2016/03/09

「びんご建築女子」第5回OGによるキャリア講演会  活躍中のママさん建築士に仕事も子育ても明るく楽しむコツを伝授してもらいました!

こんにちは、学長室ブログメンバーの建築学科のSです。

建築学科が取り組んでいる女子キャリア教育プロジェクト「びんご建築女子」の続報です。このプロジェクトは、学内で実施する「OGによるキャリア講演会」と、学外に出かけて建築体験をする「建築見学会」という二本の柱で構成されています。

プロジェクトの柱のひとつである「建築見学会」については、「犬島建築見学」と「光のショールームと重要文化財見学」、「古民家を美術館に改修したプロジェクトの見学」の3回分を報告させて頂いています。

もう一本の柱である「OGによるキャリア講演会」につきましても、既に4回分のレポート(第一回目第二回目第三回目第四回目)をお届けしていますが、今年度の最後となります講演会が実施され、そのレポートが届きましたのでご報告します。

今回のレポートを担当してくれましたのは、2年の岡さんです。それでは、よろしくお願いします。

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「びんご建築女子」運営メンバーの建築学科2年の岡ゆりかです。

 第5回目のOGキャリア講演会が1月14日に行われました。講師に来てくださったOGの方は、高橋美恵子さんです。講演のテーマは、「スーパー楽しい仕事!∞住宅リフォーム設計」です。高橋さんは一級建築士取得したのち、一級建築事務所を開業しており、子育てと仕事の両立など女性建築家ならではのお話しが伺うことが出来ました。

講演会の様子。とてもわかりやすく説明してくれました
 
  高橋さんの仕事内容は、依頼主から依頼を受けてから、提案・計画・設計・施行管理と多岐にわたるものでした。加えて日頃の家事・育児となれば、頭を抱えたくなるような繁雑な日々です…。

 しかし、高橋さんのバイタリティ溢れる人柄で数々の仕事を同時にこなし、その仕事ぶりはいつもキラキラ輝いているように見えました。また、女性ならではの視点で、キッチンやインテリアなど細やかな気配りの利いた設計をされていました。



建材のサンプルをみせてくれながら、どういうポイントを施主様に伝えるかを説明。

 高橋さんの印象として、まず初めに思ったのは「明るい」。親しみを感じることができる“笑顔”や声のトーンなど好印象で、女性が与える柔和さは初対面のお客様や同業者などに対して、非常に大きいものだと感じました。




笑顔が素敵な高橋さん。話しを聞いているだけで元気がもらえます

 「建築士」というと「男性の職業」というのがイメージされることが未だに多い中、こうした女性建築士の女性ならではの感性が評価され、活躍されている方のお話が聞けて非常に有意義な時間でした。女性が持つ可能性を引き出す上で、女性ということを強みに出来る仕事をしたいと思います。

住宅リフォームはお客様の意向をどう把握し、何を提案するか。具体例で教わりました。


 高橋さん、貴重なお時間を私たちのために割いていただき、本当にありがとうございました。ますますのご活躍を楽しみにしています。

恒例の集合写真。みんな満足な笑顔です


学長から一言:高橋様、ありがとうございました。。。すばらしいご活躍ぶりで、学生にもとてもよいインパクトを与えていただきました!!!