さて、今回は・・・私の研究のお話と報告をしたいと思います。
福山大学で研究室をもつにあたり、身体性ロボティクス(Embodied Robotics)研究室という研究室名を選びました。
これは身体と知能(こころ)は切り離すことができず、一体となったものであるという身体性認知科学に倣って、ロボットの知能はロボットのボディを通して意味を持つということをイシキシテイルノデス。
本棚から最近読んでいる本を紹介。生物に関する本が多いのは生体(生態)と機械を結び付けようとする試みに四苦八苦しているからです。さて、今年の3月26日のブログでも、少し研究紹介をしていますが、当研究室で開発している透明樹脂を使った光学式触覚センサの研究がこのたび、広島銀行の研究者助成事業に採択され助成金をいただくことができました。
(3月末のブログの研究紹介より)
9月22日に広島銀行本店で授与式があり、賞状と目録をいただきましたので、学長室にて報告をおこないました。
教育と研究は大学の使命の両輪です。特に福山大学は中四国の私立大では唯一の総合大学。福山大学でしかできないような学際的な研究を行う素地があると思います。日々の業務に埋もれ思うように研究が進まないこともありますが、気を引き締めて研究に取り組みたいと思います。
理系の研究関連の話題ですが、この秋、工学系研究会が2つ福山大学で開催されます。まず来月10月25日に第65回電気・情報関連学会中国支部連合大会が本学であり、11月29日には第23回計測制御学会中国支部学術講演会が福山駅前宮地茂記念館で開催されます。両学会にむけて本学工学部の学生は実験と原稿作成で大変です。機会がありましたら、ぜひともご参加ください。
学長から一言:上から2番根の写真の左、飛び出た白いものは、マシュマロを少し硬くした素敵な感触です。。。そのうち介護を受ける身になったときには、このような感触の指を持ったロボットに介護してもらいたいもの。。。MG氏の研究の意義を実感した瞬間でした!!