2014/11/08

新しい提携校凱里学院から留学生がやってきました!

こんにちは。学長室ブログスタッフ、国際経済学科の足立です。

福山大学には中国に12校の提携校があります。今回は今年から提携校になった、貴州省の凱里(カイリ)学院と凱里学院からのはじめての留学生を紹介したいと思います。

凱里という町は、貴州省の省都である貴陽市から東へ車で2時間半ほど走ったところにあります。凱里は「黔東南ミャオ族トン族自治州」の州都で、多くのミャオ族とトン族の人々が暮らしています。ミャオ族の女性は美人で働き者、男性はあまり働かず、絵や書を書いて過ごすそうです。うらやましいような・・・

ミャオ族の住む村

民族衣装のミャオ族女性



実際に凱里の町中に足を踏み入れてみると、少数民族の町というイメージとはかけ離れた、とても整備された地方都市という雰囲気の町でした。もうすぐ貴陽からの高速鉄道ができるそうで、新しいマンションがどんどん建設されています。

食欲の秋ですが、貴州料理は中国でも有名で、珍しい食べ物やお酒も多く、わざわざ貴州まで料理を楽しみに訪れる人も多いとか。

凱里学院は学生数約10,000人の大学で、外国語学院には英語学科と日本語学科があります。今年の秋から初めて凱里学院の日本語学院から5人の編入留学生がやってきました。

 凱里学院の正門

立派な凱里学院の図書館
左から王君、楊さん、陳さん、周さん、蒋君


今回はその5人の留学生に目標と日本に来て驚いたことについて聞きました。

王 槐宇(オウカイウ)君

せっかく日本に来たので、日本料理を学びたいです。卒業後は大阪の大学院に挑戦し、将来は中国に帰って、日本企業に就職したいと思います。日本の街はとてもきれいだと思います。日本に来たからには、必ず何かを学びます。

楊 少芳(ヨウショウホウ)さん

福山大学では日本語能力試験1級、日商簿記検定1級、経済学検定などにチャレンジしたいと思っています。また、お金を貯めて北海道、東京、京都などにも旅行してみたいです。福山大学卒業後は日本での就職を目指しています。一日の中で暑くなったり寒くなったりする日本の気候にはビックリしました。過去は過去、自分の運命を自分自身に委ねて頑張ります!

陳 正菊(チンセイキク)さん

福山大学では会計学を学び、卒業後は就職したいと思っています。日本は野菜と果物の値段がとても高いと思いますが、日本人はとても親切です。

周 麗(シュウレイ)さん

福山大学では経済学をしっかり学び、卒業後は大学院に進学したいです。日本の環境は中国より何百倍もきれいです。あの青空は近くて触れそうです。また、税金の種類が多くて難しいです。日本での留学経験を生かして、自分の道を進んでいこうと思います。

蒋 洋洋(ショウヨウヨウ)君

福山大学では日本語能力試験1級と英語(TOEFL)に挑戦し、ゼミではマーケティングについて学びたいです。卒業後は大学院に進学したいと考えています。日本の物価が中国に比べて高いのには驚いています。まだ、日本の礼儀がよくわからず、心配もありますが、たくさんの日本人と友達になりたいと思います!

皆さん、彼らはまだ日本に来たばかりです。日本人の友達をたくさん作ってほしいと思います。キャンパスで見かけたら是非声をかけてみてください!


学長から一言:とても優秀な学生さんたちで、ダブルデグリーを目指し、猛勉強しています。。。進路も目標もはっきりしていますね。。。お友達になると、いろいろ刺激しあえると思いますよッ!