったので、新鮮でとても楽しかったです。

また、夢トークでは、先生の夢についての話を聞けて、今後の自分にも響く大きな話でした。

本当に良い経験になりました。


・長代周也(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

私は、この夢先生のプロジェクトに参加してみて、初めは少し不安を感じていました。小学5年生が対象だったのですが、自分達の伝えたい事がうまく伝わるのか、ちゃんと接する事ができるのか不安を持っていたのです。

しかし、実際にやって見ると生徒達の元気さや、積極的な意見を出しているのを見て、とても驚いて楽しくできました。

夢先生の夢トークでは、自分の夢を改めて見つめ直す事ができ、自分の為にもなったので良かったです。

自分の目標も達成できるように勇気を出して、出会いを大切にしていきたいなと思いました。


・中岡 巧実(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

まずは、このような機会を頂き、開催にあたって協力してくださった蔵王小学校の児童や先生、関係者の皆様、サポートしてくれた仲間に感謝します。

普段接する事ができない小学生と交流し、貴重な体験になりました。

正直、最初は自己紹介のところからとても緊張しました。しかし、実際にやってみて緊張を忘れ、とても楽しくする事ができました。小学生にゲームの内容を伝える時、自分の中では伝えている気持ちになっていても相手からすると伝わってない場面が少しあり、意志の疎通が難しかったです。


みんなとても元気がよく活発で楽しくゲームをしていたので嬉しかったです。夢トークでは中村先生の体験談をもとに、「夢を持つ事の大切さ」、「協力する事の大切さ」を考えました。

夢シートにそれぞれ夢を書く際、様々な夢があり、個性豊かで素晴らしかったです。

最後まで楽しく活動できて良かったです。


学長から一言:学生の皆さん、貴重な体験でしたね。。。夢先生、良い経験を子ども達と学生の両方にプレゼントし、どちらにも、夢と協力の大切さを伝えることが出来ましたねッ!!!お疲れさま!


【機械システム工学科】「環境自動車工学」最終回授業!

こんにちは。機械システム工学科、学長室ブログメンバーの内田です。

大学では後期の授業がほぼ終わり、これから定期試験の期間に入っていきます。私が担当している、機械システム工学科の2~3年生向け授業である「環境自動車工学」も最終回(第15回目)の授業を行いました。

自動車は、現代社会になくてはならない文明の利器ですが、その反面、交通事故、大気汚染や騒音公害、最近では地球環境問題、さらには都市の空洞化や買い物弱者といった社会問題など、様々な問題を生み出してきました。この授業では、そうした技術の発展がもたらすマイナスの側面に焦点を当て、今後の技術はどういう方向に向かえばよいのかを考えています。

最終回の授業は、これまでの授業で学んだ内容に基づいて提出されたレポートを、だれが書いたものかわからないようにテープでマスキングして教室のテーブルに並べ、それを受講生全員が評価して回るという形で行います。評価は、持ち点15点を5つ以上のレポートに配分するとともに、各レポートの良かった点を評価シートに書き出します。


提出されたレポートは、以下の4つのテーマのいずれかで書かれたものです(ただし表題は任意としています)。
  1. これからの地球環境保護を考えた車のあり方
  2. これからの都市環境と共存する車のあり方
  3. これからの地域社会をサポートする車のあり方
  4. これからのものづくりを考えた車のあり方

評価開始直後の様子。受講生は皆、クラスの仲間がどのようなことを書いたのか非常に興味があると見えて、真剣に各レポートを読んでいきます。


まだ読んでいないレポートを探して歩く学生がだんだん増えていき、


最後頃はこんな状態に。


私はこれから全部のレポートを詳しく読むところですが、なかなか面白そうな表題のレポートがいくつもあり、読むのを楽しみにしています。教員の私が教えられる内容のものもあったりして、毎年のこの授業のレポートは、私にとって宝物といってもよいくらい特別なものになっています。


学長から一言:課題解決型の、素晴らしいアクティブ・ラーニングですねッ!さてどんな問題を学生が選んで、どんな解決策を示し、それを他の学生がどう評価しているか、興味津々ですねッ!!!きっとそのことも学長室ブログになって出てくるでしょう~~

2018/01/27

「ニュージーランド経済とビジネスイングリッシュ」国内研修バスツアー報告!

学長室ブログメンバーの国際経済学科、藤本です。

昨年11月に開講した本学経済学部の特別講座、グローバル人材育成事業「ニュージーランド経済とビジネスイングリッシュ」も終わりが近づきました。今回は1月20日に実施された講義と国内研修について報告します。

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平成30年1月20日(土)、広島県支援によるグローバル人材育成事業の講義にニュージーランド大使館のガイ参事官(1次産業担当)が来られ、ご講演いただきました。その午後、参加者と一緒に松永港の製材工場と、三次ワイナリーをバスツアー見学しました。松永港では、当日講義を頂いた(株)オービスの中浜社長と谷本木材事業部長のご案内で、工場、木材搬入港、新工場を見学しながら事業の説明をして頂きました。
松永港には、ニュージーランドから輸入された木材を陸揚げして加工する工場がたくさんあります。松永港や製材工場を見るのは初めてで(近いけど)、その迫力に圧倒されました。
 

 

その後バスで三次ワイナリーに移動し、太田醸造長に圃場と醸造施設の説明を受けました。太田醸造長は、ニュージーランドのリンカーン大学でブドウ作りとワイン醸造を学ばれた方です。試飲で頂いた巴ワインは最近進境著しいと評判で、大使館の方も「これはおいしい!」と絶賛でした。

  

帰りのバスの中はワインが入って大盛り上がりで、学生さんもみんな英語で話して、まるでパブにいるようでした。という楽しく、充実した1日でした。オービスの中浜社長、三次ワイナリーの大田醸造所長を始めご協力頂いた方々に厚く感謝いたします。どうもありがとうございました。


 
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講義を担当している国際経済学科のビセット准教授からの報告も紹介します。
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Every Saturday since November, a group of students, faculty and business people have been gathering at the Miyachi Shigeru Memorial Building in Fukuyama to learn about New Zealand, and in particular about primary industries there and the connections to Fukuyama area businesses and industry. It has been a very interesting series of lectures, but for the first time, we left the classroom to see our studies in action.

First we visited the operations of Orbis on the shores of Matsunaga Bay. I’m sure most people have seen the floating logs in the bay ready for cutting and mountains of wood chips on the shore to be transported by ship to paper manufacturers in Shikoku. We had the chance to look inside their operations in both the existing mill, which we saw in operation, and the massive new high-tech mill across the bay, which when completed will be fully automated. We could clearly see the differences in appearance and quality of the different types of wood, pine and cedar, from New Zealand and Japan. And also a better understanding of the economics of resources and how Japanese firms are dealing with the massive increase in demand for raw materials from New Zealand by China. It is this kind of learning that allows students to more fully understand what they are taught in a classroom environment.
 

We then ventured inland, taking a school bus to Miyoshi, where there is a winery. The head winemaker there is a graduate of Lincoln University in Christchurch, where some of the students will visit in February. The key point we learned is that by adapting the most modern and efficient techniques (many of which he learned in New Zealand) the Miyoshi winery is able to make high quality products even though Japan is not an ideal climate for growing the kind of grapes needed. We saw various experimental methods in action and the students could get a solid understanding of the industry.

We started the day at 9:00 at the Miyachi Shigeru Memorial Building in Fukuyama and arrived back at about 7:00PM. It was a long day, but we made sure to take our two guests from the New Zealand embassy to eat Okonomiyaki before saying goodbye.

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グローバル人材育成事業は、2月16日から2週間の予定でニュージーランド研修を行います。リンカーン大学も訪問しますよ。


学長から一言:今年のグローバル人材育成事業も、充実した授業と国内研修を経て、いよいよクライマックスに近づいてきましたねッ!!!次はニュージーランドでの実地研修の報告を楽しみにしていますよ!!!

2018/01/26

就活セミナー メイクアップ講座で印象度アップ!

こんにちは、学長室ブログメンバーの就職課Hです。平成30年1月22日に大学会館クラフト教室にて、就活セミナーの一環としてメイクアップ講座を開催しました。

今年も株式会社ププレひまわりのご協力を得て、ビューティーアドバイザーの皆さんにお越しいただき、学生モデルを使ったデモンストレーションのあと、マンツーマンでメイク技術を教えていただきました。



モデルは、海洋生物科学科の服部さんと人間文化学科の新地さんです。
 
            


まずは、基本的な就活マナーを教わりました。

おしゃれのメイクと、就活メイクの違いは? 一緒に働きたいと思わせるこつは、生き生き感!



では、ここで、参加できなかったみなさんにもメイクのコツを!

就活メイクの三大秘訣

①知性を感じさせる眉    ②清潔感のあるベース  ③意欲を伝える目元

つまり、 「目力」 ・・・ 目は口ほどにモノを言う  ということです。

眉の描き方ポイントも重要です。眉のカーブひとつで、元気な顔にも、寂しい顔にもなります。いつもは自分なりに描いている学生さんも、アドバイスをいただき、顔の印象が変わりました。





ビューラーやマスカラを上手に使えばまつげが上向きになり、目に光が入り、生き生きさがアップします。

とても細かいことですが、一つ一つパーツをクリアにすると、全然違う印象の就活生が出来上がりました。

今年は、少人数でしたが男子学生も参加してくれました。顔の印象だけでなく、身だしなみについても説明いただきました。

 


株式会社ププレひまわりではビューティーアドバイザーのいる店舗で、無料でメイクのコツを教えてもらえます。セミナーに参加できなかった人も,「福山大生です」と言って相談してみてください。

また、三橋写真館による写真撮影会も2月15日から始まります。就活メイク術を活かして就活戦線を勝ち抜く写真を撮ってもらいましょう!


学長から一言:就活もメイクから。。。せっかく大学で学んで血となり肉となった“知識”、“技能”、“態度”を、上手に印象良く外に示すことも大切!!!そのためのメイク!!!

2018/01/24

【スマートシステム学科】大学院工学研究科社会人院生 塩飽尚道さん!

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

今回は工学研究科電子・電気工学専攻(修士課程)2年次の学生でスマートセンシング研究室(香川教授)で研究されている塩飽尚道さんのインタビューです。塩飽尚道さんは、興譲館高校工業コースの常勤講師として高校で教鞭をとりながら社会人学生として大学院での研究も進められています。

 工学研究科電子・電気専攻 修士課程 塩飽尚道さん

近年、小中高校でも生徒の理科離れ、理系離れが指摘されています。この状態が続くと、地元への理系学生の就職も減少し、将来、地域で活躍するスペシャリストの減少につながってしまいます。塩飽さんは、生徒の理科系に関する興味や意欲をたかめるための教材や教育方法の開発ができないか?との考えが、福山大学大学院工学研究科で研究をするきっかけとなったと語ります。

研究論文を読み込む塩飽さん

塩飽さんはこの2月に修士論文を提出するため、研究に勤しんでいます。論文テーマは、「工業コースの高校生に対する工学への動機付けを目的とした教材研究」で、興譲館高校の高校生のみなさんに教鞭をとりながら、自身の研究も実施しているそうです。

ちなみに、興譲館高校のブログ「興譲館日記」の「高校生テクノフォーラム[動画編]」では、工業コースの生徒さんが授業で製作した電動台車を興味深く動かしている様子がみられます。この電動台車、沖准教授の研究室で開発中のカルガモロボットを元に製作されたもののようです。

塩飽さんからのコメントでは「大学は非常に新しい知識で新しい研究を行っており、そのような大学の情報を高校生にいちはやく伝えることができるのは大きな利点」とのこと。理論と実践の組み合わせが、教育では大きな効果を生み出す、というのが大学院で学んだ大きな成果というか教訓だそうです。

また、塩飽さんは大学院での研究に取り組みながら、大学院の授業も受けています。下の写真は私の大学院の授業「システム工学特論」の一コマです。大学院では非常に少人数でレベルの高い授業を目指しています。私の今期の授業では、システム設計を題材に、代数的手法による制御系の解析、自己組織化マップを用いたデータ解析等をテーマにしています。この授業にも、塩飽さんは、沢山のアイデアを出して授業に参加してくれています。
システム工学特論の授業風景

スマートセンシング研究室のゼミでの研究風景です。最近は修士論文提出が近いこともあり、連日下の写真のように研究のディスカッションの様子が見られます。論文提出まであと少し、ハイレベルな結果が見られることを期待しています。

研究室でのディスカッション風景


学長から一言:年齢に関係なく、いつまでも学び続けたいですねッ!近頃はコンピュータも機械学習(ディープラーニング)を続けてどんどん賢くなっています。。。でも学び続ける喜びや充実感は、人間専用!!!塩飽さん、がんばって!!!!!

地域の皆さんと戌年新年会 in М亭

こんにちは。学長室ブログメンバー、生物工学科・ワイン醸造所長の吉﨑です。

本日はプロジェクトМ隊長として松永駅北口の活性化を進めている秦野琢之生物工学科教授より、М亭新年会の報告です。

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プロジェクトМのおっさん隊長です。 今年もよろしくお願いいたします。
 さて、去る20日(土)にМ亭にて戌年の新年会を行いましたので、そのご報告。


まず15時から今津公民館で、地域の皆さんと一緒に総菜作りから始まりました。 一部の学生の参加でしたが、野菜を切ったりご飯を炊いたり・・みんなでワイワイと調理実習です(残念ながらこの時の写真はありません)。 16時半過ぎ、できた料理をМ亭に運び入れました。 豚汁、大根なます、ピザ、おにぎり etc.

 
いよいよ始まりです。 Мの学生リーダー保田君の乾杯の発声です。「Мのますますの繁栄と地域と地域の皆さんのますますの繁栄を願って、カンパイ!」。

続いておっさん隊長が、「さんぞうの赤(ワイン)」と「LAODIのリキュール(ラム酒の梅酒」について簡単な(いや・・くどかったかも)うん蓄を語って・・さあ宴の始まりです。 ちなみに「さんぞうの赤」と「リキュール」は、法人からの差し入れです。 この場を借りて、お礼申し上げます(ところで右端の酔心は隊長の差し入れです。。。どうでもいいか)。

近頃は地域の人も学生も慣れたもので、宴は瞬く間にうちとけて盛り上がります。食べるわ、飲むわ・・(もちろん未成年は除く)、少し遅れたけどМさんも間に合いました(写真左後方)。「さんぞうの赤」については概ねおいしいという評価をいただきました。


後半はビンゴゲーム。 景品はみんなで持ち寄ったり、買い出しに行ったりで集めました。さあ早くビンゴになって、いい商品を当てるぞ!と意気込みましたが、さらにくじ引きということで・・「これ、私が持ってきたものよ」「ではもう一度くじを引いて」・・みんなで楽しく遊んでるのだから、まあこんなもんでしょう。結構盛り上がりましたよ。


終わりごろ、OBH氏とOGKさんも顔を出してくれました。皆さんから「おー懐かしいのう、元気かい」などと声をかけてもらって、それぞれ近況などを語り合っていました。

今年も地域の皆さんのおかげで、新しい一年を始めることができました。ありがとうございます。また一年よろしくお願いいたします。 


学長から一言:M亭のおっさん隊長さん、ありがとうございました!地域に学生と大学が溶け込んで、松永の街の活性化、ひいては福山大学の活性化につなげていきましょうねッ!!!