2015/10/29

子育てステーションでのハロウィンパーティー!


こんにちは。心理学科の学長室ブログ担当の川人です。

今回は,心理学科の赤澤教授に『子育てステーション』のハロウィンパーティーの様子を報告してもらいました!
では,早速紹介いたします。

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心理学科の赤澤です。

心理学科の赤澤ゼミでは、今年度よりつくし保育園の保育士さんと共同しながら、また、皿谷助手にサポートしてもらいながら、ほぼ月に1回、宮地茂記念館にて子育てステーションを実施しています。

子育てステーションには、乳幼児を連れたお父さんやお母さんが数組来られます。
この場所では、子ども達が大学生や保育士さんと遊ぶだけでなく、子ども同士や保護者同士の交流も行われています。

毎回のスケージュールは、まずは来室して「自由遊び」、その後「絵本の読み聞かせ」、そして「季節に合せた行事」、その後再び「絵本の読み聞かせ」、最後に「おやつ」を食べて少し自由遊びをしたあとに退室という流れになっています。
「季節に合せた行事」は、赤澤ゼミと保育園とで役割分担して実施しています。

10月24日(土)は赤澤ゼミの当番ということで、後期が始まってからゼミ生5名は企画についてあれこれ話し合ってきました。
その結果、24日はハロウィンパーティーを行うことになりました。
そして、当日は、子ども達自身の手作りの衣装で仮装してもらうことに決定しました。
それぞれが案を出し合い、最終的にハロウィンのマント、仮面、ネコ耳作りをすることとなりました。
ハロウィン22日のゼミの時間と放課後を利用して、試作品を作ったり、子ども達のための材料を準備したりと遅くまで取り組みました。




いよいよ24日当日、子ども達が来室するのは10時30分頃なので、学生は9:30に集合して、部屋の掃除、飾り付け、行事の準備をしました。




学生もネコ耳をつけて、壁面構成も完成し、準備が整った頃に子ども達が続々と来室してきました。
子どもさんの中には、既に仮装して来室してくださった方もおられました。
なんと、これはお母様の手作りということでした。
小パンダのあまりの可愛らしさに、学生達もメロメロでした。




手作りマントの説明は、学生2名が担当しましたが、24日に参加された子どもさんは2歳以下が多かったので、子ども達に伝わるように説明するのは大変そうでした。
しかし、これも良い経験だったと思います。




黒色のビニール袋に、思い思いにハロウィンのかぼちゃやおばけの折り紙を貼ったり、キラキラテープを貼ったりして、個性豊かなマントが完成しました。
仮面とネコ耳も付けて、皆で記念写真を撮りました。




今回の子育てステーションには、2ヶ月の乳児さんから6歳までのお子さんが参加してくれました。

自由遊びの時間には、幼児さんが乳児さんをじっとみて「手が小さい~」と感激する場面も。
少子化で異年齢との関わりが少なくなっている昨今、このような機会は貴重だと思いました。
また、学生達も、「赤ちゃんって、何でもかんでも口に持って行くよね~」と。ちょうど生涯発達心理学でピアジェやフロイトの発達段階理論を学んでいるところなので、その段階と実際の子ども達の姿を重ね合わせて理解しているようでした。

今年度は、子育てステーションの活動(「子どもの遊び広場」)に対し、広島県教育委員会より「こども夢基金」の助成金をいただいており、24日には教育委員会の方も視察に来られました。
そして、活動終了後、担当者より、「今後、学生達が絵本の読み聞かせにもどんどんチャレンジしていけるように」とのアドバイスも戴きました。
次回の活動に生かしていきたいと思います。


学長から一言:こんなところでも、学生達のアクティブ・ラーニングが進んでいるのですね。。。地域貢献もかねて、学生達が地域に育てていただき、感謝!!