2016/02/26
献血ルーム「ばら」で開催中! 健康増進キャンペーン!
こんにちは、生命栄養科学科のKです。
献血ルーム「ばら」で行われている「健康増進キャンペーン」について、参加したK助手から報告が届きました!
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2/22~2/25、2/28に、福山駅より徒歩5分ほどの所にある献血ルーム「ばら」にて、献血者健康増進事業として健康増進キャンペーンが実施されています。
健康増進キャンペーンとは、昨年広島市内の献血ルームで始まったイベントです。
献血は健康な体でなければ出来ません。そのため、健康な体を維持してもらうことを目的にキャンペーンが行われました。今年は福山大学 生命栄養科学科の学生10名がボランティアとして、福山市の献血ルーム「ばら」でのボランティア活動に参加しました。
実施内容は、主に2つです。1つめは、献血にいらっしゃった方や付き添いの方の血管年齢を測定し生活習慣の改善に関する動機づけを行うこと。2つめに、生活習慣病の改善や予防に関する簡単な資料を作成し、食習慣チェックをさせていただきました。
血管年齢とは、血管の弾力性を年齢として表したものです。実年齢とどれだけ差があるかによって点数が表示されます。本来、血管年齢を測定するには1時間ほど寝転がって計測するものらしいのですが、今回使った測定機は約18秒で測れるという優れものです。その血管年齢の点数もふまえ、予め作成したプリントを使いながら、食習慣のチェックを行いました。「野菜を食べない」「味の濃いものが好き」「運動をしない」等々のチェック項目にあてはまるものを選んでいただき、どうしたら野菜を摂れるか、塩分を減らすにはどうすれば良いか、というお話をしました。
【写真1】実際に話している様子
以下はボランティア活動に参加した学生の感想です。
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ボランティア活動をする際に、自分の持っている知識を総動員し、栄養カウンセリング論の講義で学んだ「否定をしない」「一方的に話して自分の意見を押し付けない」ことを意識しつつ、お話をしました。自分の勉強不足を感じながらも、一生懸命話を聞いて下さる方の様子を間近で見て、とてもやりがいを感じました。中には、栄養のことをしっかり勉強している方もいらっしゃって、こちらが勉強させていただくこともありました。
私自身、実際に栄養学を学んでない方に、栄養学を学んできた人間としてアドバイスをすることが初めてだったので、自分の至らなさも感じつつ、とても良い経験ができたと思います。機会をくださった先生と日本赤十字社の方、声をかけてくれた友人、指標になるわかりやすいプリントを作ってくれた学生の方々に感謝しています。このキャンペーンが来年も続いてくれるといいなと思います。
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キャンペーンは2/28にも実施されますので、是非ご参加いただけたらと思います。
【写真2,3】ボランティア活動に参加してくれた学生
学長から一言:ボランティア活動は、学生にとってすばらしいアクティブ・ラーニングの場ですねッ。。。栄養カウンセリング論なんていう授業の成果も、バッチリ活かせましたねッ!!!