2月21日の 学長室ブログ で紹介したPACEの活動、どうなっているでしょう。広島県共同募金会の社会解決プロジェクトに採択された活動ということもあって、先日、早くも今年度の活動報告書が送られてきたので、紹介します。
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平成26年4月26日に学校法人 福山大学 宮地茂記念館でPACE福山支部主催で「地域安全マップ 福山セミナー」と称して地域安全マップ活動の指導者の育成と地域安全マップ活動に対する興味・関心の向上,新たなスタッフの確保を目的とするセミナーを実施した。今回の参加人数は福山大学の1年生5名と福山平成大学の1年生4名だった。内容は,事前学習として「地域安全マップ作り」と「PACE福山支部」,「赤い羽根共同募金」について学んだ後,フィールドワーク,マップ作りを行った。実施時間は午前の3時間であった。参加者は地域安全マップ活動について理解したと思われ,セミナー終了後に9名から次回からの「地域安全マップ活動」への参加の意思を示してもらった。
・日時 平成26年4月26日 9時〜12時
・参加人数
福山大学 人間文化学部 心理学科1年生5名
福山平成大学 福祉健康学部 福祉学科1年生2名
こども学科1年生2名
PACE福山支部7名
・場所 学校法人 福山大学 宮地茂記念館周辺地域
事前学習
事前学習では,4年生の藤本がパワーポイントを使い「地域安全マップ活動」,
「PACE福山支部」,「赤い羽根共同募金会」について説明をおこなった。
実習
フィールドワーク
事前学習の後,3班に分かれて,周辺のフィールドワークを行った。ここでは実際に学生に対して行っているフィールドワークを体験してもらった。
マップ作製
フィールドワークで見つけた安全な場所,危険な場所を地図にまとめる。ここでも,実際の「地域安全マップ活動」のルールを則ったマップの作り方を体験してもらい,何故危険なのかを考えてもらった。
発表
班ごとに完成したマップを掲示して,見つけた安全な場所,危険な場所や今回のセミナーに参加しての感想を、一人一人に発表してもらった。
コメント
昨年に引き続き今年も他大学生を交えた新入生セミナーを行いました。セミナーを終えた後にとったアンケートでは全員が今後のマップ活動にも参加したいと記入してくれ,PACEとしては人員確保,また他大学の学生にもマップ活動に興味をもってもらえたことをとても嬉しく思っています。今後もマップ活動に参加していただきたいです。
この活動は社会福祉法人広島県共同募金会社会課題解決プロジェクトの助成金を使用して行っています。
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こんな風にして、活動の輪を広げながら後継者を育てているのですね。ちなみにこのプロジェクトの募金の総額は、400,116円だったとのこと。これだけ活動資金があれば、今年度中いろいろな活動ができそうですネッ。今後を楽しみにしましょう。