学長室ブログメンバーのJNです。今回は1/23(水)に本学大学会館ホールで行われた「学長からの贈りもの~山波神楽~」について報告します!
今回本学で演じて頂いた山波神楽団は、昭和45年に有志により復活し、平成9年に尾道市無形民俗文化財に指定されました。そして現在では18の演目を保存伝承し、約30名の団員にて活動されています(広島県には約320の神楽団があるそうです)。大学で演じて頂いたのは、「悪魔払(あくまばらい)」と「八岐大蛇(やまたのおろち)」の2演目でした。学生教職員はもちろん、地元の方々も多く来場され、この神楽を楽しまれました。
ちなみに神楽とは、ウィキペディアによると「日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞」だそうです。
さて、日頃は金属材料を溶かしたり曲げたり、時には顕微鏡で覗いたりしている自分にとってはこれまで全く無縁だったこの神楽、どのようなものか楽しみにしつつ早速大学会館ホールへ!
では、はじまりはじまり!
(1)「悪魔払(あくまばらい)」
これは、神座を清めるために神楽の前に必ず行うものだそうです。舞台にあるササは邪気を払う効果があるとのことです。(初めて知りました…)
(2)「八岐大蛇(やまたのおろち)」
大まかなストーリーとしては、稲田姫と出会った天照大神の弟(素戔鳴尊)が姫を八岐大蛇から守るために策を練り、退治して最後は姫と結ばれる…という物語です。
これは毒酒を運んでいるシーンです。この毒酒を大蛇に飲ませ、酒に酔った大蛇を素戔鳴尊が退治する…という策です。
大まかなストーリーとしては、稲田姫と出会った天照大神の弟(素戔鳴尊)が姫を八岐大蛇から守るために策を練り、退治して最後は姫と結ばれる…という物語です。
これは毒酒を運んでいるシーンです。この毒酒を大蛇に飲ませ、酒に酔った大蛇を素戔鳴尊が退治する…という策です。
意外だったのは、神楽の楽しみ方は黙って見るのではなく、演者と観客が色々やりとりをすることなのだそうです。そんなわけで、突然学長が舞台に呼ばれ、毒酒を運ぶ役を演じられました!
すばらしい演技です!
すばらしい舞があり、そして時にはショートコント?で笑いがあったりと、見に来られた方にとってはとても楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。神楽が見たくなった皆さん、秋祭りなどでこの神楽は奉納されているとのことですので、今回都合がつかなかった方はそちらでどうぞ!
なお、山波神楽団では団員を募集されているそうです。興味のある方は是非どうぞ! とのことでした! 是非若い人がこのすばらしい伝統を引き継いで行って欲しいものです。
学長から一言:「オケを運ぶのを手伝ってくれ」と言われて、「オーケー」と言ったものの、ババがババ役をやってもおもしろくないですよね。。。稲田姫の方をやりたかった!?!
学長から一言:「オケを運ぶのを手伝ってくれ」と言われて、「オーケー」と言ったものの、ババがババ役をやってもおもしろくないですよね。。。稲田姫の方をやりたかった!?!