2016/05/26

スペシャルオリンピックスの福山市での体験・見学会

お疲れ様です。経済学部経済学科の学長室ブログメンバー、中村和裕です。

 5月21日(土)の13:30~14:30、松永にある本郷コミュニティ―センターで行われたスペシャルオリンピックス日本・広島(尾道支部)の活動に、本学科生3名と参加してきました。


これは、今年の2月に福山大学宮地茂記念館で行われたスペシャルオリンピックス日本 名誉会長「細川佳代子」氏のご講演でも紹介された活動です。

スペシャルオリンピックス日本・広島は、知的障がいのある人たちにスポーツ活動を提供しているNPO法人です。「知的障がいがあってもスポーツを楽しもう!スポーツを通じて、いろんな人と出会い、たくさんの経験をしよう!」というようなコンセプトのもと活動しています。また、知的障がいのある人、ない人が一緒に競技するユニファイドスポーツを行うというのも特徴です。
 
 現在、スペシャルオリンピックス日本・広島には、広島支部、東広島支部、呉支部、三次支部、尾道支部の5支部がありますが、福山には支部がありません。

 そこで、尾道支部の皆様が、福山市でも活動の輪を広げるため、5月の毎週土曜日にバスケット・フロアーホッケーの体験・見学会を開催してくださいました。


  今回参加した学生3名のうち、2名は初めての参加でした。最初は戸惑いながらも、スポーツを通じて打ち解けてくれました。


 知的障がいといっても人それぞれで、個性が全く違います。ある人には手を差し伸べることも必要ですし、ある人とは真剣勝負をしなければなりません。そういったコミュニケーションの難しさが、学生に様々な気づきを与えていると思います。



 福山市で初めて開催されたこの体験・見学会は、5月28日(土)で終了します。興味のある方は「アスリート」として、「コーチ」として、あるいは「ボランティア」として、この機会にぜひご参加ください。

 今後はスペシャルオリンピックス日本・広島 福山支部の立ち上げに向けて、本学科スポーツマネジメントコースの学生が協力できる形を模索したいと思います。


学長から一言:学生にとってすばらしい体験ですね!!!相手の視点に立つことが出来なければ、一緒に活動できず、相手の視点に立つことが出来るようになるためには、一緒に活動して、コミュニケーションすることですね!!!