2015/11/18

四国一周チャレンジ学生からの報告

こんにちは。工学部機械システム工学科の学長室ブログメンバーKです。これまで四国一周チャレンジについては、教員のKから報告してきましたが、今回は、記録係の学生からのまとめの報告です。よろしく。

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工学部機械システム工学科4年生のIです。
 
手作り電気自動車で四国を一周して2ヶ月がたちました。
大学祭や福山市ふれあいランド2015などへの参加がありあっという間でした。
私は四国一周チャレンジを終えていろいろ変わりました。
四国一周チャレンジの様子は先生がブログに書かれています。
今回は私が感じたこと成長したことなどをまとめて行きたいと思います。

私はこの『四国一周の旅』の中で記録・撮影を主に担当しました。
この企画を聞いたのは今年の5月ぐらいで初め私は参加していませんでした。
楽しそうだという興味はありましたが仲の良い人達もいないし、この企画が手作りEVカーだったので車に関しての知識が皆無な自分には関係ないと思いました。それでもこの企画はすごく気になっていたのでこの企画を指導されている先生に、今の状況や誰が何をしたかというのをよく聞かせてもらっていました。その分余計にこの企画に対する私の関心が高まってきて「こうすればいいのに」、「ああすればいいのに」とついつい口に出したりしていました。それを聞いての判断かはわかりませんが、先生が私に「する事は車体を触る以外にもある。」「やりたいのならすればいい。」「この企画をやり遂げる事ができれば、学生は多少なりとも変わるだろう。それを間近で見ることができる。」という言葉を聞いて私は「そんな考え方もあるんだ。」、「どうせ卒業するなら卒業前に何かするのも面白い。」、「気になるならやってみよう、後悔するならやった後だ。」などそんな気持ちになっていきました。特に心に引っかかったのは、「この企画をやり遂げることによって学生の心境かは断言できないが変わるのを間近で見られる。」という言葉です。そんなものずっと見ていないと気づかないものだし、なかなか見れるものではないと思ったので一気に「参加したい」という気持ちがぐわーっと湧いてきました。

私が参加する前の5月ごろは何も進んでいませんでした。
まず、「メンバーが揃わない」、「何をすればいいのかわからない」、「指示をもらうのを待っている」、「役割は決まってない」、「話し合いもしない」などあげればきりがありません。私を含めメンバー全員がどれだけ何もできなくて無駄な時間を過ごしていたかがわかります。本当に自分たちだけで何も出来ないんだと思いました。
特に私は車に興味があるわけでもなく学年・性別が大きな壁になってメンバーとほとんど会うことがありませんでした。その結果、私は5月のころは他のメンバーの名前も顔もわかりませんでした。6月ぐらいになると車体に関する作業もが少しずつ進んでいるようでした。私も少しは歩み寄らないとと思い少しずつ工場に顔を出したり挨拶をしに行きました。
一言も話さなかったのが挨拶を返すようになったり話しかけに相槌を打つようになりました。一番うれしかったのはいつも私がわからない車の話しばかりしていたのが車以外の話をするようになったことです。その他にも私が「今何の作業をしているの?」と聞くと答えてくれますが、私が話を理解できていない顔をするとわかりやす話してくれるようになりました。その頃には、「バイトを休んだり」、「夕方遅くまで残って作業をしたり」、「講義がない時間帯に工場に集まったり」と少しずつみんなのやる気が高まっていたような気がしました。しかし、ホテルの予約や走行ルートの検討などはまったく進んでいませんでした。そこで、私が一日の走行距離や宿泊場所を決めてホテルを予約しました。
  
四国一周は想像以上に問題が発生しました。車のトラブルは想像していたのですがメンバー間の問題が多発しました。話し合いが時間内で終わらなかったり、伝達が不十分でチームワークがバラけたりと、「本当に四国一周できるのかな・・?」というのが頭の中にずっとありました。
 初日からバッテリー交換や誘導ミスなどたくさんの問題が発生しました。問題が発生してもバタバタするだけで「自分には関係ない・・・」「○○が悪いんだ・・」と原因追求するだけでした。しかし、次第に原因追求ではなく「なぜ問題が発生したのか」、「もし自分が失敗したらどうすればいいのか」という問題を未然に防ぐような言動が見られるようになってきました。また、指導教員にも積極的に助言を求めるようになっていました。
 3日目、この四国一周で大きな問題が発生しました。私はこのとき何度か納得ができない意見を言われ言い合いになりすごく腹が立ちました。この時、途中で投げ出して帰ってやろうかと思いました。この問題に対して学生だけでなく指導教員も真剣に考え意見を出し合いました。決められた正解というものがないので、どの意見があっているかとかはわかりませんが問題が起きて意見を出し合っていくと行動や言動がキビキビしたものに変わっていくのがわかるようになりました。 
 この企画を通して私はすごく変わったと思います。他の学生も大きく変わりました。私は、この企画で私を含め皆がどんどん変わっていくのを体感できてすごく面白いと思いました。実際に自分で経験して行動することや他人との交流の大切さを改めて感じました。学校の講義を受けているばかりでは知識はあっても行動に移すこことはできないと思いました。自分が卒業する前にこんな面白い企画に参加できていい思い出にもなったし企業さんにPRするなど日頃体験できないことができたので自分が一回り大きくなった気がします。私は来年3月で福山大学を卒業します。大学でこんな素晴らしい経験ができ、福山大学に入学してよかったと思っています。一緒に行ったメンバーや引率してくれた先生に感謝しています。また、この企画に協賛していただいた企業の方々、また、四国まで応援に来ていただいた企業の方々、ありがとうございました。この経験を活かして4月からの社会人生活もがんばります。

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この企画を終えての各メンバーの報告書は機械システム工学科のHPに掲載しています。
報告書も見てください。


学長から一言:アクティブ・ラーニングをなぜ本学が推進しているのか、その効果を如実に示してくれる例になっていますねッ!!!記録係さん、ありがとう!!!