2014/04/28

経済学科新任 早川達二先生のご紹介

今春からこの学長室ブログのスタッフになりました、石丸@経済学科です。
細々と更新を始めたばかりの経済学部ブログともども、今後ともよろしくお願いします。

さて、第1弾として、この2014年4月から経済学科に新しく赴任された、早川達二教授の紹介をしたいと思います。


早川先生は北海道のご出身(東京都・島根県育ち)で、経歴は以下のとおりです。

【学歴・経歴】
 1989年 一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了

 1991年 国際通貨基金(IMF)でサマーインターン

 1994年 ペンシルバニア大学経済学博士課程修了

 1994-1995年 国際開発センター(東京)でエコノミスト。
  ペルーのマクロ経済調査プロジェクト・メンバーに。
  開発エコノミスト・コース(社会人研修プログラム)の講師を務める。
  (ミクロ経済学、計量経済学、経済数学)

 1995年 米州開発銀行(IDB)のYP(ヤング・プロフェッショナル)に。
  米州開銀では、ワシントンDC本部に加えて、コスタリカ(1996-1997年)と
  グアテマラ(2002-2004年)のカントリーオフィスでも勤務。
  中米のマクロ経済分析と、民間部門支援プロジェクトの企画・実施。

 2005年 世界銀行(World Bank)の東アジア局に移る。
  1997年のアジア経済危機以降のタイの経済成長の課題に関するレポートを書く。
  その後、世界銀行研究所(World Bank Institute)に1年滞在した後、
  ラテンアメリカ・カリブ局に移り、再びラテンアメリカ、
  主に中米の経済分析の仕事を今度は世銀で続ける。
  開発、貧困削減につなげられるような観光セクターの意義の分析にも貢献。

 2011年 フィリピンのマニラに本部のある、アジア開発銀行(ADB)のエコノミストに。
  中央アジア諸国のマクロ経済分析を担当。
  Asian Development Outlookの一部を定期的に執筆。

 <関連記事>
  ワシントンDC開発フォーラム
  http://www.devforum.jp/articles/20110606.htm


【本学での担当科目】
 マクロ経済学
 日本経済論

【趣味】
 日米プロ野球の「分析」。ひいきチームは巨人(長嶋の現役時代から一筋)と、
 留学で5年間住んだフィラデルフィアのフィリーズ。

【特技】
 語学。英語とスペイン語。学部での第2外国語はドイツ語。

【福山・松永地域の印象】
 人々がとても穏やか。学生は素直で、やりがいを感じる。

【希望】
 多くの国で苦学をしている人々に比べて、日本の若者がいかに恵まれているかを
 学生にわかってもらいたい。
 学生の留学の実現や、外から来る留学生の応援をしていきたい。
 自分の学生がいつか国際機関で勤務するようになれば、とても嬉しい。


以上、数々の輝かしい経歴をお持ちの早川先生です。学生の教育にも積極的に力を注ぎたいという熱意を感じました。早川先生の今後ますますのご活躍に期待しましょう!


学長から一言:この大変な経歴に似合わず???、風貌はやんちゃ坊主です。。。経済学部のやんちゃ坊主をうまく教育していただけそうですね。。。国際機関で勤務する学生が次々出てくることを、私も期待していま~す!