このたび、備後経済研究会の幹事として2016年度第1回目備後経済研究会の開催を御案内します。
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2016年度第1回備後経済研究会
日時:2016年5月19日(木)18:00~20:00
報告:高柳 友彦 氏 一橋大学 大学院経済学研究科 講師
内容:近現代日本の温泉観光地 ― 資源利用からみた地域発展の展開 ―
概要:
我が国に約3000カ所存在する温泉地が近現代以降どのような発展・展開を遂げてきたのか、温泉観光地における資源利用に焦点をあてて紹介していく。旅行客に提供する温泉資源、サービスを提供する女性労働力をどのように管理したのか、地域経済や地域行政機構の様々な取り組みからその特徴や問題点を明らかにしていく。
※備後経済研究会について
備後経済研究会は故桑原哲也教授が備後地域経済・経営の研究拠点を目指すべく、2012年に民間団体のBSB(ビジネスサポート備後)の協力のもとで立ち上げてから、数えて5年目を迎えます。一昨年、桑原哲也教授がご逝去され、近現代日本経済史や経営史を専門とする私がバトンを受けました。
備後経済研究会は備後地域の企業・経営者を研究し、産業集積地としての備後地域の特徴を明らかにすべく、本学教員にとどまらず、企業経営者や行政関係者、さらに他大学の研究者にもご参加いただき、研究成果の報告やそれにもとづく活発な議論を行うと同時に、企業へのインタビューや論文の公刊、備後地域の皆さんに向けた研究発表を活発に行っています。
研究会は2~3ヵ月に1度のペースで開かれています。高校生でも大学生でも企業経営者でも、どなたでも参加は自由です。興味のある方は一度、備後経済研究会のホームページをご覧ください。サイト内では過去の活動内容とともに、多くの研究成果(ディスカッションペーパーや論文)がアップされています。
入手できない場合、張楓(kaede@fuec.fukuyama-u.ac.jp)までご連絡ください。
2015年度研究会報告者:張楓 福山大学准教授 |
2015年度研究会報告者:沢井 実 氏 大阪大学教授 |
2015年度研究会報告者:満薗 勇 氏 北海道大学准教授 |