今日は、福山大学ワークライフ支援室の室長、薬学部の杉原成美教授から、女性研究者情報交換会についてのレポートが届きましたので紹介します!
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ワークライフ支援室(男女共同参画推進室)主催による第4回女性研究者情報交換会を、2月4日(木)昼食時に、大学会館2階にあるフーズカフェで開催しました。
この情報交換会は、出産や育児、介護などのライフイベントにより、研究の遅滞や中断を余儀なくされがちな女性研究者が、率直に意見や情報を交換し合うことを目的におこなっているもので、今回は、「ライフイベントにある教職員が土・日の出務を乗り切るために」というテーマを取り上げました。
今回は、テーマに関心のある男性教職員にも参加を呼びかけることになりました。男性の参加はワークライフ支援室の関係者だけでしたが、後期試験中にもかかわらず前回の参加者を上回る23名の参加がありました(写真1)。
写真1 フーズカフェで開催された情報交換会の様子 |
女性研究者情報交換会のための特別メニュー(写真2)を頂きながら、今回のテーマについて楽しく賑やかに情報を交換しました(写真3)。事前の意見収集や交換会後におこなったアンケート調査には様々な意見が寄せられ、その中には、育児だけでなく介護についても課題として取り上げてほしいとの要望や、育児や介護に役立つ口コミ情報を入手できれば心強いサポートになるとの意見がありました。この度の情報交換会で収集した意見は、ワークライフ支援室会議で取り上げ、検討する予定です。
写真2 特別メニュー (食堂の皆様に感謝です!) |
写真3 情報交換会の様子 (学部学科の垣根を越えて、率直に意見をかわす機会になりました) |
この情報交換会は、日頃、交流が難しい他学部の女性同士が親睦を深める機会にもなりました。アンケート調査には、「参加してよかった」と殆どの参加者が回答していました。テーブルが大きすぎて遠くの席の人とは話しにくかったなどの指摘がありましたので工夫を図り、次年度も継続していく予定です。
最後になりましたが、情報交換会に参加してくださった皆さま方、開催に際してご協力くださいました関係者の皆さま方に御礼を申し上げます。
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学長から一言:10年前と比べても、大学での土・日の行事がかなり多くなってきている感がありますね。。。大学もようやく土・日の行事の時の育児支援を始めましたが。。。まだまだですよねー,子育てしながら仕事をすることへの社会の支援は。。。そこへ介護支援もこれからますます重大になって。。。