2018/01/16

【機械システム工学科】気球による瀬戸内海の藻場観測に挑戦!

こんにちは。学長室ブログメンバー、機械システム工学科の内田です。

福山大学のブランディング研究「瀬戸内の里山・里海学」の中で海洋探査ロボットシステムの研究を行っていることを昨年12月9日の記事でお伝えしましたが、1月12日(金)にその一部として、気球を用いた藻場観測の第1回目のトライアルを行いました。

気球は、自律飛行しながら探査活動を行う飛行ロボットとして完成させることが最終目標ですが、今回は気球だけでのテストです。気球にはラジコンで写真撮影する装置が付いているので、それを使って海岸の上空から藻場(※)を撮影するテストに挑戦したのです。テストには、「海洋探査学生プロジェクト」に参加している機械システム工学科の6人の学生が参加しました。場所は、因島の内海生物資源研究所(内海研)とその前の海岸です。

※藻場:海中に海藻が密集して生えている個所で、小魚などが生まれ育つ場所になっています。

気球にヘリウムガスを入れるなどした後、まずカメラなしで気球を約80mの高さまで上げてみました(最高150mまで上昇可能)。気球をつないだ糸を伸ばす糸巻き器は、釣り竿の改造品です。気球に興味を持ったのか、数羽の海鳥が寄ってきてつつかれそうになったりしましたが、何とか無事に初トライに成功しました。風向きもよく、気球は海上の空へと上がってくれました😄。

 

次はいよいよカメラを取り付けてのテストです。その準備中に、カメラの充電切れや、シャッターを切るラジコン装置のバッテリー切れに気が付きましたが、内海研から充電用ケーブルを貸してもらったり、スマートホンをラジコン代わりに使う裏技を使ったりして、なんとか写真撮影可能な状態にして海岸まで出ました😅。ところが...


おっと、風が強い😲!


風の強さで、気球が破れてしまいました。こうなっては、もう気球での写真撮影はできません。そういうわけで残念ながら、記事のタイトルとは裏腹に、今回は藻場観測のトライアルを行うには至りませんでした😢。


藻場観測のテストはできませんでしたが、しかし今回も多くのことがわかりました。気球にはもっと丈夫で軽い材料が必要であること、風が吹いても気球に大きな力が加わらないような工夫が要ること、気球を巻き戻すには意外に大きい力を要すること(糸巻き器の改良が必要)、テスト前には機器の充電状態をよくチェックしておくべきであること、などなど。

今回使った気球は市販品でしたが、次はオール自作の気球づくりにチャレンジしよう!と、プロジェクト一同はますます意気が上がっています。次回のテストにご期待ください。


学長から一言:まさしく課題解決型のアクティブ・ラーニングですねッ!失敗は成功の元!!!次回はどんな進歩が見られるか、「お・た・の・し・み!」ワク、ワク!!!