福山大学は、平成29年3月16日に、国土交通省中国地方整備局との包括的連携・協力に関する協定の締結式を行いました。
この協定では、福山大学と中国地方整備局が、地域社会の発展のために互いに連携・協力を強化することを目的としています。これにより、本学教員への委員の委嘱や、課題解決に必要な調査・研究の委託を一括して照会できるようになり、課題共有による解決意欲の向上や事務手続きの簡素化などのメリットが見込まれます。
これまでも本学教員は中国地方整備局に対してアドバイザーや委員として協力していますが、今後は更に連携が強まり、地域の発展への貢献が深まることが考えられます。また本学学生にとっても、中国地方整備局による実習生の受入れや出前講座等を通じ、人材育成の点で協力を得ることが可能になります。
それでは、当日の様子を写真と共にお伝えします。
中国地方整備局の事業紹介の様子です。 |
冨士副学長による本学の活動紹介のほか、 社会連携センター、工学部、生命工学部の活動紹介が行われました。 |
丸山局長(左)と松田学長(右)が、協定書にサインします。 |
はれて協定が締結されました! |
丸山局長はご挨拶の中で、「社会資本の整備、地域づくりに関し、大学の有する技術や知識、ノウハウを活用しながら効率かつ着実な社会資本の整備を実施していくことが必要」であり、「今後は意見交換会等を通じて、私どもが現場等においてどういうニーズがあるかをお示しし、大学側から新しい技術や研究成果をご紹介いただき、両者が緊密かつ組織的に協力しながらより良い中国地方づくりに努めていきたい」とコメントされました。
続いて松田学長から、「備後地域での人材育成と持続可能な社会の構築を目指しての社会連携・社会貢献は、本学のきわめて重要な使命」であり、「現在は中国地方整備局の扱われる領域でもコンピュータリゼイションの波は大きいのではないかと思われ、工学部のスマートシステム学科、建築学科、情報工学科、機械システム工学科のそれぞれが、さまざまな連携の下で、相互に貢献することが可能である」とのコメントがありました。
出席者全員による記念撮影です。 |
学長から一言:道路、橋、トンネル、建物をどんどん作った高度成長期から何十年もの時が流れ、また開発は土砂災害を増やし、天候は亜熱帯気味に荒々しくなり、火山活動も地震活動も活発化。。。これはしっかり連携をして、地域の役に立つ仕事をしないと!!!