学長室ブログメンバーのT-boneです。 大塚副学長・大学教育センター長より、インディアナ大学からの実習生に関する記事が届きましたので、ご紹介します。
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本学大学教育センターとアメリカの州立大学の一つ、インディアナ大学との交流協定に基づいて同大から派遣される実習生が今年度も本学を訪れました。
このプログラムも実施4年目に入り、これまでに来学した男子3人、女子1人の計4人に次いで、第5番目の実習生となったのは、ミカイラ・ハーシュバーガー(Mikaylah Hershberger)さんです。
これまでの実習生のみなさん~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2015年 マドレーヌ・ジェファーズ(Madeleine Jeffers)さん
2016年前期 ジョセフ・ペキュリス(Joseph Peculis)、ウィリアム・セラーズ(William Sellers)さん
2016年後期 ジョン・ハインドマン(John Hindman)さん
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ミカイラさんは、4月6日の夜、シカゴ、成田経由で広島空港に到着し、その足で、ホストファミリーを引き受けて下さった大学近くのお宅に向かいました。太平洋を飛び越えて来る十数時間の間、ほとんど眠れなかったとかで、少々疲れ気味でしたが、さすがに若者、日本滞在二日目の7日にはもう元気を取り戻して初めて本学を訪れ、実習開始です。
学長への表敬訪問を行いたいとお願いしたところ、松田学長は用務繁多の中、時間をとって会って下さいました。
今回来日し、本学で英語教育のTAとして、主にジェイソン・ローズ先生(本学の英語の専任教員)の指導を受けながら8週間にわたり実習を行う彼女は、インディアナ大学教育学部4年生で初等教育専攻。将来は小学校の先生になるために、すでに必要な単位を全て修得した上で、インディアナ州の公立小学校で日本より3倍以上も長い10週間の教育実習を終えています。
本学での実習は、教職に就くにあたっての、いわば仕上げの訓練です。インディアナ大学の正規の教育課程であり、教職を目指す学生が海外の異文化の中で教える経験を積む特別な教育実習(“教師のためのグローバル・ゲートウェイ”)プログラムにより派遣されました。外国の家庭にホームスティして、その国の文化や習慣を直接体験しながら、教師としての力量を高めるのが目的です。海外での研修拠点となっている国は、日本の他に、オーストラリア、中国、コスタリカ、エクアドル、イギリス(イングランド・ウェールズ・スコットランド)、ノルウェー、アイルランド、インド、ケニア、ニュージーランド、ロシア(トムスク)、スペイン、トルコがあります。8週間のうちに、TAとしての活動はもちろん、近隣の小学校での研修やボランティア活動なども行う予定です。
ミカイラさんはインディアナ大学に在籍しながら、法律事務所で秘書としてアルバイトを行ったこともあります。また、アメリカの大学における独特の学生文化であるフラタニティ、ソロリティと呼ばれる男子・女子学生組織の一つであり、教育界でのキャリアを目指す優秀な学生のみが加盟を許される全米組織のPi Lambda Thetaのメンバーでもある活発な女性です。親しい友人は「ミカイラ」をもっと縮めて「カイラ」と呼ぶそうです。教室やキャンパスで見かけたら、気軽に「ハーイ、カイラ」と声を掛けて、英語での会話を楽しんで下さい。
学長から一言:毎年とても魅力的な米国の学生が、本学に教育実習にやってくる、というのもすてきですねッ!実習生の皆さんは、実習の合間には、地域の小学校に出かけての国際交流や、近辺の観光もバッチリ!本学の学生だけでなく、英語の得意な職員のT-bone君も、いつもしっかり友達になって楽しんでいます。