私の所属する人間文化学部メディア情報文化学科のブログに、ことあるごとに長文を投稿していたからか、こちらのブログにも参加させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします!
1回目の今回は、昨年11月の「何かが動き出した! プロジェクトM」でも紹介されておりました、松永駅北口エリアでの「まちで学ぶ」活動プロジェクトの”その後”をお伝えします。新聞各紙にもご紹介いただいておりますが、プロジェクトMは、学内アンケート等ふまえ松永に多目的「カフェ」をつくる方向で動き出しています。学生の間で具体的なアイディアを募ったり、すでにこういった活動を行っている方々に話を聴きにいったりしているのが現状です。
昨日は、尾道にある家具屋「佐藤産業」さんにお誘いいただきまして、松永に拠点をつくるにあたっての空間設計のアドバイスをいただいてきました。プロジェクトMの学生たちに交じって、私も訪問させていただきましたので、その報告です。
今年で創業45周年を迎えるという佐藤産業は、西藤インター近くの藤井川沿いを走っていったところにあります。
家具の工場と聞いていたので、機械がトンカン鳴っている、忙しくトラックが行きかうイメージを勝手にもっておりましたが、
目の前に広がる光景は、ゆったりとした時間の流れるカフェといった感じで、倉庫の中はショールームになっていて、訪れたお客さまに、暮らしを彩る部屋丸ごと提案できるようにしているのだそうです。
自分が居心地のよい空間をつくるということは、こんなに楽しいことだったんだなということを思い出させてくれる、そんな空間です。
プロジェクトMのメンバーは、この空間の中2階のようなところで飲み物をいただきつつ、佐藤産業の松岡さんからお話を伺っていたようです。(こちらもまた写真がぼけていてすみません・・・)
今回は顔合わせの意味合いもあって、佐藤産業の家具の紹介や素材のこと、家具リメイクコンテストの様子や、お互いの業務・活動についての情報を共有しました。プロジェクトMのメンバーの中で考えているカフェのコンセプトをお伝えしながら、今後必要になるであろう家具のことなどに思いをめぐらせていたようです。こうやってじっくり家具のお話を伺っていると、普段何気なく座っている教室や図書館、研究室、喫茶店にある椅子や机、棚のことが気になってきますね。
最近、都内でも倉庫を改築したカフェや雑貨屋などが多くなってきており、天井の高さから生まれる開放感と、さまざまな家具を同じ空間に置きつつもシンプルに空間を見せるセンスなどなど、松永の拠点づくりに参考になることばかりの訪問となりました。室内にキューブを置いてまた別の空間を演出する、、までは広さ的に難しいかもしれないですが、福山大学ならではの複数の”顔”をもつ空間デザインに向けてのアイディアがまたむくむくと。
お忙しい中、松岡さんはじめ佐藤産業のみなさんにはたいへんお世話になりました。プロジェクトMの具体化に向けて、これからもさまざまな場面でご協力いただけるとのことで、とてもありがたく思っております。今後ともよろしくお願いいたします!
学長から一言:プロジェクトMのカフェ、楽しみですね。学生目線で作られるので、きっと街の人にも心地よいものになるでしょう。期待がふくらみます。