福山大学は、福山市の設けている『キャンパスメンバーズ制度』に加入しています。
今回、この制度を使って、メディア・映像学科2年次の「メディア実践<企画>」の授業で、ふくやま美術館の展示を見学に行ってきました。
(初夏を通り越して、夏のような日が続いていましたが、この日はとてもすがすがしい空気。ふくやま美術館のあたりもよい感じでした)
今回は何の展示かといいますと
全国を巡回してきた、写真家 篠山紀信の展覧会『篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN』でした。
「メディア実践<企画>」の授業では、学生たちがグループや個人で制作したり、研究したりしています。この展覧会からいろいろと学んでしまおう、ということで・・・写真の内容はもちろん、展示の構成や方法なども観察すること、という課題が学生たちには出されています。
学生たちはみな緊張して、・・・ということもなく、楽しみに待っています。
実際に展示を見ている様子を写真では紹介できないのですが、多くの人が知っているような顔がたくさん。篠山紀信氏の長いキャリアから選ばれた作品なので、若い学生には誰だかわからないこともあったようですが(それでも圧倒されるような作品ばかりですし、そのほうが観察するには冷静になれてよいかも)。
この展覧会は上記の通り日本各地を巡回してきた展覧会で、先日、展示の構成を担当されている方に伺ったところ、そのための工夫が色々されてきているとのこと。展示の形態もいくつかのバージョンがあり、それをベースにそれぞれの会場に合わせた展覧会を作っているとのことでした。
展覧会を見終わった後、図録を見ながら振り返っている学生たちの様子。見ているポイントは人それぞれです。
篠山紀信展のあとは常設展を見て、福山駅前にある、学校法人福山大学宮地茂記念に移動して、展覧会でチェックしたことをレポートに。レポートは相互閲覧できるようにして、他の学生の経験も参考にできるようにしています。展示を見るというのは基本的には個人それぞれの体験なのですが、それを共有することで、新しい気づきがあったりするのです。
メディア・映像学科ではこのように、学外に出ての活動も行っています。「メディア実践<企画>」授業の成果は、オープンキャンパスでもご紹介予定です。どうかお楽しみに。
学長から一言:篠山紀信の展覧会『篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN』には、私も連休中に行ってきましたよ。。。圧倒される迫力で、私でも顔を知っているような懐かしい有名人の顔・顔・顔。。。確かに、展示の構成や方法はとても工夫されていましたね。。。メディア・映像学科の学生の皆さんは、何を学んだかな???