今回は、先日開催された生命工学部公開実験~海洋生物科学科編~の模様をお知らせ致します。
海洋生物科学科の公開実験は、山岸准教授が担当し、受講生のみなさんに海藻の押し葉標本をつくってもらいました♬
今回押し葉にした海藻は、福山大学附属水族館マリンバイオセンターが併設されている因島キャンパス周辺と、福山の海岸で採集した十数種類の海藻です。
それに加えて、みなさんにお馴染みの海藻サラダに入っている「トサカノリ」と「ツノマタ」という海藻も使いました。これらを並べて押し葉にすると、こんな感じです!!
彩り豊かな海藻 |
紅や茶や緑といったカラフルな海藻たち・・・自然の海藻の色は、とっても綺麗ですねっ♬
形も細長いものや幅の広いもの、細くて枝分かれしたものなどいろいろです。
そして、これらの海藻を自由に組み合わせると・・・こんな感じに、可愛らしい味わいのある押し葉ができるのです!!
素敵な海藻押し葉 |
この日の公開実験には、お子さんだけでなく、保護者のみなさまも一緒になって、押し葉をつくってもらいました。
海藻はやわらかいので、水を入れたバットの中で広げて、紙の上に静かにすくい上げるようにしてつくります。作業が始まると、みなさんは手先に集中されるので、会場となった実験室が「し~ん」と静まりかえりました。
上手に広げられたかな? |
たくさんつくってねっ!! |
押し葉は数日かけて大学の実験室で乾燥させ、あとでラミネート加工して参加して下さったみなさまのお手元に、 “世界でたった一つの傑作” をお届けいたします!!
どんな押し葉に仕上がったのか、たのしみにしていてくださいねっ♬
こうした機会を通して、海の生き物を身近に感じてもらい、興味や関心をもってもらえたら幸いです。
学長から一言:海藻が、健康に良くておいしいだけでなく、こんな風に多種多様で、華麗で、かわいいなんて。。。「す・ば・ら・し・い!」「お・も・し・ろ・い!」