今日は『四国EVラリー2013』クラス優勝の報告です。
このラリーへは昨年度に続き2度目の出場だったのですが…当日はどのような状況だったのでしょうか? ここから先は今回引率された機械システム工学科の小林先生にバトンタッチします!
機械システム工学科の小林です。
8/24(土)~25(日)に愛媛県松山市で『四国EVラリー2013』が開催されました。福山大学からは、みらい工学教育プロジェクトのEV学生製作プロジェクトで製作したEVコンバートカー(市販のガソリンもしくはディーゼル車を電気自動車に改造した車のこと。以下、EVと書きます)で参戦しました。メンバーは2年生6名1年生3名の9名です。
四国EVラリーは日本国内における電気自動車レースの草分け的存在で、1998年から行われている、歴史ある大会です。公道上の各所にチェックポイントがあり、そこには遠距離等の難易度によってポイントが設定されています。EVでチェックポイントにたどり着くことでポイントを獲得し、この獲得ポイントの合計で順位が決まります(自動車の性能と、チェックポイントをどのように巡るか?の作戦が重要!)。このラリーでは、EVはバッテリーの種類等によってクラス分けされ、そのクラスの中でポイントを競います。
ラリーの出発点です。
参加者が集まってきました。(手強そう…)
受付終了!ゼッケンナンバーは「5」です。
メンバーは夏休みも毎日学校に来て作業をし、ナンバーを取得したのは何と大会2日前! 決して楽な参戦ではありませんでした。充電が完了したのもレース当日、大学を出発する直前でした。正確なデータを取得することなく大会に挑んだ学生たちは期待と不安でいっぱいだったと思います。
さて、ラリーの方ですが、大会初日の土曜日は朝からあいにくの雨で難しいレースとなりました。福山大学チームは充電用プラグを準備することができなかったので、当日松山市内のホームセンターで購入、無事に充電することができました。
1日目のラリーは2年生中心で計画し、実施していきました。2年生は昨年出場しているのでその経験を生かし、どうやら確実にポイントを取る作戦に出たようです。1日目はクラス2位でした。
道後温泉到着!ポイント獲得♪
愛媛県武道館です。近場を巡って確実にポイントを獲得する作戦です!
2日目は1年生が中心に作戦をたてました。車の調子も良好なので、みらい工学教育プロジェクトの授業で何度も考えた大胆な作戦(少し遠出)を実行することに!
今日は遠出で高得点を狙います!
ただいま相談中。臨機応変に動くことも大切です!
メンバーはベストを尽くしました。ラリーは無事終了し、結果発表です!見事逆転で優勝することが出来ました!
表彰式の様子です。優勝メダルが授与されました!
四国でのラリーはたった2日間でしたが、学生同士が何度も話し合い、大変充実した内容だったと思います。大会が終わって感じたことは学生たちがすごく成長したことです。彼らの活動は今後も続いていきます。これからも更なる成長を期待しています。
ラリー及び日々の活動の様子はEV学生製作プロジェクトのサイト
にあるので、こちらもどうぞ!(サイト内にある学生ブログにもラリー当日の様子が書かれています! 近日中に動画も公開します!)
学長から一言:大学で報告会を開いてくれました。報告する学生の言葉に中身が詰まっており、目が輝いており、成長ぶりを実感させられました。自動車にも乗せてもらいました。優勝の楯は、すばらしいデザインで、学長室に置かせてもらうことにしました! 学生の皆さん、おめでとう! そしてご指導の先生方、ありがとうございました。来年も期待しています。
学長から一言:大学で報告会を開いてくれました。報告する学生の言葉に中身が詰まっており、目が輝いており、成長ぶりを実感させられました。自動車にも乗せてもらいました。優勝の楯は、すばらしいデザインで、学長室に置かせてもらうことにしました! 学生の皆さん、おめでとう! そしてご指導の先生方、ありがとうございました。来年も期待しています。