2018/03/20
「福山大学 学長室ブログ」を新サイトに移行します!
福山大学ではこのたび、このブログ「福山大学 学長室ブログ」を、福山大学公式ホームページの一部リニューアルにともない、新しいページへと移行し、継続します。
新しい「福山大学 学長室ブログ」のアドレスは
https://www.fukuyama-u.com/blog/ です。
当ブログは、2011年の6月に、福山大学のさまざまな情報をより身近に、そして深く感じていただくためにオープンしました。今後は新しい福山大学公式ホームページ内で引き続き運営してまいります。
ぜひ引き続き、「福山大学 学長室ブログ」をよろしくお願いいたします。
**福山大学公式ホームページのリニューアルについて
2018年3月19日に福山大学公式ホームページの一部をリニューアルしました。
概要
今回のリニューアルでは、情報発信力の強化とスマートフォンからのアクセスを主としたデザイン、操作性の向上を主な目的としています。リニューアル範囲はTOP及びその直下のページで、それより下層のページ(学科、大学院等)は現時点では従来のままですが、下層ページについても今後リニューアルを進め、よりわかりやすいホームページの構築を目指していきます。
アドレスについて
リニューアルしたTOPページのアドレスですが、現在は
www.fukuyama-u.com/
となっていますが、今後学科や大学院等のページのリニューアルが進んだ段階で
www.fukuyama-u.ac.jp/
に再度変更いたします。旧ページから新ページへの移行期間中ということでしばらくの間ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
旧ホームページもご覧いただけます。
平成26年度以降、運用してきた旧ページもご覧いただけます。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/top1.html
今後ともよろしくお願い申し上げます。
学長から一言:このページからの学長の一言は、これで終わりで~す。。。新しいページにも真面目に書き込みますので、よろしく。。。と言いつつ。。。高齢者が新しいことになれるのに苦戦中!!!
2018/03/19
【メディア・映像学科】テレビ会議システムのお披露目と宮地茂記念館とつないでのオープンキャンパス!
こんにちは。学長室ブログメンバーのメディア・映像学科の阿部です。一気に春の陽気となりました。3月17日に、メディア・映像学科のある19号館でテレビ会議システムのお披露目会が開かれ、かつさっそくこれを活用してのオープンキャンパスを行いましたので、そのことについてご報告します。
現在は、福山駅前にある宮地茂記念館と、福山大学19号館5階の教室にテレビ会議システムを置いています。画面右上の中嶋学科長は宮地茂記念館に、画面下の阿部は19号館5階におり、画面左上の資料を共有しながら会話をすることができるシステムとなります。
この日はこのテレビ会議システムのお披露目ということで、教職員が19号館5階に集まり、どのような活用方法がありそうかなど具体的に話し合う時間となりました。
もろもろの事情により共有する画面は今は小さいのですが、音や画質は非常にクリアで、互いの部屋の一番奥からでも充分に会話ができることがわかりました。たまたまこの状況を撮影してくれていたメディア・映像学科の2年次生は、今年度の授業でスカイプを活用した遠隔授業を経験していたのですが、その経験と比較して「これがあれば遠隔でも難なく授業ができそうですね」と中嶋学科長に来年度のゼミの進め方を提案する場面も。技術とともにできることが広がっていくのは想像するだけでも楽しいことです。
この日はオープンキャンパスの日でもあり、午後からは高校生のみなさんをお迎えして、このテレビ会議システムを使っての3DCG講義を行いました。宮地茂記念館にいる中嶋学科長や渡辺准教授から3DCGとは何ぞやという話や、今回使用するソフトの説明をした後、作業画面を共有しながら実際の3DCG制作を体験してもらいました。
オープンキャンパスに参加してみたらいきなりの遠隔授業ということで、高校生のみなさんにどのように思われるかなと思いましたが、むしろ「新しいことが体験できて嬉しい」と喜んでもらえたようで安心しました。なかなか独創的な3DCG雪だるまができているようでしたよ・・・!雪だるまができた後に、記念写真をパシャパシャと撮っている姿も見られてとても嬉しかったです。
今後、このテレビ会議システムはさまざまな授業や会議で活用されていくこととなると思います。活用事例をどんどん共有していきたいですね。
学長から一言:学長の私もちゃんとデモに参加しましたよ!操作簡単、画面明瞭、音声は遠くも拾って明晰。。。大きめのスクリーンを使えば、さらに用途が広がりそう。。。若い教職員と学生で、多彩な活用をして欲しいですねッ!
現在は、福山駅前にある宮地茂記念館と、福山大学19号館5階の教室にテレビ会議システムを置いています。画面右上の中嶋学科長は宮地茂記念館に、画面下の阿部は19号館5階におり、画面左上の資料を共有しながら会話をすることができるシステムとなります。
この日はこのテレビ会議システムのお披露目ということで、教職員が19号館5階に集まり、どのような活用方法がありそうかなど具体的に話し合う時間となりました。
もろもろの事情により共有する画面は今は小さいのですが、音や画質は非常にクリアで、互いの部屋の一番奥からでも充分に会話ができることがわかりました。たまたまこの状況を撮影してくれていたメディア・映像学科の2年次生は、今年度の授業でスカイプを活用した遠隔授業を経験していたのですが、その経験と比較して「これがあれば遠隔でも難なく授業ができそうですね」と中嶋学科長に来年度のゼミの進め方を提案する場面も。技術とともにできることが広がっていくのは想像するだけでも楽しいことです。
この日はオープンキャンパスの日でもあり、午後からは高校生のみなさんをお迎えして、このテレビ会議システムを使っての3DCG講義を行いました。宮地茂記念館にいる中嶋学科長や渡辺准教授から3DCGとは何ぞやという話や、今回使用するソフトの説明をした後、作業画面を共有しながら実際の3DCG制作を体験してもらいました。
オープンキャンパスに参加してみたらいきなりの遠隔授業ということで、高校生のみなさんにどのように思われるかなと思いましたが、むしろ「新しいことが体験できて嬉しい」と喜んでもらえたようで安心しました。なかなか独創的な3DCG雪だるまができているようでしたよ・・・!雪だるまができた後に、記念写真をパシャパシャと撮っている姿も見られてとても嬉しかったです。
今後、このテレビ会議システムはさまざまな授業や会議で活用されていくこととなると思います。活用事例をどんどん共有していきたいですね。
学長から一言:学長の私もちゃんとデモに参加しましたよ!操作簡単、画面明瞭、音声は遠くも拾って明晰。。。大きめのスクリーンを使えば、さらに用途が広がりそう。。。若い教職員と学生で、多彩な活用をして欲しいですねッ!
2018/03/14
第7回「福山大学の桜」ミニフォトコンテスト!
こんにちは。学生委員長兼学長室ブログメンバーの田中です.
福山大学は桜の名所として,近隣の皆様の来学を頂いているところです.今年も桜の季節がやってきました.福山大学の再発見ならびに美しさの発信を期待しまして,恒例の「福山大学の桜」ミニフォトコンテストを実施いたします.このコンテストも多くの皆様のご支援によりまして第7回を迎えることとなり,今回からは学友会写真部との共催で実施の運びとなりました.
福山大学は桜の名所として,近隣の皆様の来学を頂いているところです.今年も桜の季節がやってきました.福山大学の再発見ならびに美しさの発信を期待しまして,恒例の「福山大学の桜」ミニフォトコンテストを実施いたします.このコンテストも多くの皆様のご支援によりまして第7回を迎えることとなり,今回からは学友会写真部との共催で実施の運びとなりました.
福山大学キャンパスの桜を題材とした写真作品の応募をお待ちしております.今年も学生部門と教職員部門を設けまして,皆様の応募をお待ちしております.コンテストの要項につきましては,以下の通りです.
1.作品規定
福山大学キャンパスの桜に関する写真作品 画像ファイル形式:正常Windowsで利用可能な一般的な画像ファイル(JPEGなど)で,できるだけ高品位なもの(メール等で送付可能なもの/1ファイルあたり10MB以下).
2.応募要領
セレッソを通じての応募となります.作品タイトル,応募者の氏名・所属・連絡先,撮影場所,撮影機材,作品についてのコメントを添えてください.人物が写っている作品については肖像権の侵害がないことを明記願います.なお,応募された作品は大学の広報等における二次利用が認められたものとします.
3.応募期間
平成30年4月1日から平成30年4月15日
4.コンテスト
パネル展示等を行い,セレッソによるWeb投票を実施します.
5.賞品
学生部門:最優秀賞,優秀賞,さくら賞
教職員部門:最優秀賞
6.選考結果発表(予定)
平成30年5月11日
7.表彰式
平成30年5月を予定
これもブローガーの写真です.肖像権は...
2.応募要領
セレッソを通じての応募となります.作品タイトル,応募者の氏名・所属・連絡先,撮影場所,撮影機材,作品についてのコメントを添えてください.人物が写っている作品については肖像権の侵害がないことを明記願います.なお,応募された作品は大学の広報等における二次利用が認められたものとします.
3.応募期間
平成30年4月1日から平成30年4月15日
4.コンテスト
パネル展示等を行い,セレッソによるWeb投票を実施します.
5.賞品
学生部門:最優秀賞,優秀賞,さくら賞
教職員部門:最優秀賞
6.選考結果発表(予定)
平成30年5月11日
7.表彰式
平成30年5月を予定
こちらは過去の作品(「桜味のアイスが溶けた」)です.
これはブローガーの写真です(肖像権の問題はなし).
これもブローガーの写真です.肖像権は...
学長から一言:ICTによる学修支援システムのセレッソが、コンテストにも活躍ですねッ!さて、キャンパスはただいま白や赤の梅の花が満開です!!!さて、桜はいつ満開?!?学長としては、4月3日の入学式の時、新入生が桜の花のトンネルの下を通ってきてくれるようだと、とてもうれしいのですが。。。
<情報工学科・情報処理工学専攻>インタラクション2018にて研究デモ発表!
学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です。
情報処理工学専攻の院生の川野さんが,「インタラクション2018」での発表の様子を伝えてくれましたので,紹介します.
工学研究科情報処理工学専攻1年の川野です.
2018年3月5日(月)~3月7日(水)に学術総合センターで開催されたインタラクション2018に情報工学科,情報処理工学専攻の学生が発表に行きました.1997年より毎年開催されているシンポジウム「インタラクション」は,ユーザインタフェース,CSCW ,可視化,入出力デバイス,仮想/拡張現実,ユビキタスコンピューティング,ソフトウェア工学といった計算機科学,さらには認知科学,社会科学,文化人類学,メディア論,芸術といった人文科学の,研究者および実務者が一堂に会し,インタラクションに関わる最新の技術や情報を交換し議論する場です.本分野に関する研究とその成果に対して高い関心が寄せられており,800人を超える参加者が集まっています.
今回は,情報処理工学専攻の院生2名,情報工学科の学生1名がデモ発表に行きました.
情報工学科4年の木戸さんは「車内システムにおける非接触操作に対する慣れの検証」について研究発表を行いました.これは自動運転後の世界を見据えて,外の世界の情報に対しておこなう非接触操作にそもそも慣れることができるのか,実験した成果について発表しました.体験されたほぼ全員の方が「これは慣れることができる」と言ってくださったので今後さらに研究を進めていけそうです.
大学院修士課程の工学研究科情報処理工学専攻1年の私,川野は「ペアテスティング手法を適用した初回避難行動における気づき効果の検証」について研究発表を行いました.これは,初めての場所で避難した場合と,避難経験のある場所で避難した場合とでの、迷い回数や場所の違いについてです.この実験では,参加者と評価者がペアとなって迷いを記録しており,今回のデモ発表では,その記録環境も体験していただきました.デモ発表の際は,見学者が多くさばききれないため工学研究科修了生の渡辺さんも手伝いに来てくれました,ありがとうございました.
最後に情報処理工学専攻2年の天早さんは「Remote Touch Panel:大画面における直観的なタップジェスチャー」について研究発表を行いました.仮想タッチパネルに触れると画面上からの視覚,音による聴覚に訴えるフィードバックを返すことで,利用者にとって使いやすい仮想タッチパネルを実現可能であるか,発表しました.
デモ発表では,研究者の方だけでなく企業の方々も多く参加されており,率直な意見をいただきました.そんな中,より研究を進めるための様々なアイデアをいただくなど今後の発展が非常に楽しみになりました.
正直本当に疲れましたが,皆さまのご意見をいただくことで今後の研究をより一層がんばる気持ちになりました.
今回のこれらの発表内容は,3/17(土)の福山大学オープンキャンパス 春の見学会で体験することが可能ですので,最新技術に触れに来てもらえたらうれしいです.
--------------------------------------------------------------------------------------------
以上,川野さんからの報告でした.
学長から一言:「インタラクション」という言葉は、なんとマー、幅広いですねッ!!!高校生の皆さん、理系人間はもちろん文系人間にもとても楽しいと思いますので、ぜひ来て、見て、触って、試してみてねッ!!!
情報処理工学専攻の院生の川野さんが,「インタラクション2018」での発表の様子を伝えてくれましたので,紹介します.
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工学研究科情報処理工学専攻1年の川野です.
2018年3月5日(月)~3月7日(水)に学術総合センターで開催されたインタラクション2018に情報工学科,情報処理工学専攻の学生が発表に行きました.1997年より毎年開催されているシンポジウム「インタラクション」は,ユーザインタフェース,CSCW ,可視化,入出力デバイス,仮想/拡張現実,ユビキタスコンピューティング,ソフトウェア工学といった計算機科学,さらには認知科学,社会科学,文化人類学,メディア論,芸術といった人文科学の,研究者および実務者が一堂に会し,インタラクションに関わる最新の技術や情報を交換し議論する場です.本分野に関する研究とその成果に対して高い関心が寄せられており,800人を超える参加者が集まっています.
今回は,情報処理工学専攻の院生2名,情報工学科の学生1名がデモ発表に行きました.
インタラクション2018
情報工学科4年の木戸さんは「車内システムにおける非接触操作に対する慣れの検証」について研究発表を行いました.これは自動運転後の世界を見据えて,外の世界の情報に対しておこなう非接触操作にそもそも慣れることができるのか,実験した成果について発表しました.体験されたほぼ全員の方が「これは慣れることができる」と言ってくださったので今後さらに研究を進めていけそうです.
木戸さん(情報工学科4年)の研究説明の様子
木戸さん(情報工学科4年)のデモ発表の様子
大学院修士課程の工学研究科情報処理工学専攻1年の私,川野は「ペアテスティング手法を適用した初回避難行動における気づき効果の検証」について研究発表を行いました.これは,初めての場所で避難した場合と,避難経験のある場所で避難した場合とでの、迷い回数や場所の違いについてです.この実験では,参加者と評価者がペアとなって迷いを記録しており,今回のデモ発表では,その記録環境も体験していただきました.デモ発表の際は,見学者が多くさばききれないため工学研究科修了生の渡辺さんも手伝いに来てくれました,ありがとうございました.
川野(情報処理工学専攻1年)の研究説明の様子
川野(情報処理工学専攻1年)のデモ発表の様子
最後に情報処理工学専攻2年の天早さんは「Remote Touch Panel:大画面における直観的なタップジェスチャー」について研究発表を行いました.仮想タッチパネルに触れると画面上からの視覚,音による聴覚に訴えるフィードバックを返すことで,利用者にとって使いやすい仮想タッチパネルを実現可能であるか,発表しました.
天早さん(情報処理工学専攻2年)の研究説明の様子
天早さん(情報処理工学専攻2年)のデモ発表の様子
デモ発表では,研究者の方だけでなく企業の方々も多く参加されており,率直な意見をいただきました.そんな中,より研究を進めるための様々なアイデアをいただくなど今後の発展が非常に楽しみになりました.
正直本当に疲れましたが,皆さまのご意見をいただくことで今後の研究をより一層がんばる気持ちになりました.
今回のこれらの発表内容は,3/17(土)の福山大学オープンキャンパス 春の見学会で体験することが可能ですので,最新技術に触れに来てもらえたらうれしいです.
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以上,川野さんからの報告でした.
学長から一言:「インタラクション」という言葉は、なんとマー、幅広いですねッ!!!高校生の皆さん、理系人間はもちろん文系人間にもとても楽しいと思いますので、ぜひ来て、見て、触って、試してみてねッ!!!
【生命栄養科学科】健康増進キャンペーンを実施しました!
2/24(土)~2/28(水)の5日間、献血者健康増進事業の健康増進キャンペーンとして、生命栄養科学科の2,3年生の有志がボランティア活動を行いました。
実施した内容についてk助手による報告を紹介します。
------------
昨年度、一昨年度に続き、今年で3年目となったこのキャンペーンは、今年度も献血ルーム「ばら」にて実施しました。
例年は血管年齢や骨の健康度を測定していましたが、今年度は「生活習慣病リスク測定」を行い、栄養成分・食品の改善アドバイスを行いました。
測定できる内容は、「健康ナビゲーション」「美ナビゲーション」「ダイエットナビゲーション」の3種類です。この中から測定したいものを選択し、質問に回答すると、それぞれの人に合った栄養成分・食品の改善アドバイスの結果が出てきます。
結果を元に、本学科の学生ボランティアが生活習慣にどのように生かしていくのか、気をつけておきたいことなどを説明しました。
自分の生活習慣を見直すきっかけになったと笑顔で言われている方もいらっしゃいました。
また、学生ボランティアはキャンペーンを始める前に、日本赤十字社のホームページにも掲載されている小林麻耶さんのいのちの授業の動画を見させていただいていました。
学生自身にとっても、献血についてより深く考える良いきっかけになったと思います。
学長から一言:学生の皆さん、5日間もお疲れさま! そして、ありがとう! 専門性を生かした、素敵なボランティア活動ですねッ!!!
実施した内容についてk助手による報告を紹介します。
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昨年度、一昨年度に続き、今年で3年目となったこのキャンペーンは、今年度も献血ルーム「ばら」にて実施しました。
例年は血管年齢や骨の健康度を測定していましたが、今年度は「生活習慣病リスク測定」を行い、栄養成分・食品の改善アドバイスを行いました。
測定できる内容は、「健康ナビゲーション」「美ナビゲーション」「ダイエットナビゲーション」の3種類です。この中から測定したいものを選択し、質問に回答すると、それぞれの人に合った栄養成分・食品の改善アドバイスの結果が出てきます。
結果を元に、本学科の学生ボランティアが生活習慣にどのように生かしていくのか、気をつけておきたいことなどを説明しました。
自分の生活習慣を見直すきっかけになったと笑顔で言われている方もいらっしゃいました。
また、学生ボランティアはキャンペーンを始める前に、日本赤十字社のホームページにも掲載されている小林麻耶さんのいのちの授業の動画を見させていただいていました。
学生自身にとっても、献血についてより深く考える良いきっかけになったと思います。
学長から一言:学生の皆さん、5日間もお疲れさま! そして、ありがとう! 専門性を生かした、素敵なボランティア活動ですねッ!!!
2018/03/13
薬学部の3月は。。。
こんにちは!薬学部の学長室ブログメンバーGoです。
後期授業も終了し、今は春季休業中です。3月の薬学部はどのような雰囲気なのでしょうか?薬学部内を巡ってみました!
薬学部棟が取り囲む中庭を上から眺めてみました。人通りはほとんどありません。
普段は学生であふれる講義室ですが、誰もいませんでした。
2月までは、後期定期試験や薬剤師国家試験に向けて、自習室で勉強する学生も大勢いましたが、この3月だけはひっそりとしています。
マルチメディア室(パソコン室)には、学生がいました!大半の学生が同じような画面を見ながら、黙々と作業をしていました。
これらの学生は5年次生で、パソコン上で薬剤師国家試験の勉強をしているそうです。
また、研究データを整理している学生もいました。
ーーーーーーーーーー
研究データを整理している学生がいる・・・。実は、この時期の学生は研究に取り組んでいます。講義室や自習室では姿を見ませんでしたが、研究室では多くの学生が研究をしています。
いくつかの研究室を取材しました!
研究データの整理をしています(4年次生)
試薬を量り取って溶液の調製しています(3年次生)
タンパク質の発現解析をするための電気泳動ゲルを作成しています(3年次生)
今から、電気泳動を行います(3年次生、上写真から約2時間後)
核磁気共鳴(NMR)スペクトルの測定をして、
分子の構造を確かめています(3年次生)
※NMR室という専用の部屋で実験していました。
合成した化合物を分離しています(5年次生)
脳細胞(アストロサイト)の培養をしています(4年次生)
※雑菌が混入しないようにクリーンベンチで行っていました。
液体中への医薬品の溶出について試験しています(4年次生)
漢方薬の成分を解析しています(4年次生)
タンパク質(サイトカイン)の発現をELISA法でみています(4年次生)
処方せん監査シミュレーション時の反応を解析しています(5年次生)
今回は、一部の研究室のみ見て回りましたが、どの学生もそれぞれの研究目標を達成するために様々な手法を用いて、熱心に研究に取り組んでいました。
また、忙しい中でもこのブログの取材を快く引き受け、笑顔で応じてくれました。講義や実習とはまた違った、学生の生き生きとした表情を見ることができました!
入学式まで残り1ヶ月を切りました。薬学部新入生のみなさん、このような先輩と一緒に頑張っていきましょう!!
学長から一言:薬学部の3月は。。。講義棟にお化けでも出るのかな?!?と思ったら。。。3年生、4年生、5年生が、それぞれのテーマでしっかり研究しているのですねッ!!!すご~い!すご~い!すご~い!
生物工学科 佐藤准教授 オーストラリアから近況報告2
こんにちは、生物工学科 学長室ブログスタッフ吉﨑です。
現在、アデレード大学(オーストラリア 南オーストラリア州)に長期滞在中の佐藤淳准教授から近況報告 第2弾が届きましたのでお伝えします。第1弾はこちら。
***************
こんにちは、オーストラリア アデレードに滞在中の生物工学科の佐藤です。こちらに来て3か月が経過したところで近況報告をしましたので、その後の3か月について振り返り、2度目の近況報告をしたいと思います。
1.アデレードでの出来事
12月から2月まではオーストラリアでは夏で、大変暑い日々を過ごしました。湿度が低いため日陰に入ると大分楽なのですが(北海道を暑くした感じでしょうか)、それでも人生で初めて40℃を超える日を経験しました。最近は朝晩涼しくなってきており、これから雨が多く寒い日がやってきます。この1年は暖かい日ばかりを経験しましたが(日本春夏→オーストラリア春夏)、次の1年は寒い日ばかりを過ごすことになります(オーストラリア秋冬→日本秋冬)。
さて、ANUでは研究発表をするチャンスに恵まれました。Craig Moritz教授の研究室のセミナーで「Molecular Phylogenetics and Conservation Genetics of Small Eutherian Mammals (Carnivora and Rodentia)」というタイトルで30分だけ話をさせていただきました。Moritz教授はオーストラリアの哺乳類のゲノム研究プロジェクトをまとめられており、今回多くの議論をすることができ大変光栄でした。異なるグループの哺乳類は地質学的に同じような時代に多様化したことがDNAの研究でも報告されており、オーストラリアと日本にも共通の課題があります。一方、日本はオーストラリアの20分の1の面積しか持たず、人口が5倍も多い。そして資源はオーストラリアと比較してずいぶんと限られています。こうした状況を考えると、やはり日本においては「共生」という言葉が重要な意味を持っていると感じました。はい、福山大学ブランディング研究のページへGO。
オーストラリア生活も半分が過ぎました。おかげさまで何事もなく研究に集中させていただいております。福山や日本が恋しいと感じたことは不思議なくらいにまったくもってありません(笑)。研究三昧でうらやましいという言葉をいろいろなところからいただきますが、私は福山でも研究三昧です。学生と研究ができないのが少し寂しいですね。残り5か月半ほどですが、走る速度を緩めず、何事も無駄にせず、次の研究ステージの土台を作りたいと思います。あぁ学びたいことが多すぎる。。。
学長から一言:佐藤さん、3ヶ月ぶりのお便り、ありがとうございました。。。ワクワク感が伝わってきますよ!!!高校生の皆さん、このブログ読んでいかがですか?高校とはちょっと違った雰囲気、感覚、教師、。。。大学の一面です!
現在、アデレード大学(オーストラリア 南オーストラリア州)に長期滞在中の佐藤淳准教授から近況報告 第2弾が届きましたのでお伝えします。第1弾はこちら。
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こんにちは、オーストラリア アデレードに滞在中の生物工学科の佐藤です。こちらに来て3か月が経過したところで近況報告をしましたので、その後の3か月について振り返り、2度目の近況報告をしたいと思います。
1.アデレードでの出来事
12月から2月まではオーストラリアでは夏で、大変暑い日々を過ごしました。湿度が低いため日陰に入ると大分楽なのですが(北海道を暑くした感じでしょうか)、それでも人生で初めて40℃を超える日を経験しました。最近は朝晩涼しくなってきており、これから雨が多く寒い日がやってきます。この1年は暖かい日ばかりを経験しましたが(日本春夏→オーストラリア春夏)、次の1年は寒い日ばかりを過ごすことになります(オーストラリア秋冬→日本秋冬)。
アデレード市内 ビクトリアスクエア この日は40℃越え |
最初の3か月は、理論の勉強や実験の準備をしていましたが、ようやく実験をはじめることができました。まずは実験室のルールや消耗品の購入方法などを細かいことを理解しました。ここでは古代DNAの研究が盛んですので、わずかなDNAサンプルの混入(コンタミネーションと言います)も許されません。実験室では必ずゴム手袋をして終わったらその部屋で捨てるとか、試薬を調製する部屋にはDNAを持ち込まない(部屋に入る順序がある)など厳しいルールがありました。
ともかく久しぶりに実験を行うことができとてもうれしく思いました。実験は今のところ順調です。先日、福山大学に導入されました次世代シークエンサーMiSeqを用いて、“ある哺乳類”の進化生物学的研究を行っています(今はヒミツ)。これからビッグデータをコンピュータで料理するところです。楽しみです。
ともかく久しぶりに実験を行うことができとてもうれしく思いました。実験は今のところ順調です。先日、福山大学に導入されました次世代シークエンサーMiSeqを用いて、“ある哺乳類”の進化生物学的研究を行っています(今はヒミツ)。これからビッグデータをコンピュータで料理するところです。楽しみです。
アデレード大学の実験室 |
さて、やっとお会いすることができました。実は、この留学先を考える際に、まず最初に下の写真のKen P. Aplin博士に連絡を取り、アデレード大学を紹介していただきました。Aplin博士は私の恩師の旧友であり、ラットをはじめ、オーストラリア、東南アジア、パプアニューギニアなどの哺乳類の系統分類学的な研究を広く行っております。2005年の国際会議で初めてお会いしました。その時に発表を聞いていただき、「論文読んだよ」と声をかけていただいたのを今でも覚えております。論文を書くことの重要性を感じた瞬間でした。今回アデレードに来られるということでどうしても会いたかったのですが、3年ぶりにお会いすることができ大変うれしく思いました。
Aplin博士と私 |
2.Chowillaでのフィールド調査
2月末に、アデレードの北東約300㎞のところにあるChowillaでコウモリのフィールド調査を行いました。半乾燥地帯のChowillaでは、オーストラリアならではの動植物や景観に触れることができ、とても楽しみました。
果てしなく続く道 この先に調査地 |
Chowilla Station ここに宿泊 |
Chowilla Stationの側を流れるMurray River ワニはいません |
2晩泊りましたが、連日夜中の1時2時までフィールド調査は続きました。ハープトラップとミストトラップという罠でコウモリを捕獲し、体長、体重、性別などの生物学的な記録をとり、DNAの分析用に翼の一部の組織を採取しました。その後、野外に放ち、コウモリの“声”の分析を行いました。それにしても、それはそれはコウモリの採れること採れること、ひっきりなしにデータの取得をしていました。一緒にいた南オーストラリア博物館の研究者は「この前、一晩で600匹捕獲して、朝の7時まで調査してたよー、はははー」と言っていました。コウモリ研究者はタフです。私は狂犬病の予防接種をしていなかったので、今回は触らずに見るだけでした。
Lesser long-eared bat Nyctophilus geoffroyi |
Gould's wattled bat Chalinolobus gouldii |
コウモリの他にも多くの野生動物に出会うことができました。下の3枚目のスライドにエミューが写っていますが、朝の7時ころで、朝日が広大なブッシュをきれいに照らし、至る所でカンガルーがぴょんぴょん跳ねているというとても幻想的な景観でした。ハリモグラも見ることができました。忘れられない風景になりそうです。
Goanna うーん、種名がわからない |
Eastern grey kangaroo Macropus giganteus |
Emu Dromaius novaehollandiae |
3.オーストラリア国立大学での実験と研究発表
次世代シークエンサーを利用した新しい手法を学びに、キャンベラにありますオーストラリア国立大学(Australian National University; 通称ANU)に3週間滞在しました(この原稿執筆中はまだ滞在しています)。キャンベラはオーストラリアの首都ですが、人口35万人強と福山市よりも少なく、町は落ち着いた雰囲気があり勉強するにはとても良い環境にあります。
次世代シークエンサーを利用した新しい手法を学びに、キャンベラにありますオーストラリア国立大学(Australian National University; 通称ANU)に3週間滞在しました(この原稿執筆中はまだ滞在しています)。キャンベラはオーストラリアの首都ですが、人口35万人強と福山市よりも少なく、町は落ち着いた雰囲気があり勉強するにはとても良い環境にあります。
実験室はアデレード大学とは異なり、建物が新しいせいもあって、モダンです。オフィスもとてもオープンで、いたるところで壁にサインペンで文字を書くことができ、どこでもディスカッションできる雰囲気があります。福山大学では、工学部新棟のような雰囲気でしょうか。こういった職場の雰囲気を感じることができたこともよかったと思います。明るくオープンな教育・研究環境は良いなと感じました。
実験中の私 |
セミナーで研究発表 |
学長から一言:佐藤さん、3ヶ月ぶりのお便り、ありがとうございました。。。ワクワク感が伝わってきますよ!!!高校生の皆さん、このブログ読んでいかがですか?高校とはちょっと違った雰囲気、感覚、教師、。。。大学の一面です!
2018/03/12
経済学科の学生が主催する福山市活性化イベントの報告
本日は、本ゼミの経済学科スポーツマネジメントコース4年次生の稲田慎之介君を中心として、3月2日~4日で行われた地域振興活動について紹介します。
以前、福山駅周辺活性化のための「学生による学生のためのふくまちブラMAP」の作成についてご紹介しました。
この企画の概要は、福山大学、福山平成大学、福山市立大学、尾道市立大学、愛媛大学、松山大学の学生が交流し、学生自らが企画を行う。そして、「ベンチャーを起ち上げよ。福山におけるソーシャルビジネスを起こせ」をテーマにフィールドワーク、ディスカッションを行い、最終日に市民の方々へプレゼンテーションを行うことで福山市の活性化を図ることを目的に開催されました。
本学からは12名が参加。日頃の地域課題解決型の学修成果が十二分に発揮されていました。さらに地元メディアにも取り上げられ、注目のイベントとなったようです。
私もファシリテーターとして2日目に参加させていただきました。
******************
1日目
福山駅前のines1階にあるLADY WORK CAFEにてイベントの幕が開けました。
開会式、フィールドワーク、ディスカッション、交流会を経ていくうちに、みんなの距離感が徐々に縮まっていき、良いムードが出来上がっていくのを見て一日目は不安と安堵感が入り混じる中の運営でした。
そして、福山駅前をフィールドワーク。福山市職員の方にご案内いただき、福山市の課題について考えました。
次に広島県立福山少年自然の家に移動。交流会では地元企業経営者などにも参加して頂き、学生と社会人の新たなコミュニティーの創出に繋がりました。そして、最終日に行われるプレゼン大会に向けて、それぞれのチームが奮闘していきました。
2日目
早朝から宿舎を移動し福山駅前のエフピコRimへ集合。14:00~行われる中間プレゼンに向けて、ディスカッションを各グループで行いました。
中間プレゼンでは、地元大学や有識者の方々に、学生のプランに対してのフィードバックを頂きました。学生にはない視点を指摘や厳しいご意見をいただきました。
各班がブラッシュアップすることができ、最終日のプレゼンに繋がったと思います。
3日目
いよいよ最終日は、一般公開でのプレゼンテーション大会です。福山でも有名な地元企業や有識者5名の前で、2日間頑張った成果を披露し、一歩踏み出す勇気を実感してもらいました。
4チームが創造力溢れるプランを発表。シェアハウスやスポーツを活かしたプロジェクトなど個性的なプランが続々と誕生しました。
審査員の方からは「ブラッシュアップして形にすれば面白い」「日本の未来、福山の未来は明るい」という講評をいただきました。
この提案した内容は各学生が卒業論文や地域振興活動に活かし、福山市や地元企業と連携し、実現へ向けて頑張っていく予定です。
最後に感想を述べさせていただきます。本当にご協力頂いた方々に感謝いたします。この企画を通して、多くの学生に刺激を与えることができたと思います。しかし、それだけで終わらせるのではなく、継続させ、発展させてほしいと思っています。後輩たちには自分の中に留めるのではなく、仲間を見つけ、地域を元気にする活動をどんどん推進してほしいです。そして、学生生活を思う存分楽しんでほしいです。悔いのないように頑張ってください!
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以上がレポートです。
学長から一言:稲田慎之介君は、福山大学内にとどまらず、他大学の学生とも連携して、地域の活性化に努力してくれました。。。その活動が認められ、来る3月20日の卒業式では、社会活動部門で学長賞を受賞です!!!