2014/04/23

広東技術師範学院御一行様来学!


皆さんこんにちは。

学長室ブログメンバーの神原です。


先日、協定校である、広東技術師範学院(中国)より、王楽夫学長をはじめ4名が来学されました。広東技術師範学院とは、20134月に学術教育研究協定を締結し、同年9月に、経済学部に2年次編入学生を2名受け入れました。

当日は、大学会館3階のCLAFT教室で座談会、学内施設(メディア制作実習室内のバーチャルスタジオ及び安全安心防災教育研究センター)を見学したのち、大学会館の貴賓室で昼食会を行いました。その様子を写真でご紹介します。




冨士彰夫副学長・国際センター長の歓迎の挨拶


王楽夫学長のご挨拶のあと、広東技術師範学院についてご紹介いただきました。

文学部、美術学部やコンピューター科学部など14学部41専攻からなる広東技術師範学院は、5つのキャンパスを所有しており、在校生は、およそ14,000人だそうです。
また、2015年には、学生数がなんと25,000人になる見込み!


平田宏二経済学部長補佐・経済学科長による経済学部の紹介 

青野篤子人間文化学部長による人間文化学部の紹介

大島秀明建築学科長による工学部の紹介

通訳の趙建紅講師(中央)


       人間文化学部メディア情報文化学科のメディア制作実習室内              のバーチャルスタジオを見学しました。

続いて、工学部の安全安心防災教育センターを見学しました。



1号館前で、編入学生2名と記念撮影


大学会館貴賓室にて昼食会を行い記念撮影をしました。

以下は、座談会と学内施設見学に参加した広東技術師範学院からの
編入学生2名の感想文です。

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 日本での生活はすでに半年が過ぎました。慣れてきたけど、やっぱり故郷が懐かしいです。日本は思ったよりいい国です。ここで勉強することも、生活することもすごく気持ち良いです。それでも、母国のことはかけがえないものです。先日、桜が綺麗に咲きました。桜は雪のように風のなかで舞い落ちる、その景色を見ながら思い出に浸りました。そんな時、母校広東技術師範学院から学長と先生が福山大学に来て交流会をすることを聞いて、すごく嬉しく思いました。そして私も交流会に参加しました。
 学長と先生たちは私たち留学生に関心を持って、親切にいろいろなことを聞きました。自分の大学が自動車学部を開設したことも、始めに聞きました。「自分の大学もどんどん発展したね」と、私はそう思いました。後で、人間文化学部と工学部を見学しに行きました。いろいろ新たな体験ができ、勉強になりました。交流する時間は短かったけど、私は必ず先生からの期待に答えて、もっといい自分、もっといい未来のため、がんばらなければならないと思いました。
(経済学部・国際経済学科 3年 楊国斌)
 

 久しぶりに母国の先生にお会いできて、本当に心から嬉しく思います。先生方は、私たち留学生の生活と勉強に非常に感心しており、励ましてくれました。福山大学と広東技術師範学院の交流会に参加させていただいて、両校がこれからより協力して、経済学部、人間文化学部だけでなく、他の学部にも留学できるよう頑張っており、人材育成に励んでいることがわかりました。交流会後、一緒にキャンパスを見物したり、いろいろなお話をしたり、楽しくて普段より時間が早くすぎました。母国の先生方と一緒に記念撮影もしました。本当に貴重な経験ができました。これからも、先生方の期待に応えて、もっと頑張りたいと思います。

(経済学部・税務会計学科 3年 劉 紹端)

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この交流会を機に、両大学の交流がさらに活発になればと思います。



学長から一言:政治的に厳しい関係の時こそ、教育・文化面での交流、とりわけ若者の交流の意義は大きいですね。