2014/10/02

コンケン大学(タイ)薬学生の日本実務実習をサポート!

こんにちは。 学長室ブログスタッフ、薬学部の “M” です。

今日は、薬学部・衛生薬学研究室の杉原教授からのレポートです。

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タイのコンケン大学薬学部には、国外で実務実習を受講する制度があります。 福山大学薬学部は、コンケン大学の薬学生が福山近郊の薬局や病院で6週間の実務実習を受けることができるようにサポートしました!

今回、その制度に応募したコンケン大学薬学部6年生の3名、Apisanan Buasai さん、Nattawoot Prabpai さん、Phatcharaphon Phothimat 君が、9月29日(月)に本学薬学部で実務実習の一部を受けるために来校し、学長室を訪れました。
コンケン大学は、タイ東北部にある学生数3.5万人の国立大学です。 大学の敷地面積は東京ドームの193個分あり、ちょっと想像できない広さです。 コンケンは、恐竜の化石が発掘されたことでも有名で恐竜博物館まであります。 コンケン大学の学生達が持参した学長室へのお土産の置物にも恐竜が登場していました。
コンケン大学の学生達は、図書館などの大学構内の施設見学をした後、本学薬学部4年生を対象とした講義 「医療コミュニケーション」 を受講しました。 授業では、アイスブレーキングとして本学の学生も一緒に タイ語 サワディーカッ!を使って学生同士でハイタッチをおこないました。
また、アイスバケツチャレンジで世界中の多くの人に知られるようになったALS(筋委縮性側索硬化症)患者さんを疑似体験し、患者さんの気持ちや困難な状態を想像する大切さを学びました。
日本語、英語、タイ語を交えた国際的なコミュニケーション授業となりました。

今後の予定は、10月17日(金)15時30分から、本学薬学生と共同のオープンセミナーを開催します。 また、滞在期間中に、日本の薬学教育の制度や薬剤師の役割、日本の医療や福祉の制度についても学習します。 11月1日(土)まで日本に滞在しますので、学内で見かけたら声を掛けてくださいね。


学長から一言:好奇心いっぱいの、目の輝いているすてきな学生さん達でした。。。本学の学生の海外研修・留学の意欲を駆り立ててくれると、うれしいですね。