2015/02/24

夢々(ゆゆ)、3月14日に上映会!

こんにちは。心理学科のブログ担当金平です。

この度、心理学科の学生大学院生がメンバーとして関わっている「高次脳機能障害者の社会参加・社会復帰支援グループ夢々(ゆゆ)」が、“映画で理解する高次脳機能障害Vol.2”として、『フラッシュバックメモリーズ』の上映会&出演者のGOMAさんによるトークを行うことになり、学長室に宣伝を兼ねてお知らせに上がりました。写真は、現在、夢々の中心的メンバーを担っている人間科学研究科の錦織君です。



夢々については、たびたびブログでもご紹介させいていただいておりますが(例えば、http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2014/07/blog-post_17.html)、夢々は毎月第2週の土曜日に、高次脳機能障害の当事者の方とそのご家族の方、そして学生や地域の心理士などのスタッフと共に清掃活動や調理活動などをしながら、家から一歩出て地域社会で楽しまれることを目標に活動を行うボランティアグループです。

夢々では、今年度のメインの活動の一つとして上映会を計画し、上映作品の選定から交渉まで、数か月をかけて準備してきました。上映会の詳細は以下の通りです。

日時:2015年3月14日(土) 開場13:00~ 上映13:30~
場所:松永市民センターホール
入場料:前売り券500円、当日800円(前売り券については、福山市社会福祉協議会松永事務所(084-930-4110)または心理学科教員の橋本(内線3413)まで)



映画は、オーストラリアの先住民族の管楽器「ディジュリドゥ」の奏者であり、画家でもあるGOMAさんが、2009年の交通事故により高次脳機能障害となり、その後活動休止を経て復活するまでの過程を描いたドキュメンタリーです。当日は、ご本人もご来場されてのトークもあります。めったにない機会ですので、是非お越しいただき、ともに上映会を盛り上げていただければと思います。


学長から一言:脳は、人の行動、感情、思考などなどの高次の機能も一手に引き受けていますが、その機能が障害を受けたときの補償や修復の底力もすごい!!