2014/05/05

新年度を迎えて:新入生にすすめる50冊の本の発刊、図書館オリエンテーション実施について

 こんにちは。図書館職員のKです。

 今年で3冊目を迎える「新入生にすすめる50冊の本」が内容を一新し、この4月に発刊されました。お忙しい中ご執筆頂いた学生、教職員の皆様にお礼を申し上げます。
 現代の学生は本を読まないと言われています。文部科学省が平成25年5月におこなった調査「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」によると、小学生が10.5冊/月、中学生4.2冊/月、高校生1.6冊/月と高学年になるにつれ、読書冊数の減少がみられます。理由は、本を読まなくても不便を感じない(50%複数回答)、読みたい本がない、何を読んだらよいかかわからない(45%複数回答)、という結果が出ています。また、電子書籍で読書をしたことがありますか、といった質問に対しては、10代後半の65%が読んだことがない。また読んだことのない人へ、読みたいですかという質問に対して68%の人が読みたいとは思わないと回答しています。本離れの顕著な現れです。多くの若者は携帯やタブレットを持ち歩き、誰がネットにUPしたか解らない不正確な情報だけを信じ込み、満足しています。宿題のレポート提出も同じです。ネットの情報からのコピペで済ませる人もいます。「安易で不正確な情報に頼らない、大学生としての教養をしっかり身につけてもらいたい。その入り口になれば・・」と考えられたのがこの「新入生にすすめる50冊の本」です。

 内容も「人生、学び、心、科学、文学」の5つの道しるべ(分野)から構成され、人生を歩んでいくうえで、執筆者自身が、色々な意味で参考になった、他の人にも読んでもらいたい本ばかりを紹介しています。内容も読みやすいものばかりです。皆さんがすぐに借りられるよう、本の準備は整っています。図書館に来たときは、コーナーに並べられた本を手にとってください。また、この冊子は図書館に常備していますので、ご自由にお持ち帰りいただけます。
大学生として研究(勉強)を進めていく上で大切なのは“多くの情報”ではなく“ 正確な ”情報です。論文の作成に関して「どうすれば正確な情報(データ)を効率的に得られるか」を図書館員に尋ねてみてください。図書館員は本・情報の専門家です。きっと、すばらしい回答に導いてくれると思います。また、毎年4月から、指導教員の下、図書館オリエンテーションを実施しています。蔵書検索、マイライブラリーを使った経験がない人は、担任の先生に尋ねてみてください。きっと、喜んで図書館に引率してくれると思います。
図書館オリエンテーションの様子

学長から一言:「読書の秋」といっても、「読書の春」とは言いませんね。。。でも、読書は、正確な情報だけでなく、含蓄に富んだ考えさせられる情報を提供してくれます。。。一年中!!