2014/04/24

インターンシップで学んだ! その日のうちに生かして人命救助!



 

  こんにちは。

学長室ブログメンバー, 野球大好き小僧のK×2です!

今回は, 本学の学生がインターンシップ中にすばらしい活躍を行い,

人命を救助した件について報告します。

なお, インターンシップのまとめ役である布施守雄キャリア形成支援

委員長(工学部機械システム工学科教授)から詳細を伺いました。

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皆さん。本学の学生が素晴らしい善行で,人の命を救ってくれました。

そして,その善行は偶然の巡り会わせが引き起こした奇蹟に近い出来事

であることに驚きを隠せません。
   では,その素晴らしい,そして不思議とも言える出来事を振り返ってみ

ましょう。
   本学・経済学部の3年次生(現在は4年次生)松井孝則君は,春休みを利用
   して深安消防署においてインターンシップの研修に参加しました。消防署

の研修ですから,消火や救助などの訓練を受けるのはもちろんですが,丁

度その日は救急車勤務における心肺蘇生などの救急一般の訓練を受けまし

た。そして,その日の夕方,研修現場に近い銭湯を訪れて,昼間の訓練や

研修で疲れた心身を癒そうと湯船に身を横たえていたその時!
   目の前で一緒に湯船に浸かっていたお年寄りが湯面に沈んでいきました。

自分で潜ったのかなと一瞬様子を見ていても浮かんでくる気配は無く,急

いで引き上げて横たえ、昼間習った心肺蘇生の応急処置で,飲み込んだお

湯を吐き出させるとともに,これも訓練通りに体全体を暖めながら脇の下

など要所を冷やす適切な処置を施したおかげで,お年寄りは息を吹き返し

意識を取り戻しました!
 
   緊急連絡しておいた救急車が到着した時には,この85歳になるおじいさ

んはすっかり元気になっていましたが,駆け付けた救急車の隊長は,何と

昼間松井君に救命講習を教授した指導教官その人だったと言うハッピーエ

ンドなお話です。
   インターンシップで学んだことは,普通は将来何かの役に立つだろうと考

えるべきものですが,今回の松井君の例のようにその日のうちに役立つも

のとは・・・正直驚きました。
   インターンシップに限らず,何かを学んで身に付けておくことは何かに役

立つものだと,今回の実例は証明しています。消防署では救命講習を受け

ることができるそうですから,受講してみることもお勧めです。
  『備えあれば,憂い無し』。いや『備えあれば,幸(さち)有り』と言うエ

ピソードでした。

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 今回の主役である松井孝則君です。
 (とても感じのいい好青年でした!体格も良さそう(^o^))
 


 

松井君と布施キャリア形成支援委員長
(松田学長との懇談は, 終始和やかなムードでしたよ!)




 


いつものように記念撮影です(^_^)松井君, ちょっと緊張しすぎかな?
 
 
 
 

 
学長から一言:事実は小説より奇なり! の主人公が今回は、学長室を訪問してくれました!!