2018/02/28

【機械システム工学科】早春の防長路でサイクリング映像を撮影!

こんにちは。機械システム工学科、学長室ブログメンバーの内田です。

15日の記事でお知らせしたように、交通安心学生プロジェクトに参加している機械システム工学科1年次生2名が、企業(マイクロメイト岡山(株))との共同研究で交通安全教育用自転車シミュレータを開発しています。この研究のため、219()20()223()に、山口県内の観光名所をサイクリングしながら巡り、シミュレータ用の画像と映像を収録してきました。

219()20()は、角島大橋、秋吉台、萩城下町の3か所を、また223()は、周防大島と岩国錦帯橋周辺を、それぞれ撮影してきました。いずれの日も、少し曇り空になるときもありましたがおおむね晴れの良い天気となり、また気温も少し肌寒いながら春の訪れを感じさせる暖かさの日でした。
角島大橋を行く。橋上の左の小さい人物
 
秋吉台にて。山焼きの直後なので草原が黒いです
 
早春の萩の城下町を走る
各撮影場所で、約10分間の走行シーンを、画像(写真)と映像(動画)各2往復ずつ(合計4往復)撮影しました。画像の撮影には、ヘルメットの上に取り付けた360度カメラを、映像にはヘルメットの側面に取り付けた動画カメラを使いました。撮影中に画像や映像がブレたりしないよう、走行中はなるべく首を動かさないように気を遣うなど、ちょっと苦労のある撮影でした。

周防大島にて
 
錦帯橋をバックに
撮影した画像と映像は、山口県の観光PRを兼ねた交通安全教育用として利用される予定ですが、工学研究の面では、全ての人に「あなたの街のシミュレータ」を提供する技術を開発するための元データになります(1月5日の記事参照)。2人の学生は撮影旅行から帰ってから早速、収録してきた画像と映像のファイル整理に当たっていますが、4秒に1コマ撮り続けた画像ファイルの個数は膨大で、整理はなかなか大変そうです。

研究室で画像ファイルの整理中
いろいろ苦労はありますが、実際に世の中の役に立つ画像や映像を早春のサイクリング旅行で集めたことは、2人の学生にとって良い経験になったと思います。自転車シミュレータ開発は始まったばかりです。今後の活躍と成長に期待しています。


学長から一言:これもまた、地域の課題解決型の学修ですねッ!画像と映像は、自転車で走りながら取れるという結構なスマートさながら、目的に即した画像と映像の整理は、まだ学生の感性と労力が頼りのよう。。。成果を期待していま~す!!!