こんにちは。学長の松田です。「囲碁から学ぶ人間学」は、学生だけでなく、教員の耳目も引きました。下記は、第1回目に参加されたH先生の報告です。しっかり学生の声を聴いてきてくださっているところは、さすがベテラン教員です。
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昨年10月の第4回教養講座に、囲碁棋士の24世本因坊秀芳 石田芳夫九段をお招きし、講演をお願いしました。これを機会に「囲碁から学ぶ人間学」を教養課目に生かそうと今回の開講となったものです。
初めての授業は、9月25日(水)4時限に、大学会館3階で開講しました。受講生は、予想を上回る40人(うち女子7名)が参加しました。初めに、松浦副学長から開講に至った説明があり、早速講義が始まりました。
講師は、日本棋院関西総本部の山本賢太郎先生です。囲碁は、「礼に始まり、礼に終わる」、「自分で決断して実行したことは、結果に責任を持つ」などと話され、多くの学生が囲碁を自分と重ねて共感していました。山本先生から、囲碁の歴史、基本的なルールの説明を受けたあと、小さな碁盤で石取りゲームを全員が楽しく実践しました。授業が終わって、人間文化学部2年のW君は、「集中力、判断力が養われると思い参加した。囲碁は初めてだったが興味が持てた。段階を追って教えてもらえるので安心。」と感想を述べてくれました。今後の授業がますます楽しみです。