新年が明け、毎年恒例の新春企画展示が水族館マリンバイオセンターで始まりました!!
お正月をイメージした今回の企画は、今年の干支である「羊」です。
毛糸などを背負って“羊に変身”してもらったモクズショイと、
漢字で「海羊歯」と書くウミシダの仲間を飼育展示しています。
さらに・・・
臨海キャンパスの在る因島で獲れた白いナマコも展示しています。
白いナマコはとても珍しく、むかしから幸せを呼ぶとされています。
そこに、紅いナマコを一緒にして“紅白”にすることで、縁起の良い水槽に仕上げました♪
みなさんもこの水槽を見て、2015年の運気をアップさせてください!!
紅白羊水槽♪ |
【生きもの豆知識】
①モクズショイ
藻屑背負。英語で「Decorator crab(飾りつけをするカニ)」といいます。
海綿や藻類のクズを自分のカラダにくっつけて、姿が岩などに見えるようにカモフラージュし、外敵から身を守ります。
②ウミシダ
ウニやナマコと同じ仲間。
海底の岩やサンゴなどにしがみつき、腕を広げてプランクトンを集めて食べています。
ウミシダの腕の間にはコマチガニやカクレエビが棲みつくことがあり、これらの生物はウミシダに外敵から身を守ってもらったり、ウミシダの腕に付いたプランクトンを横取りしたりします。
③マナマコ
マナマコは、体色の違いから赤、青、黒に分けられます。
しかし、突然変異によってアルビノと呼ばれる色素をつくれない“白いナマコ”が生まれることがあります。
白いナマコは縁起物として、むかしから珍重されています。
≪福山大学附属水族館マリンバイオセンター≫
所在地:広島県尾道市因島大浜町452-10 福山大学因島キャンパス内
電話番号:0845-24-2933(代)
開館時間:10:00~16:00
休館日:日曜日・祝日
入場料:無料
企画水槽のほかに、学生たちが世話をしている魚介類たちを飼育展示しています。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています。
*「紅白羊水槽」の展示は、1月末日までの予定です。
(海洋生物科学科 Kenji♪)
学長から一言:おもしろ-い!!。。。三蔵稲荷神社でお参りの後は、福山大学附属水族館マリンバイオセンターで運気をもらうことにしましょう!!